編集のＳＤＸさん　逃げていませんよ？！　ちょっとヤボ用を思い出しただけ・・・

「カフェ９５９の日常」（第４回）

ここはＣ県のとある街、車好きの集まる一軒のカフェがあります。

その名は“カフェ９５９”。

９５９の由来は、スポーツカーの名前からだそうだ。
郵便番号ではありませんよ、念のため。

店の入口周辺では隣家の白い猫が“招き猫”として、いつも睨みをきかせる。
「お店の人はいつ休むのかニャ？」と猫もちょっと心配。


さあ、本日も営業開始。

作業に没頭しすぎるので、いつも時計代わりにラジオを聞いているマスター。
ラジオからちょっと懐かしい音楽が聞こえてきました・・・

ラジオ　：　（キッスは目にして　のふしで）

　　　　　　　罠　罠　罠に落ちそ～う♪

　　　　　　　タイベルの罠　オイルでハマる～♪

　　　　　　　オイルは硬めに　頻度はこまめに～♪


マスター　：　仕事のしすぎかな？　歌がみんなザフトラ絡みの歌詞に聞こえる。
　　　　　　　　昨日の夕方もそうだった（目をつぶり回想する）

　　　　　　　　　　　　　　　（回想開始）

ラジオ　：　シュタインメッツが４時をお知らせします

　　　　　　　ポ！　ポ！　ポ！　ポーン！（時報の音）

ラジオ　：　（子供電話相談室　のふしで）

　　　　　　　ザフトラ　ザフトラ　ザフトラ　ザフトラ♪

　　　　　　　乗りましょ♪

　　　　　　　タイベル　ウオポン　オルタに　エアコン♪

　　　　　　　替えちゃお♪

　　　　　　　ガタガタ　ブルブル♪

　　　　　　　ガッタガタ　ブルブル♪

　　　　　　　オイルも　交換♪

　　　　　　　はいは～い♪

　　　　　　　ザフトラ　修理は　９５９♪

　　　　　　　　　　　　　　　（回想終了）

マスター　：　やっぱり疲れているかな・・・。



カランコロン♪
（ドアの開く音）

どうやら新規のお客さんが来たようです。

マスター　「いらっしゃい　ようこそ９５９へ」

新規客　「今日は車を見せてもらいたくて来ました」

マスター　「では実車を見ながら説明しましょうか？」

新規客　「外車って初めてなんですよ・・・」

マスター　「そういうお客様が多いですよ。　何故、当店を？」

新規客　「ブログを見て、親身になってくれそうな印象を持ったので。」

マスター　「ホントですか？　それは嬉しいな！」

新規客　「それと、この小説を読んで・・・」

マスター　「！！！」


　～　「奇跡のガレージ（仮）」　ＳＤＸ総研で大絶賛連載中！　～

しつこい？　じゃ、この辺でＣＭは終わりますネ。



マスター　「運転席に座ってみてください」

新規客　「それでは失礼して・・・」

ウインカーの位置が国産車と逆であること。
シートのリクライニングがダイアル式であること。
エアバッグなど安全装備が充実していること。
チルト＆テレスコ装備のステアリングなど細かく説明するマスター。

新規客　「なるほど。　よく考えられて作られているのですね。」

マスター　「キーが付いているのでエンジンを掛けてみましょうか？」

新規客　「（エンジンを掛ける）　重厚な音がしますね。」

マスター　「じゃあ、試乗しましょうか？」

新規客　「！！（嬉しそう）」

なんと自然な試乗への誘導でしょう。
“Ｇマジック”は整備だけに限った話ではないのです。

忘れていませんか？　本業は「自動車販売業」。　

「そこんとこヨロシク！」　「よろしく哀愁？！」なのである。

さて、商談の方はどうなったのでしょうか？

新規客　「私は気に入ったので、すぐにでも契約したいのですが・・・。」

マスター　「高い買い物ですからね。　焦らず、納得した上で決めてもらえれば・・・。」

新規客　「今度は家族と一緒に来ます。　帰省で長距離を乗るのですが、試乗すれば妻も分かってくれると思うので…」

マスター　「そういう使い方をされるのであれば、この車はピッタリです。　車には自信ありますし、奥様にも乗って理解してもらうのが一番だと思いますから。」

今回は契約とはいきませんでしたが、きっと、この新規のお客様は９５９で車を買うことになるでしょう。

何故かって？

それは、新規のお客様の心に、“９５９”というタネが蒔かれていたから…。
（出典元：ハートキャッチなんたら）

このお客さんも、いつの日か「マイＧＴ！」なんて言い出すかもしれません。


マスターの人柄に惹かれて、今日も人とクルマが集まるカフェ９５９。

本業は、自動車販売業のカフェ９５９！（汗）

“一期一会”をモットーに今日も絶賛営業中！