イングランドから届きました。
プジョー207用のハンドルボスと
クイックリリースシステムです。
ボスはMade in Italy.
裏側に素があり、あまり誉められたクオリティーではありませんね。強度は十分に有りそうですが…
イタリアの工業製品への向き合い方が見てとれます。
クイックリリースシステムはMade in England.
美しいですねぇ。
嵌め合いのシッカリ感や
少し硬いバネで弾かれる剛性感など、
素人目線では納得いく仕上がりです。
イギリス人の仕事はどうも安心感があります。
二つで、送料と税金分込みで25000円位でした。
ここからは、しょうもないウンチクが始まるので、
見て損したと思っても許せる方だけ。
ハンドルリリースの大事な仕事は二つあって、
一つ目はハンドルが外れることですね。
じゃあ、二つ目は…
ハンドルが外れないことです。
アホちゃうかと言われそうですが、
むしろ二つ目が重要なんです。
外れることは容易いんですよ。
タイラップかなんかで止めとけばいいし、
外したかったら切ればいいですね。
ここまで極端にやると分かるんですが、
中途半端な例で気付きにくいのが、
Chinaのパクりです。
外れ難かったりしますが、外れます。
でも希に外れそうになります。
こんな場合です。
多分、作り手が外す事しか見えてない、
外れてはいけないことを見ようとしてないから
そのクオリティになってしまう。
こんなことを考えてみました。
で、届いたこいつらを眺めてあれこれしてたら、
結婚式に遅刻ギリギリでした。
同期の結婚式に招待頂き、
人生初のネズミの国に行きました。
ミラコスタにて、人前結婚式が行われたわけですが、
仕事のクオリティの話が続きます(笑)
先程、イタリアを下に見ましたが、
今度は誓いを見守るメイヤーである
イタリアンの仕事のクオリティに驚かされたわけです。
みんなでアモーレと叫びましょう。
彼が陽気に、且つ嫌味の無い程度に恭しく、
皆を先導していきます。
彼の仕事のクオリティだから、
全員が素直に入っていけたと思われ、
挙式は楽しく執り行われました。
こういう人の感性を掻き立てる仕事のクオリティは
ラテン族がピカ一なんだろうなぁと、思い知りました。
種族は限られた環境で戦って生き残るために
選ばざるを得なかった選択をして残ってきた結果が
今の姿なんだろうなと。
式が終わって、ずっと考えてました。
さらに、披露宴では、
主賓が挨拶の冒頭で、
ネズミの国も高々キングネズミ一匹で
80年生き抜いてきたわけではなく、
時代と向き合って必要な選択をしてきたからこそ
多くの人を喜ばせる事ができて、
今のネズミ帝国があるんだよと仰っていました。
やはり仕事のクオリティ故に人々は満足し、
その仕事をした集団が選ばれていく。
ディズニーのおもてなしのクオリティは非常に高く、
結婚式も非常に愉しく過ごせました。
老若男女問わず。親族の年長者の方々も
キャラクターが出てきて手拍子したりと、
年が全くバラバラなみんながひとつになっていました。
家と家が手を結ぶという、現代では忘れられがちな
結婚式の本質的な目的を気づかない間に
達成させているんです。
たかだか手を叩いたくらいでは
なにも変わらないのも事実ですが、
同じ流れを共有出来るチャンスを生かさない
よりよっぽど素晴らしいと思ってます。
流石、No.1のエンターテイメントパークだなと。
What a excellent they are!!
私の知る言葉ではこれが一番適切な表現だと思います。
私はゴミゴミしたことがあまり好きではないし、
ネズミやアヒルにそんなに興味ないので、
ディズニーランドに遊びに行きたいとは思いませんが、
この挙式は多くの人が満足できるはずです。
式挙げるのは相当高そうですけどね(笑)
もし招待されたらまた行きたくなる結婚式でした。
お幸せにね。
Posted at 2013/02/24 13:08:26 | |
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