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2016年11月11日 イイね!
いや〜ビックリでしたトランプ大統領‼︎

まあ、なってしまってものは仕方ない(笑)

米国の民意であるから、とやかく言っても仕方ない

しかし、その背景にある民意がどこから来るのかは理解しておく必要がある

どうも日本でのトランプ氏への報道は過激な部分のみがクローズアップされすぎていたのでは無いだろうか

その部分だけ見ると多くの人がトランプ氏に投票した理由が説明出来ない

その民意の根底にあるのは格差社会である

富める者とそうで無い者の差が開いてきている

グローバルやITの波に乗れたもの(企業)と、そうでないもの

いわゆる中間層が減る中抜き状態になりつつある

それに対する不満の表れがトランプ大統領と考えられる

本題の自動車業界へのインパクトは、あちこちで書かれているので、あえて書く事もないかもしれないが…

トランプ氏に発言が全て実行されるわけではないだろが保護主義的な動きとなる面は否めない
(大統領になるまで労働者の味方のフリをしているだけで、有言不実行になる可能性も高いのでは?)

特にメキシコから米国に輸出する関税が引き上げられると、各メーカーの思惑が外れる

一方、大手メーカーは殆どメキシコに進出を決定していただけに、どこにメーカーが得したことにもならない

メキシコに限らず輸入関税が引き上げられるれば米国生産を増やす方向に向かうトランプ氏の思惑通りに進むだろう

関税は協定があるので簡単に変更できないが、ドル安施策を取る事は比較的容易である

この手の施策が出ると、まずは原価低減の大合唱となる

間違いでは無いが大きな落とし穴でもある

同じ利益を出すには、原価低減か売価アップか量(台数)を増やすかの3つしかない

本来やるべき事は売価アップだろう

つまり高くても買ってもらえる魅力的なクルマを提供する事である

10万円高く10万台売れば100億円の増収となる
一方、既にコストギリギリなのに10万円クルマを安く作るのは容易でない

例えば新型C3

このクルマは安いから買う人は少ないだろう
好きだから買う人が多いはず、例え10万円高くても‼︎

経済性ばかり重視するユーザーだけをターゲットしていると、こんなクルマは作れない
(そうゆうユーザーを大量に作ったのは日本メーカーだが)

魅力的なクルマであれば高くても売れる

こんな原理原則を忘れてはいけない

これから各メーカーの発言に良く耳を傾けて欲しい

コストダウンしか言わないメーカーの将来は厳しい

高くても売れる魅力的なクルマ作りを目指します‼︎っと言い切れるメーカーは生き残れる
2016年11月07日 イイね!
本日の日経の記事にトヨタのEV(電気自動車)参入の記事が掲載された

2020年までにEVを量産するという。
ようやくというか、やっとというか…
以前よりも2020年がEVのターニングポイントとなる事を記載してきたが、どうにか間に合いそうである

さてトヨタのEVの実力は、あるのか?
テクノロジー面ではドライブトレイン系はHVが、そのまま流用することが出来る
っと安心してる節があるが、それほど単純ではない

HVのそれに最適化されたシステムは、EVに流用すると無駄な部分が多くなる
モーターのパワーも今より遥かに上がり、配線やパワートランジスタの電流容量ひとつとっても段違い
コスト競争力を確保するにはない殆ど作り直しになるはずである

また、近年の開発ではハードウエア以上に ソフトウエアの開発に時間とコストがかかる
テスラを見ていると、電池の充電、放電制御だけでも、かなり緻密に行なっている
何をすれば電池が持つのか
こんな事も実車を導入しているからわかるノウハウが多くある

EVに出遅れた、この数年はトヨタですら簡単に取り戻せないだろう
2020年までの4年間
本気でやるなら、燃料電池車の開発を止めてでも、EVに注力しなければ厳しい
プリウスに電池をいっぱい積めば良い的な発想で、EVに参入すると
競争力がなく赤字垂れ流しとなる

記事を見ていると、新規電池材料の開発が挙げられている
ここは、まさにキー技術であるが、それだけでは勝ち抜けない
投資金額も不明確ななか、本気度がイマイチ感じられないのは、記事の書き方なのだろうか?

いずれにせよ、トヨタがEVに舵を切った事のインパクトは大きい
日本の他のメーカーや素材産業も追随するだろう

2017年の東京モーターショウでは各社の(張りぼてでなく)本気のEVが並ぶ事を期待したい




●最近、ネット依存症が悪化しているので(-.-;)y-~~~、みんカラの閲覧も基本止めています。m(._.)m
2016年11月02日 イイね!
アウディがWECから、VWがWRCからの撤退するとの報道がされた

排気ガス不正で巨額なペナルティーを受け資金的に厳しくなった事が背景にあるのは間違いないが

マーケティング的には別の要因で捉える事が出来る

アウディはWECに変わってフォーミュラEに注力するという

毎回書いて恐縮だが、電気自動車への潮流は、更に大きくなった
(ノンビリしているのは日本メーカーだけ)

中国は元より、お膝元のドイツでも政府の指導で電気自動車へのシフトが進む

2020年を境に一気にその流れが加速するはず

その時に電気自動車におけるブランドで優位に立つ
これがアウディの戦略と読み取れる

恐らくこの流れはメルセデスやBMWへも波及する
レースの主戦場はフォーミュラEになる事もありえる

VWのWRC撤退は中国市場と北米市場と関連する

中国でのWRC開催はメドが立たず、米国でのWRC人気もイマイチ
一方、ヨーロッパでのブランドは十分確立されている
WRCに参加するメリットが弱い事が分かる

更に、レースベースのポロはモデル後半になりWRCに勝っても、更なる販促に繋がるか疑問がある

そんな中、4連覇したことでブランド確立の役目を果たしたと考えるのは自然である
(ルマンで勝てずWECから撤退出来ないトヨタはその逆)

VWは北米でのブランド立て直しが急務である
それを考えると最近北米でも人気の上がってきたグローバルラリークロス(GRC)へのワークス参戦が予想される
(そんな発表はされていないが)

GRCはWRCに比べれば格段にコストが掛からない
更にGRCにも電気自動車クラスが出来るらしい(VWが注力するならココ)

将来
F1⇨フォーミュラE
WRC⇨GRC
へとメーカーの主軸が移っていく可能性も高い


ちなみにトヨタのWRC参戦はヨーロッパでのブランドが弱い事を考えると(現代の方が売れている)。
その価値は高い。VWに変わって覇者となる事を期待せざる得ない(そう簡単ではないでしょうが)。

来年からWRCはTV放送が始まる、とても楽しみである(^.^)
2016年10月13日 イイね!
トヨタとスズキの提携が正式に発表された。
水面下で交渉されていた事は知られていたので、やっと!という感じである。

発表が遅れた理由の一つはダイハツとの関係性である。
ダイハツを資本提携から完全子会社にしたのはスズキとの提携の為とも言える。
スズキとの提携にはダイハツの了承を得る必要がある。
完全子会社化によりそのハードルを下げたのである

もう一つは上記の理由とも関連するが、独占禁止法の回避である。
今回の提携は資本提携でなく技術提携とうたっている理由である。
提携形態の整合に時間がかかったと推測される。

この提携は両者にとってメリットが大きい。
報道されているようにスズキとしては、次世代の環境技術の担保がで来たのである。
(他社からの買収防衛策の面が一番だが)

トヨタとしては苦戦しているインド市場の足がかりが出来る事が最大のメリット。
スズキを他社に取られるのは、何としても阻止したかったはずである。。

マツダとの提携も、マツダの技術が他社に流れるのを嫌ったのと考えている。
(トヨタの意向でマツダとスズキの資本提携は考えられる)


さて、この提携で何が起きるか?

一番大きいのが、軽自動車規格の撤廃である。
軽自動車の大手2社がトヨタグループになった事で、その土俵が出来たのである。
軽自動車の枠があるから独占禁止法に抵触し資本参加出来ないのである。

また、グローバル戦略上軽自動車規格が足かせになっていると考えていると思われる。

個人的にはクルマが肥大化していく中で、軽自動車規格は価値のあるモノだと思っているが…

おそらく軽自動車を含む自動車税制の抜本改革の検討が始まる

排気量に応じた税制区分はハイブリッドや小排気量ターボの技術が進んだ今となっては、そぐわないからである。


課題もある
それはスピード感である

例え電気自動車へのアプローチや展開計画はトヨタですら世界から遅れ始めている。
トヨタはテスラやウーバーとの提携しているが、具体的な成果や道筋を示していない。
手をつけて、それで安心してはいないか?
自前主義であったトヨタは他社との提携が苦手に見える。

トヨタとスズキの提携は液晶と同じ、日本の弱者連合になりかねない。


そしてトヨタ連合の問題は各メーカー間の役割分担が出来ていない事。
下手すると共食いになりかねない。
特にプレミアムブランドが手薄である。
(ここはVWグループがダントツである)


そして、今や世界最大の市場となった中国市場への足がかりがつかめていないのである。



これらを鑑みてトヨタの次の提携を考える

まずプレミアムブランドに対しては、ブランドを買う事が手っ取り早い。
例えばランチア辺りはフィアットは手放す可能性が高い。
若しくはPSAやBMWとの提携を深める可能性もある(BMWへに資本参加は、その生い立ち上難しいと思うが)

そして中国市場向けてはGMとの提携が考えられる。
GMとしてはトヨタの技術が欲しい。
トヨタとしてはGMに技術や部品供給する事で、特に中国市場が主戦場となる電気自動車のコストを大幅に下げる事が出来るからである。
政治的な意味もありトヨタが直接中国市場をカバーするより、GMと連携して技術的にカバーする方が得策である。

次は何が起きるか⁉︎
2016年10月03日 イイね!


第10話「約束」

そう、目標が完走から変わった

「必ず勝ちます、ここにいる泣き虫なKODORAと一緒に」
彼らの手が肩にかかる

「泣いてなんか、いないわよ。目にゴミが入っただけ」
ありきたりの言い訳である

「さて行くぞ」
クルマに乗り込む機材のセットアップをする
スタート地点へ移動する
トップのセーラとのタイム差は59.93秒、ほぼ1分であった
♯31車と違い、手抜きしてなかったのである。
まず逆転する事は不可能である

「それでも」
彼はあきらめない言葉が胸にささる

不可能であっても・・・・そんな気持ちが、セーラへの不安を拭い去る。
今この時間を精一杯生きようリョウと共に
それが、どんな思い出になろうとも

シフトに置かれた彼の左手に右手をかぶせる

「勝とう」
こんな、こんな言葉が言えるようになっていた

「必ず」
そう言って、リョウが右手をその上にかぶせる

そして私の左手をその上に

オフィシャルがスタートラインへ誘導する
機器の最終セットをする

「準備OK」

「了解」
彼が敬礼で返す
笑いが車内を包む
最終SSも特別ルールのままトップから1分間隔でスタートする
セーラの♯30ロードスターがスキール音と共にスタートする
カウントダウンが始まる…スタート
黄色いロードスターも、それを追うように発進する
最初はやや登りのストレート
甲高い排気音がこだますると、修復されたリョウのロードスターは明らかに速くなっていた
それでも前を行くロードスターはまったく見えない

「さすが2リッター、最初の登りは速いな」
言葉のわりには余裕が感じられる

「アール2 30 アンド L5 そこから一気に下りよ!」
「ああ、わかってる」

そう、ここは初夏にリョウと訪れたコース
あの時の記憶を呼び戻す
コーナーでの横Gが以前と違う
乗り心地が固くなり、タイヤが小石をフェンダーに叩きつける量も増えている

「アンド 200 アール3 す エル5」
ブレーキしながら姿勢を制御、やや滑りながらタイトコーナーを立ち上がる
気のせいではない、間違いなく速くなっている
指示を出しながら、チラッと見る彼の横顔は楽しそうだった
高揚感と充実感、集中力が上がる

「エル2 左に落葉だまりがあったはず」
ラインをやや右に外して、落ち葉をかわす

「サンキュー、良く覚えてるな」
過去の記憶を総動員して、リスクを伝える

そして、前を行くロードスターが視界に入る

「あいつ・・・・」
コースの唯一の直線区間、その先で♯30のロードスターがいた
あきらに速度が遅い

「トラブル?」
そんな私の問いに彼は笑う

「ああ・・・、ただ壊れているのはあいつの頭だ」

リョウのロードスター近づくにつれセーラの♯30ロードスターも加速する
ありえない2台のロードスターのランデブーとなり
再びコーナーの続く区間に入る

「勝ちに行くぞ」
確かにセーラとのタイム差はジャスト
追い抜く事が出来れば逆転となる



ここからは、雨水が路面を濡らすスリッピーな区間になる
所々路面に水と落ち葉が積もる
前を行くロードスターのペースが落ちる
リョウは追いつくも、一定の距離を保つ
そう簡単に抜けるもんじゃない

「うまくなったもんだ」
彼の独り言は、良く聞こえなかった

「アンド 35 エル3 す アール5、この先猿が出たところ、右の水たまりに気をつけて」
「いたな〜そんなの」
彼の記憶にも小猿が残る
実際、あの時の小猿はロードスターが駆け抜けるのを見ていた
森の中で親にくっつきながら
最初の左コーナーを抜ける
一気にセーラのロードスターに張り付きイン側に入ろうとする
当然セーラはインを開けない

「次で仕掛ける」
アウト側のラインを維持したままブレーキキング
セーラのロードスターは切り返しインベタでスピードを乗せたまま右コーナーに突っ込む
リョウはアウトからハードブレーキングで鋭角に曲がる
コーナーを立ち上がった所には落ち葉の水たまり

そう小猿のいた
遠心力のかかったままインについてセーラのロードスターは落ち葉でフロントがスリップし一気にアウトにはらむ
そのインに直線ラインでリョウのロードスターが飛び込む
水たまりで多少タイヤが空転するもラインは維持
セーラのロードスターはラインが外れアンダーステアと格闘している。
サイドブレーキでリア加重を戻すも減速は免れない

次のコーナーまでは長めの直線
半車先行して立ち上がりリョウのロードスターが引き離しにかかる。3速にシフトアップするとパワーの差でジリジリ詰められる
イン側にはセーラのロードスターで不利である
黄色ロードスターのコホウが一気に甲高くなる
強まった加速感と共に、セーラのロードスターを引き離す
そのまま、次の左コーナーに飛び込む

「よっしゃー」
彼の雄叫びに、こちらもガッツポーズになる

「アンド 80 L3…」
この後リョウのペースにセーラはついていけずジリジリ離れ
3秒差をつけてゴール

ゴール地点は、この日一番の歓声に包まれる
多くのメンバーがゴールで待っていた

「やったね」

「ああ、やった」
グーのゲンコツを手袋ごしに突き合わす
クルマから降りると、ヒカルに抱きつかれる
涙でぐしょぐしょなのは、ヒカルの方だった
リョウもメンバーに囲まれもみくしゃみにされている
サポートスタッフ、サポーターみんなで勝ち取った勝利だった

勝利の余韻は、表彰式にうつる
3位はブリティッシュ マツダレーシング31番
2位はブリティッシュ マツダレーシング30番
セーラのクルマである

そして、真ん中にリョウと二人で立ち上げる
3位、2位とのドライバー、コドラとも握手
セーラに対する感情も、その場の雰囲気にかき消されていた
拍手の中、優勝の盾が渡され月桂樹がかけられる
盾を高々と上げ、みんなの声援に応える

セーラが再び、握手を求めてくる

「おめでとう、完敗だわ」

「ありがとうございます」
しっかり握られた手は、何故か温かみを感じる

「あんな思い切った突っ込み、昔のリョウだったらやらなかった」
「よっぽど、コドラの事を信じてたのね」
「これからもリョウを宜しくね」
意味が理解できない

「ねえ、リョウ」
振り向きセーラのコドラと話しているリョウに声をかける
リョウが振り向く

「あなた、記憶戻ってるでしょう」

「エッ…」
困った顔をするリョウ

「バレてたか」

「あんな走り記憶喪失のままで出来るわけないじゃない」
「だいたい、何故ウチのコドラと英語で話せるのよ」
そういえば、普通に英語を話していた

「そりゃそうだ」
頭をかくリョウである

「それに、あんな抜き方、私にしかしないでしょう」
笑ってごまかすリョウである

「そりゃ、お前に運転を教えたのは俺だ、お前の走りは手に取るようにわかるさ」

「だとしても、クルマをぶつける事を人一倍嫌がるリョウとは思えない強引さよね」

「それは、生意気な妹の鼻をへし折りたかったし…何よりこいつと約束したからな」
「勝って」

え、え?妹!?

ッフ~、セーラのため息である

「愛は勝って…ちょっと古くない」

「そういう事だ」
左手でセーラを右手で私の頭を撫でる

「い、妹って?」
セーラがリョウの手を振り払う

「そう、この偏屈なヤツは私の兄さん、腹違いのね」
「言ってなかったの?」
この言葉を聞いた瞬間に力が抜ける
そして意識が遠のく



気がついた時は、サービスカーのシートで横になっていた
リョウの膝枕で

「リョ、リョウ…私…」

「気がついたか、びっくりした、いきなり倒れるから」
起き上がろうとする私を制する

「ドクターは疲労からだろうって」
倒れる前の記憶が蘇る

「セーラさんって…妹さんなの?」

「ああ、俺の母は俺を産んですぐ他界した。オヤジが2年後に再婚して出来たのがセーラだ」
私の頭を優しく撫でながら、話してくれた

「オヤジは仕事でイギリス、俺は爺さんの家で育てられた」
「また、この爺さんも変わりもので…」
話しを聞くうちに涙がとめどもなく流れてくる
リョウの顔も見えない
リョウのお腹に顔を沈める

「泣いてるのか?」

「なんでもない、目にゴミが…」
そのまま言葉に詰まる

リョウが膝を少しずらす
リョウの顔が正面にくる

「ありがとう、ユキがいたからここまで来れた」

「そして…一生俺のKODORAをやってくれないか」
リョウの顔が近づき、そして唇に





そして、榛名湖のホテルでの祝賀会
リョウの父がヨーロッパから遅れて一時帰国
親子3人の再会となった祝賀会
この祝賀会でリョウは私を生涯のKODORAと宣言する

盛り上がる宴会をそっと2人で抜け出す
湖畔の見渡せるホテルの駐車場、そこには黄色と白の新旧ロードスターが並んで月の光に照らされていた

数々の出会いと、永遠の誓いを運んできてくれた自由の翼をもつ2台
もらった月桂樹をボンネットにそっと置き、クルマにもたれかかり月の光に照らされる湖面を見つめる




エピローグ
沈みかけた夏の太陽の光が湖面をダイヤモンドの輝きで埋め尽くす

ホテルから続く湖畔に一台の黄色いロードスターの横に白いいワンピースを着た女性が立ち、湖の先を・・そのまた先に視線をおくる
心に映っているのは10年前のここでの祝賀会
その時も、このクルマがそばにいた

「ママ!!」
我にかえり振り向くと6歳になったユーヤが走ってくる
何かを背中に隠しているようである

「プレゼント」
背中から手品師のようなそぶりで出した手にはヤマユリ

「あら綺麗、ありがとう・・・これママに」

「お花好きでしょ」
この笑顔は父親似・・いやお爺ちゃん似かな・・

ユーヤが走ってきた先に、白髪の男性が笑っている
ユーヤのお爺さんである
笑顔で会釈する

「どうして知ってるの?」

「パパの真似っこ」
照れ笑いする息子から、花を受け取る

「明日はユーヤがKODORAやるからね!」
行きたいところを決められるのがKODORAだと思っている息子に苦笑い
これを言うためにプレゼントを持ってきたのかもしれない

「っで何処にKODORAしてくれるのかな?」

「え~と・・・」
考えなしだったようである

「明日はパパも来るのよ」
半年ぶりの父親の帰国である
ユーヤの顔が晴れ上がる

「なら、ゴーカート」

「了解!」
敬礼する私に、ユーヤも敬礼してかえす

「約束だよ」

「約束か・・・・」
湖面のさざ波が、あの時の記憶を鮮明に呼びもどす




あとがき
まずは、最後まで駄文に付き合って頂いた事に感謝いたします。
恐らく皆さまの想像通りの結末だったと思いますが、いかがですか?
第一話で書いたように、「クルマの価値は出会にある」これが、この小説のメッセージです。
一人でも多くのクルマ好きの女性ができることを願っております。

一息ついたら、みんカラ以外のブログでβⅡ版(もう少し書き込んだもの)の掲載を始める予定です。
Posted at 2016/10/03 21:02:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説【KODORA】 | 日記
プロフィール
「@Mr.ポンポコ さん、それは凄い‼︎。県別のプジョークラブでは最大では⁉︎」
何シテル?   12/04 17:27
空冷ビートル乗りのサンナナワーゲンです。 《エンジニアリングとマーケティング》とゆうマニアック?なブログを脳トレ目的で朝の通勤時間(30分間)に書いていま...
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