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私の師匠（大学の恩師）が札幌を離れることになり、処分しようとしているのを知ってしまった。一応Mac使いの端くれとして引き取ることに。
20ウン年前、当時アメリカのラボで働いていた時に購入し、一緒に帰国したもの。

大学生になったころClassicⅡが丁度発売されて、型落ちにClassicが現品限りの格安処分で25万円くらいだったかな。当時の漢字Talkの日本語はヘンな外人状態。

理系だった私の周りはみんな98。コマンドラインでしか操作できないパソコンには全く興味が持てず、Macはとてつもなく洗練されたものに見えた。Windows95なるものがでて世間が大騒ぎになった時も今更何？と思ったり。

廉価版のClassicがでたころもSE/30なんて高嶺の花で縁はない。そのあこがれのSE/30。


オブジェとして保存しようと思いつつ、やはり通電してみる。

やっぱり・・・「ジャーン」すら鳴らず。しかもこの画面は・・・シマシマックならコンデンサー交換でいけるっぽいのでよかったのに。いきなりロジック探しか。。。国内では見つからないかも・・・

いや、オブジェだから通電しなくても良いんだ。

でも、コンデンサーとICチップは何とか入手できそうだし・・・

いや・・・
でも・・・

そう言えば、何故か他にも電源ユニット修理中のMacintosh IIsiとかACアダプターがなくて動作確認していないPowerBook100もある。PPC以降はどの機種も大体いけるんだけど、68kはまだ手つかず・・・

それにしても、どういう訳か古いモノに祟られている気がする今日この頃。

20年前のクルマはまだいけるけど、20年前のMacは流石に厳しいかな。

逆に考えると、メカニカルな部分の多いクルマは20年経っても結構いける。

ということは、まだしばらく乗れる？

話がずれた（笑）

修理したり、動作確認したり。

まず、超長期預かりのPowerBook G4 Titanium最終型・最高スペック。左スピーカ不良で交換作業。この機種はロジックボードを外し、ほぼ全バラシでようやくアプローチできるというメンテナンス性を一切考慮していないステキマシン。当然ながら組み込まれているフォスターのスピーカーはこの最終モデル専用の特殊サイズで入手不能。

お預かり個体は、コレクションに近いコンディションのものでわずかな失敗も出来ない。
数年振りの作業なので、iFixitのマニュアル参考に記憶を取り戻しながら。ボードの両面にある無数のチップコンデンサたちは、触らずに作業できるものならやってみろという挑戦的態度（笑）アップルサービスの専用工具などを駆使しつつ何とか無事に作業終了。

分解したまま長い間放置されていたので、どうなる事やら・・・



「ジャーン！」やれやれ。無事に起動してスピーカーが問題ないことも確認。なぜかZARDのCDを引っ張り出して1時間ほど動作確認し無事完了。これにてPowerPC搭載Macの修理業務は完了。のはず。万が一再びG5の修理を頼まれたりしたら、二桁万円なら考えようかな？（笑）
そういえばMacBook Pro(Unibody)の液晶交換アップルでは10万円程のものを2万円ほどでやったりしたな。
ガラスを外すのが面倒でドライヤーとヘラとサクションカップで格闘したり。



手元に残った部品取りPBG4の残骸を見ていると悲しくなってきたので、スピーカー無しで組み立てる。起動するものの起動途中でバックライトが消えてしまう。インバーターが逝ったかと思いつつ釈然としない。Macお約束のPRAMクリアを。普通に点灯するようになった。記憶にある限りはじめてのパターン。やれやれ。どこかの国のクルマと同じ。よく分からないけど普通に動くようになったからいいや。
ここまで来ると欲が出てきて、スピーカーを何とかして完成させようかという考えが浮かんだり消えたり。



G4が終わると、何年も放置されていたPowerBookG3達が気になり起動を試みる。

第2世代Wallstreet、第3世代Lombard、第4世代Pismo。
WallstreetとLombardはバッテリーは空なもののACアダプタで一発起動。
流石にプロのマシンを多数修理して高い信頼性を確認済みの私の修理技術！と自画自賛（笑）
いや、あまたのアップル正規サービスプロバイダと真っ向勝負をして一度も負けていないのだから自信を持っていいはずだ。



ところが、一番新しいPismoが全く反応無し。。。いろいろやっても起動する気がない模様なので、少し放置。
もういちどアレやってみるか。PRAMクリア。だめだ電源が入らないから無理。

精密トルクスを引っ張り出して、全バラシにしてやるぞと脅してみる。待てよ電池切れのバックアップバッテリが悪さをしている？とコネクターを外すと「ジャーン！」やれやれ。



自分でセル交換したバッテリーは見た目は悪いけれど、ちゃんと充電されている。

久しぶりに起動してみると、なぜかOSが10.4しか入っていない。折角なので9.1を入れてみよう。

こんなことをやりながら、当時のAppleについてすこしだけ考える。

1998年にジョブスが復帰しiMacが大ブレーク。同時にアップル本社から原田泳幸氏が日本の法人の責任者になる。

彼は当時のアップルジャパンを危機から救ったのかも知れないけれど、その中身は大企業がどんなにやりたい放題やっても許されるという事の様にもみえる。その後の原田氏の言動・行動原理は一貫していて「Macからマック」にいっても、その後ベネッセにいっても垣間見える勝てば官軍で反省はしない、という確固たる意志を感じる態度。

いまは裏を取って正確なことが書けないので後日改めることにするが「Macは大好きだけれど、Appleという企業は最低だ」といってアップルジャパンを離れていく人の話は何度となく聞いた。そしてそういった人たちはアップルを去って尚Macを愛用し続けていたようだ。

少し脱線したが、Macに触れていると多少不具合が出たとしても動作している時はすばらしく使いやすいもの、製品がよくてもそれを提供する環境に難があること。などについて考えずにいられなくなる。

原田氏がPCJに来たら何をするのか想像してみたくなったり、考えたくなかったり。




ともあれ、みんな起動してよかった。

最近はリンゴしか出てこないけれど、タイトルのHappy Macが出てくるとなんだかホッとする。誕生日を祝ってくれたり、謹賀新年と表示されたり気が利いていた。Macを起動して今日が誕生日だったんだと思い出したり。

つぎはデスクトップ編かな。

iPod touchを第5世代に買い換えたのを機に、MacBook Pro Mid2007のOSをSnow Leopardから、Lionにアップして、iCloudデビューしようと無謀な計画。
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OS X Lion のシステム条件

Lion を使うために必要なものがコンピュータにそろっているか確認してください。

Intel Core 2 Duo、Core i3、Core i5、Core i7、または Xeon プロセッサ
Mac App Store からインストールするために、Mac OS X v10.6.6 以降 (推奨は v10.6.8)。オンラインの Apple Store で入手可能な OS X Lion USB メモリを使うと、Mac OS X v10.6 がなくてもインストールできます。
7 GB の空きディスク容量
2 GB の RAM
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Core 2 Duoを入れるな！アプリを一つも起動していないのに、CPU稼働率60％って何？何も作業出来ない。

使えるって〜のは、アプリを起動してそれが作業の負荷に耐えられると言うことで、OS起動します！じゃダメなんだよ。ちょっとは考えっちゅーの！

は〜ダメだ。「お客様の環境ではLionもMountain Lionもお使い頂けます」とのAppleストアのコールセンターの返答を信じた私がバカでした。何度同じ目にあったことか・・・。

くそ〜。買ったLionどうすればいいんだ。Snow Leopardプレインストールの中古をわざわざ探すのかよ。

何なんだ！

というわけで、まだApple Storeで購入可能（電話のみ）なLionですが、2008年モデル以前のマシンにはインストールしないで下さいね。（え？今頃知ったのかって？つっこまないで。）

Macは、全て自己責任でお使い下さい。記載されていることが正しい保障は一切ありません。昔からだけどね。

いい加減、Windowsしっかりしてくれよ。何買えばいいんだよ。IBMはやめるし、HPも怪しいし。は〜。

本日iPod touch 5th generationが届きました。発送は中国深センより納期は5日。

5月31日付で価格改定。購入したモデルは、32GBのため\24,800が\29,800に値上げされました。どうしようかと迷っていたところ、念のため整備済製品を調べるともう価格改定が反映されており、\22,400が\25,400になっていました。

おかしい。価格改定の前に返品されて整備が終わっているはずの製品が全て値上げ？ちょっとそれは・・・。

とおもっていたら、たまたまなのか誰かクレームを入れたのか例によって謎だらけのApple Store価格改定前の\22,400であるじゃないですか！しかも全5色！！今買わなければ、絶対に値上げされるので思い切って買ってしまいました。なんだか得したような乗せられたような・・・。まあ、いつもこんな感じです。

で、性能の違いはもう知っていましたが、手元に届いて確認しました。みんカラアプリを入れたりなどなど。

一番の違いは、CPUですね。iPhone 4Sとほぼ同じデュアルコアプロセッサ。これは速い。もう一点はカメラ。これもiPhone 4Sと同じで一気に性能アップ。やっと使えるレベルになりました。


4thで5thをとったらこんな感じです。光が弱いともうノイズだらけで何やら訳がわかりません。フォーカスも甘い。


逆に、5thで4thを撮影。結構良い感じです。

これからは、5thで行きます。鞄にちょっと入れられる薄さと長時間の電池寿命が魅力。これで当面はガラケーとiPod touchを組み合わせて外出します。カメラもこれで何とかなりますし。

コストパフォーマンスは良好だと思います。ただし、旧価格なら。

今日は、PowerMac G5動作品の最終出荷。

修理受注時の代替機（皆さんお仕事でお使いなので代車？相当）として全国を駆け抜けた特別仕様。

洪水になると困るので、水冷を空冷に改造したスペシャルマシンです。何ヶ月も全開で連続運転したり、耐久テストか！という状況で貸し出す私も冷や汗ものでした。ですが、すべて乗り切ってくれました。

しばらくガレージでお休みしていましたが、最後のオーナーの元へ送る前にチェック。


電源を入れてモニターをつないで・・・。あれ、ジャーンがならない。（汗）ん？



メモリか？（修理の経験がいきる瞬間）たしかに起動はするが、メモリが半分しか認識されていない。差し直し。


内蔵電池もないので新品に交換。（最後の在庫品）


無事起動して、梱包へ。

かわいがってもらえよ。