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先月末の大雪直後の出来事。
仕事で島根県の某所を走ってたら・・・


仕事車を落としましたorz
他の車が走った轍に沿って走行してたのですが、実はこの轍がクセモノで道の縁ギリギリを走った跡だったのです。


あぁ、やっちまった・・・
私もいいオッサンなんで動揺はしませんが、やっぱり落ち込みますね。
職場や訪問先に連絡後、JAF会員なんで救援要請するも予定は1時間半後との返事。
想像はしてましたが、大雪の影響で要請が集中してるのです。
まぁ、仕方ないか。


「ありゃー、落ちた？」
電話を終えると、どこからともなく現れたおじいさん。
「今、JAF呼んだトコです。」
そう話すと、おじいさんは一旦立ち去りましたが程なく息子さんと思しき男性と2人で再度やってきました。
「アレでいけるんじゃね？」
2人で何やら話してます。
「JAFに要請してますんで、いいですよ？」
と、返すもまた一旦立ち去り

トラクター用のスロープとジャッキを持って再度登場。
「コレ四駆だろ？多分上がるよ」
自分の車ならまだしも会社の車、下手して傷つけて・・・
と思う間もなくホイホイ準備する親子2人ｗ
見てると、何だかとても手馴れてます。
・・・えーい、この際多少傷ついてもええわい！
結局3人であーだこーだと作業した結果、無事30分程で車は路上復帰出来ました。
脱輪による損傷も無く、当然作業での傷も皆無でした。
お礼をするも、そそくさと集落方向へ帰っていく2人。
この時自宅と思しき家を確認できたので、3日後菓子折りを持参し改めてお礼に伺いましたが

「いやぁー、困ったときはお互いさまじゃないか。気を遣って貰わんでも。」
と、やや照れくさそうな感じでした。

この世知辛い世の中に、こんな人達もいるのです。


何もせず、文句だけ垂れる輩の多い中ｗ


今回の大雪はH23の豪雪には及ばないものの例年の10倍積もり、尚且つ気温が低くなかなか溶けずに蓄積してしまった。
こうなってしまうと本当の雪国＝北陸や北日本のように道路に排雪・融雪設備を備えない地元では対応に限界がある。
確かに雪が積もった週は道路が慢性的に渋滞し大変でしたが、仕方ないと思います。
私のばあちゃんが言ってました。
「最近の連中は怠け者だ。ワシが若い頃は雪の日は朝早く起きて、幹線道路までの数百メートルの道を全部雪を掻いてた。」
確かに！
積雪時、その家の人柄が現れます。
全く雪掻きしない家・自分の家だけする家・協力して周辺も雪搔きする家。
H23豪雪時は私も自宅から幹線道路に向け雪掻きをしたのですが、この時一緒に協力して雪掻きをした方々の自宅前は今回もしっかり除雪がされてました。
逆にしなかった家は、今回も雪が家と道路にテンコ盛りな訳ですｗ


Snow - Informer

今回の大雪、一番責められなければならないのは気象庁でしょう。
前日積雪情報は一切なく、積もった夕方に大雪情報出してました。
地元は一応雪国で尚且つ人口少ないんでさして騒ぎませんでしたが、これが都市部なら間違いなく大混乱で大騒ぎでしょう。