8/4(火)に日本テレビ系(15:55~16:55)で、自転車ロードレース(競輪も放送)の番組が放送されました。
俳優の「鶴見辰吾さん」が、ロードバイクで200kmのレース、「グランフォンド・ピナレロ 2009」に出場するという内容でした。
詳細は、
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この番組を見て、感想をひとつ・・・。
欲を言えば、もっと時間を割いて、じっくり見せてくれた方が良かったと思いますね~。
競輪の中継と抱き合わせでの放送ですので、時間の制約があるのも仕方がないところですが・・・(^.^;
200kmという長い距離・・・しかも、いくつも峠を越えて行く大変さが、今ひとつ、こちらには伝わってこなかったです。
あの放送では、自転車の長距離耐久ライドを知らない人に、その過酷さや大変さを理解することができないと思いますね・・・。
しかし、鶴見さんのインタビューの中で、どうして自転車を乗るようになったのか・・・という動機の部分は、明確で端的にお話しされていたことに感銘を受けました。
40歳を過ぎると、あらゆる面(体力・精神面)で“諦める”ことが多くなってきます。
しかし、自転車は、40歳を過ぎても、トレーニングすれば、トレーニングしただけの成果がハッキリと現れます。
自転車は、その成果がハッキリと目に見える形で分かるところが良いですね。
まあ、このような主旨だったかと思います。(^.^;
鶴見さんのおっしゃることは、その通りで、40歳を越えると、何か事を起こそうとすると、体力的にも精神的にも、「コレはダメだなぁ・・・。」「俺には、できないなぁ・・・。」と考えることが多くなると思いますね。
(そういう私も40歳手前の「アラフォー」ですので、よく分かります。)
お金がかかるという経済的な理由で諦めたり、子育てや仕事の関係上、時間が取れないということで諦めたり・・・。
40歳台というのは、何かと自分の事以外に優先させないといけない部分が多いですよね。
その中にあって、スポーツ。こと自転車に関しては、トレーニングをすれば、40歳を過ぎてからでも、能力開発は可能です。
プロはさすがに厳しいですが、アマチュアの世界では、40歳台の自転車アスリートがかなり多く、ヒルクライムレースなどでは、トップアマチュアとして40歳台の方が頑張っています。
多くの方が、仕事をしながら、空いた時間にトレーニングされているとのこと・・・。
ある方は、自転車通勤で・・・。
ある方は、仕事が終わってから夜に・・・。
他のスポーツに比べて、体への負担や衝撃が少ない自転車は、関節や筋肉を痛めることが少ないので、この点は優れているところだと思います。
(ただ、無理なトレーニングをすれば、当然、ヒザを痛めたり、肉離れを起こしたりしますが・・・。)
そういう意味で、自分にチャレンジして、その結果に達成感や充足感を感じるというのは、自転車のみならず、スポーツ全般に言えることだと思います。
たまたま、鶴見さんにとっては、自転車がそれを充足してくれるモノだったのでしょう。
今回のこの番組、グランフォンド・ピナレロを走る鶴見さんをスタートからゴールまで、じっくり1時間ほど放送した方が良かったですね~。
山あり谷ありのコースを、ひたすらペダルを漕ぐ姿を映すだけで、視聴者に伝わってくるものがあると思います。
それだけが残念でなりません。(;_;)
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Posted at
2009/08/05 18:32:36