『Ronde van Vlaanderen（ロンデ・ファン・フラーンデレン）』

自転車ロードレースの話題です。

今週末の４／２、ベルギーで『Ronde van Vlaanderen（ロンデ・ファン・フラーンデレン）』というクラシックレースが行なわれます。

フランス語では「Ｔｏｕｒ　ｄｅｓ　Ｆｌａｎｄｒｅｓ（ツール・デ・フランドル）」となりますが、最近ではベルギーのフラマン語（このレースが行なわれるフランドル地方の言語。）での名称「Ronde van Vlaanderen（ロンデ・ファン・フラーンデレン）」が使われることが多いです。

今年で第９０回を迎えるこのレース。コースはブルジュからニノヴェまでの２５８ｋｍ。
コース途中には、最高斜度２０％オーバーの転げ落ちそうになるほどの急坂（しかも石畳）が何箇所も設けられ、レーサー達はふるいにかけられます。
終盤の１６番目に通過する名物、ミュールの激坂（２４２ｋｍ地点）あたりで勝負は決まりそうです。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　↑ミュールの激坂です。
　　　　　　　　　　　　　　　これは坂というよりは“壁”ですね。
　　　　　　　　　　　　　　　一般の人では自転車で上れません・・・(^.^;


コースマップはこちら。

優勝を狙ってくるのは、何と言ってもフラマン人レーサーでしょう。
ベルギー・フランドル地方の人は、「あなたは何人ですか？」と問われると「“フラマン人”です。」と答えるほど地元意識の強い人達のようです。

その筆頭は、ディフェンディングチャンピオンのＴ・ボーネン（クイック・ステップ）ですね。
彼はフラマン人で、このレースに賭ける意気込みはとても高いようです。

私としては、同じくフラマン人のＰ・ファン・ペーテヘム（ダヴィタモン・ロット）を応援したいですね。
３５歳のベテランで、クラシックレースを得意とする職人的レーサーです。いぶし銀の実力者の活躍を見てみたいですね。

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　↑ミュールの激坂を上る、ファン・ペーテヘム（右端）と
　　　　　　　　　ボーネン（左端）です。（’０５の模様です。）

今回のロンデ・ファン・フラーンデレンは、「Ｊスポーツ　３」でＬＩＶＥ中継するようです。
本場、ヨーロッパのロードレースをオンタイムで見ることができるとは、本当に感激です。
（去年までは、約３週間遅れての放送でしたから・・・。）

解説はベルギーでプロレーサーとして活動していたミヤタ・スバルレーシングチームの「三船雅彦さん」が出演するようです。
かなりコアな解説が聞けると思います。楽しみです♪

４／２、ＰＭ８：００から放送開始ですので、ＴＶにカジリついて見ることにします。(^.^)