先日購入したコイのトップウォーターゲーム用ルアー「コ式」。
(「コ式」に関する当方ブログは
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本日早朝、自宅からほど近くにある池にて実釣でございます。
←「コ式」で釣り上げたコイです。
強烈な引きで、私も“コイ”の“虜”に・・・(^_^;
ママチャリに道具を載せて自宅を出発します。
・・・ほどなく、釣り場に到着。
早速、準備です。
↑今回の釣り座です。
柵の外から釣ることにしました。
(水面に人影を映すと、魚が逃げてしまうと思いましたので。)
↑今回使用したタックルです。
淡水魚用の釣り道具は持っていませんので、全て海釣り用品で代用です。
竿は投げ竿を流用。リールは3500番で道糸はナイロン6号。
「コ式」は道糸に直結です。
↑エサ(・・・と呼んではいけないそうですが・・・(^^;;))は“食パン”!
「新食感宣言」、関西特有の“5枚切り”にしておきました。(^.^)
食パンを小さくちぎって池へ投げ入れます。
コイはいるかな~??(^.^)
うわ~、小魚が食パンをツツキに集まってきました。(^_^;
もの凄い数の小魚が食パンをツツキまくっています。
・・・と、水面の下をスーッと横切る大きな魚体・・・。
コイがやって来ました!
そこで・・・。
↑「コ式」のフックに食パンを刺して・・・。
期待を込めて、第1投です!(^.^)
投入と同時に、小魚の猛攻・・・(^^;;)
「コ式」の食パンがツツキまくられています~。(^_^;
あらら・・・食パンがフックから外れてしまいました・・・(T_T)
ちぎった食パンをただフックに刺しただけでしたので、水を吸ってフワ~ッとふやけてしまうために、小魚の猛攻に耐え切れず、フックから外れてしまいました。
水を吸った食パンはエサ持ちが悪くなってしまうようです。
(海釣りがメインなもので、食パンのエサは管轄外です・・・(^^;;))
この後、食パンをフックに刺して、手でギュッ!と握って圧力を加え、エサ持ちが良い握り加減&エサの付け方をいろいろと試しました。
あまり握り過ぎると食パンが水中に沈んでしまい、どうも不自然な感じです。
食パンが水面に浮いて、なおかつエサ持ちが良いように握るのは、なかなか難しいですね。
(^.^;
こうして、食パンを握っては投入、握っては投入を繰り返しているうちに、寄せエサ効果でコイがいっぱい集まってきています。(^.^)
しかし、この池のコイの捕食行動を見ていると、とても用心深いですね~。
浮いている食パンに一気に喰らい付くことはありません。
食パンを口でツン!とつついてみたり、尾びれを当てたり、体当たりしてみたり・・・。
食べるまでに、相当“探り”を入れています。
釣り人が多く入る池ですので、コイも相当スレているのでしょうか?
ん!?
食パンをつついていた小魚たちがサーッ!と散ったかと思うと・・・。
・・・コイが水面下からヌーッと現れ、食パンをボワッ!と吸い込みました!!(◎_◎;)
間髪入れず、電撃アワセです!!
・・・が、フッキングに失敗・・・(^_^;
焦って、アタリに即、反応してしまいました。
喰い付いたところを“即アワセ”では、どうもダメみたいです。(^^;;)
ルアーのトップウォータープラグ、ポッパーやフロッグのように、バイトしてもしばらくタメてから合わせないといけないようですね。
魚がルアーをくわえても、魚の口が上(=水面方向)を向いている状態でアワセてもフックだけがスッポ抜ける確立が高くなります。
ルアーに喰い付いた魚が、ルアーをくわえて底へ潜ろうと頭を下げたときにアワセないと口にフックが引っ掛からないそうです。
竿先が引き込まれるようになってからアワセる方が良いようですね。
遅アワセに徹することにしました。
釣り続行・・・。
それにしても、まあコイは食パンになかなか喰い付かないですね~。
相変わらず、食パンに近づいてくるのですが、ガバッ!と吸い込むまでには至りません。
食パンの端っこだけをカジリ取ったり、体を当ててきたり・・・。
ホント、警戒心が強いです。(^.^;
すぐ目の前に見えるコイに、「早く食べろ~。早く食べろ~。」と念仏を唱えるようになってきました。(^_^;
あ・・・イカン、イカン。
こういう“殺気”が魚に伝わるんですよね。
気持ちは大らかに、周りの景色を眺めて・・・と。(^.^)
ん!? 「コ式」のフックから外れた食パンの欠片が私の足元の岸辺に漂着しました。
しばらく注目していると・・・。
おっ! コイが大きな口を開けて接岸した食パンを吸い込み、底へ姿を消しました!(◎_◎;)
岸際は水深が20cm(?)ぐらいしかありません。
そんな浅瀬にコイがやって来て、一気に捕食したのです。
躊躇することなく、ガボッ!と食パンを吸い込みました!
これは、チャンス!!d(-_^)
「コ式」を岸際ギリギリでキープさせておけば、このパターンでフッキングさせることができるかも・・・(^_^)v
早速、「コ式」を岸際へ投入!
小魚がまたまた涌いてきます。
おっ! コイが寄ってきましたよ~。
来るか来るか~。
食パンを吸い込んでちょうだい・・・。
ス~ッと寄って来た・・・。
ガボッ!!
来た~~~っ!!!
竿がのされるまで待ってアワセを入れました。o(^∇^)o
お~、グングンと引く引く!
硬い投げ竿が結構曲がりますね!
さすが淡水魚の王者!
シーバスほどの強烈なファイトはありませんが、なかなかどうして、コイも引きますよ!(^.^)
そして・・・。
↑コイが釣れました。
(一番上の画像と同じコイです。)
体長60cmの丸々と太った見事なコイです。
重さもスゴイですね~。
3kg・・・いやいや、もっと重いかも・・・(?_?)
とにかく陸に上げても、この巨体で草むらをピョンピョンと跳ねて大暴れ。(^_^;
軍手(魚に直接触らないようにするために軍手をしました。)で魚体を押さえ、ドウドウと収めました。(^.^)
体長を測り、弱らないうちにリリースです。
釣り再開・・・。
この1戦でコイが散ってしまったように思いますので、コイが再び寄ってくるまで時間がかかるでしょう。
「コ式」を岸際ギリギリにキープしてのんびりと待ちます。
1匹釣り上げると心に余裕ができますね~。
ボウズは回避できていますから。(^.^)
小魚が涌いてきて、コイも姿を見せるようになってきました。
1匹のコイがスーッと「コ式」に近づき、食パンの手前で静止。
周りの気配を探っている様子です。
・・・と、大きな口を開けて、食パンを吸い込み沖へ走りました!
竿先がグーッ!と引き込まれます。
ここで大アワセ!!o(^∇^)o
またまた引く引く!
強い引きにリールのドラグが作動しスプールが逆回転!
道糸がジリジリと出て行きます。
これは大物かと思い、タモ入れ。
陸に上げて、デジカメで画像を撮ろうとしたところ・・・。
あら~、デジカメがバッテリー切れ・・・(T_T)
体長を測って、リリースしました。
体長は55cmでした。
先のコイよりサイズダウン・・・しかし、元気一杯のコイでした。(^.^)
2匹を釣り上げ、満足の納竿です。(釣行時間は2時間弱でした。)
再びママチャリに道具を積んで帰還しました。(^∇^)シュッキン デ~ス!
いや~、「コ式」は面白いですね~。
ルアーマンはコイのトップウォーターゲームにハマる人が多いようです。
マニアックな釣りで、密かなブームなのだとか・・・。
「コ式」のすぐ近くにいるのに、なかなかバイトしないコイにワクワク・ドキドキ・ハラハラ・イライラ・・・。
“サイト・フィッシング(目視の釣り)”は本当に面白いです。
コイはシーバスのようなド派手なファイトはないものの、グイグイと馬力のある力強い引きを見せてくれますね。
「コ式」のキモは次の二点だと思います。
一つ目は、「コ式」のフックへの食パンの付け方。
エサ持ちが良いように、食パンをギュッ!と握ること。
できれば、ハリ先付近のパンを指で練るようにすると、エサの持ちは良くなる印象です。
二つ目は、(超)遅アワセに徹すること。
“向こうアワセ(=エサをくわえた魚が勝手に泳ぎだして、自然と口にハリ掛かりすること。)”でも良いかも知れません。
確実に食わしてからアワセることが重要ですね。
面白いコイのトップウォーターゲーム、「コ式」。
一度、試してみてはいかがでしょうか?
オススメですよ。
ラインシステムは単純で分かりやすく、初心者でも簡単!
エサ代も安いですし、自宅近くに池や川があれば自転車で直行。
交通費ゼロで短時間釣行も可能です。(^.^)
自宅の近くの池や川に、意外な大物が潜んでいるかもしれません。(^_^)v