9月のシルバーウィークに散々な目に遭った、天橋立ドライブ・・・(^.^;
そのリベンジ(?)に、再度、京都府宮津市へ向かいました。
(前回の大渋滞で難儀したブログは、
★こちら★からどうぞ。)
(吹田IC)~中国自動車道~(吉川JCT)~舞鶴若狭道~(綾部JCT)~綾部宮津道路と経由して、終点の宮津天橋立ICに到着。
大阪から2時間少しで来てしまいました。
前回とは、比べ物にならないほど、速かったですね。(^.^)
時間もあるので、天橋立は後回しにして、一路、北上して、伊根(いね)町にある『舟屋』を見学することにしました。
↑まずは、
道の駅「舟屋の里」に寄ってみました。
↑道の駅から見る伊根湾の景色です。遠くに舟屋が見えます。
↑伊根漁港の堤防には、釣り人がいますね~。
アジを釣っているのか、イカを釣っているのか・・・??
釣りがしたいですっ!!(^.^)
道の駅の観光案内事務所で、舟屋の内部が見学できることを教えてもらい、車で向かいます。
1回¥500で舟屋に住んでいる住人にガイドをしていただけるとのこと。(^.^)
所定の駐車場に車を止めて、早速、舟屋の案内をしていただくことに・・・。
↑舟屋に入ると、当然のことながら、ド~ンと舟が鎮座しています。
その先は、すぐ海・・・(^∇^)
↑海側から舟屋内部を見ると、こんな感じです。
舟屋の幅は、案外、狭いです。
格納できる舟は、昔の和船サイズですので、小型ボートぐらいの小さな船しか入れることができません。
舟屋は、漁師がすぐ海へ出られるように、海沿いの海岸に建てられた舟小屋が原点と言われています。
元々は、藁葺き屋根の平屋建てという、舟だけを格納する小屋のようなものでしたが、昭和の始めに、この近辺でブリが大量に獲れたことでお金が入り、舟屋は一気に、瓦屋根&2階建ての立派なモノに建て替わったそうです。
舟屋がある伊根湾は、沖に青島という天然の防波堤を擁し、冬の沖海が大シケのときでさえ、湾内は非常に波が穏やかだそうです。
加えて、日本海は潮の干満の差が、一年を通して少ないため、海岸線にこのような舟屋を建てても、建物が海に水没することがないそうです。
住人の方に、お話しをうかがうと、舟屋の生活は面白いそうですね。
夏、子供たちは、舟屋の2階から1階に降りてきて、舟の出入り口から海へ飛び込んで泳ぐそうです。
泳ぎの達者な子供は、舟屋から伊根湾の入口にある青島まで泳いで、戻ってくるとのこと。(^.^)
もちろん、舟屋から釣りもし放題!
晩ご飯のオカズの調達も楽々ですね。(^∇^)
また、サザエやアワビが舟屋の舟の入口付近にあるアオサを食べに海から上がってくるそうで、これまた、ご飯のオカズになるそうですよ!(;゜0゜)
ガイドさん曰く、「サザエやアワビは、お金を払って食べるものではないですよ!」
・・・だそうです。(^.^)
伊根には、海と人が一体となって生きている様子が分かります。
これだけ海に近い生活をしている地域は、他にはないでしょうね。
ガイドさんの説明を一通りうかがい、舟屋を後にしました。
↑近くの海岸から、舟屋群を見てみました。
最近の漁船は大型化しているので、船が舟屋に入らず、舟屋の表に係留しているお家も多いそうですね。
漁村の雰囲気は満点で、見ているだけで癒される気持ちになります。
古き良き日本の風景でしたね~。(^.^)
お次は、日本三景のひとつ、天橋立に向かいます。
Posted at 2009/12/01 20:58:19 | |
トラックバック(0) |
クルマ | 旅行/地域