ディストリビューター　オイル漏れ点検

エンジンルーム内の点検中、ミッションケースの上がオイルで汚れているのを発見しました。
どうやら、ディストリビューターのキャップと本体の継ぎ目から漏れている様子。取り外して点検してみました。
写真はオイルで汚れている箇所です。

発見したその日にも外しましたが、また日を改めて作業開始。
今回は、その取り外し点検の様子を紹介します。

まずは、インタークーラーを外し、インタークーラーのステーも外します。

写真の赤丸の部分、ディストリビューターからリード線がのびていて、カプラでつながっています。このカプラも外します。

ディストリビューター本体を、エンジン側から抜く前に、合いマークをつけておきます。ディストリビューターは点火時期を調整している部分で、取付け角度によって調整（進角、遅角）します。元に戻すときに同じ角度に戻せるようにマークをいれておきます。戻せるようにわかる場所でＯＫ。パーツクリーナーで清掃する際には、消してしまわないように注意してください。本当なら、タイミングライトで点火時期を点検するのが正しいです。

ディストリビューターにささっているプラグコードをすべて取り外します。コードも元に戻す際には、同じ場所にもどします。

キャップをとめているボルトを外し、キャップを外すとロータが見えます。
ロータの向きは、決まった方向にしか付きませんが、取り外す前に付いていた角度（方向）を覚えておくと、元に戻す際に正しい角度の確認になります。

ローターを外したところ。

～その２に続く