別れの朝

ついにセドリックとのお別れがやって来ました。

所有期間4年というのはレパード様に次いで自己2番目の記録で、意外に気に入っていたクルマのようです。ま、手放しづらいクルマだったというのもありますが…

6気筒のMTに乗りたい！　と思って探したら、自分が知らなかったSY31のクラシックSVのMT仕様かつビスカスLSDにABS、エアバッグまで付いた仕様ということで見に行ったらそれなりにボロかったけど低走行だしフェンダーミラーのクルマに1回乗ってみるのも一興かなと思って買ってしまったこのクルマ。

あえてフェンダーミラー化する方々もいらっしゃるようですが、私にはこんなもの乗りづらくて仕方なく、フェンダーミラー時代は左後ろをよくぶつけました…乗ってられないのでドアミラー化を決意。

ドアミラー化するならベタなYPY方向へ行くのは絶対イヤで、あくまでも5ナンバーにこだわろうとSY31では有り得ないセダンツーリスモ仕様にしたいと思って意地で作り上げたのが我ながら気に入りまして、こういう結果になりました。

日産全盛期の幕開けを飾ったY31にバブル仕込みのY32のエッセンスが少し入ったI型のSY31はY31時代の装備を残しつつ（後席左右のシガーライターやリヤ合わせガラス、キンコンチャイムなど）インパネ刷新でY32から採用の上品フォントのメーターや上品なタッチのウィンカーといったバブル仕込み日産車の装備も味わえてなかなか良い選択だったと思います。

残念ながら腕はないのでFRならではの走り方を堪能した、といことはありませんが、5ナンバーフルサイズのFR車でV6のMTという二度と味わえないであろう体験ができたのは自分の車歴の中でとても良かったですね。

さすがに所有期間が長かったのでお別れはちょっぴり寂しいものがありました。

今後、どこかに流れるかもしれませんが、そのときはそっとしておいてください…