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角館といえば桜並木と武家屋敷。



桜並木を堪能し、武家屋敷とか新潮云々のなんちゃらとか醤油屋とか
各種見て回わりました。
それにしても予想に反して余り車混んで無いぞ、角館？
こりゃ車で来ても良かったカモ…




概ね堪能した後で土産物を買った後に、再び新幹線で盛岡に移動。
次なる目的地は仙台です。え？盛岡冷麺はどうした、と？
勿論、んなモン食ってませんとも。キムチ乗ってるらしいし。
って、実は時間的に余裕無かった訳なんですが。

さて、仙台への移動。
盛岡から高速に乗って仙台に向かった訳ですが、昨日の轍を踏まないように
出入り口でのETCの挿入チェックを忘れずに、と。
そういえば、昨日の東北道移動中に反対車線が大渋滞していましたが、
その渋滞の先頭で車がひっくり返っていました。
今日の新聞を見てみると、死亡事故だったらしく俺等も気をつけねば。

しかし、こっちの高速のＳＡ（サービスエリア）は良いね。
北海道のしょっぱいＳＡとは大違いです。
なんか地域の名産品とか各種出店とか土産物とか売ってます。
賑やかです。賑やか過ぎて、なんかトイレとかも大賑わい。



この紫波サービスエリアにてトイレに行った俺ですが、個室で頑張っていると
なにやらドアの向こうから女性の声が。
ていうか、ここ男子トイレだよな？えー？俺間違って女性用入った？？
などと、軽めのパニックに陥りつつドアを開けて出ると…

やっぱり女性。ていうかおばさん５人組。
そしてやはりここはれっきとした男子トイレな訳で。
どうやら女性トイレが長蛇の列だった訳で、我慢出来なかったらしく
男子トイレに突入してきた模様。で。このおばさん達曰く
「どうせ男子トイレに個室なんて必要無いんだからー云々」
とか、仲間内で弁解するような調子＆大声でガナってます。
いやおい、男も個室使うよ、ていうかアタリマエだろ。馬鹿ぢゃねェ？
これが逆だったら痴漢だ、何だ、と大騒ぎだろうに、なんちう事だ。
非常に不愉快になりつつＳＡを後にする。

さて、そんなこんなで仙台入り。
早速ホテルにチェックインし、ホテルから一番近所の牛タン屋をチェック。
というか既に行く店名は決定しており、あとは宿泊場所から一番近いその店の
チェーン店を探すだけだったり。

そのお店は『牛たん炭焼 利久』
以前、仙台で牛タンの店を何件か回った際、一番旨かった店だったので、
今回の東北食い倒れ作戦の仙台地区代表の店として、この牛タン屋を選択。
早速２年ぶり位に訪れた訳でしたが…



こりゃまたエレー並んでいる…店内もみっちりだわ。
以前来た時に入った店は、この店の仙台西口店だったのですが、今回は
花京院店という所。なかなか繁盛してますな。嫌が応にも盛り上がる期待！
で、何分か待った末にいよいよ期待の牛タンが！！



…ぬぅ、時期が悪かったか、それとも期待が大きすぎたのか。
肉質も以前に比べて余り良ろしくなく、かつ味も。ううむぅ…
落胆しつつ、仙台駅周辺のアーケード街やら何やらを散策し、居酒屋へ。
居酒屋「ねぎぼうず」という店に入ったトコロ、ここ大アタリ。
色々と季節のてんぷらやら何やらを頂きました。大満足。

本日の走行距離：230km

食い倒れ作戦も３日に突入しました。
本日は、食い倒れ作戦の裏看板「花見」という奴がメインです。
秋田はお花見の名所、角館へと出発です。

噂によると角館はべらぼうに車が混むとの話。
その為、本日は盛岡に車を置いて新幹線で角館へ。
盛岡－角館は東北新幹線こまち１号で出発です。



ていうか、凄い混んでるよ、こまち。
到着まで立って行った訳ですが、ちょうど喫煙車両のデッキに居た為に
激しくタバコの煙がデッキに雪崩込みます。
しかも労働者風なおっちゃんもデッキで吸い始める始末。
俺も喫煙者ですがこれはキツい。到着まで終始そんな感じ。



さて、角館に到着。
桜はどんな感じなんですかのう…と、おお。これは。
まぁ五分咲きから八分咲き程度に咲いていましたが、これが満開なら
さぞかし見事なんだろうなぁ、という感じ。




全体で見るとこんな感じで咲いています。



いやー、凄い。素晴らしい。素晴らしいモノ見て腹減った。
そんな流れで、本日の食い倒れin角館。そのメニューは…？？




『お食事処 桜の里』の稲庭うどん＆比内地鶏の親子丼です。
どちらも旨い。しかし比べるなら、比内地鶏の方かな。
親子丼はこれで1,580円と少々高めですが、納得。観光地だし。
他は、比内地鶏の焼き鳥も中々に美味。噛む程に味わい深し。

さて、さんざ食ったし角館観光に向います。

さて、大間でお昼を食い終わった俺達。
大間から国道で約90km先の八戸に向かいます。
しかし、北海道でいえば90km先なんて1時間少々の距離な訳ですが、
下北半島恐るべし。
俺の当初の予定でいけば、お昼後に下北半島を1時間半で縦断し、八戸から
高速に乗って盛岡まで220km程度、まぁ2時間程度とすると余裕の行程な筈。
と思っていた訳ですが…90kmの距離で2時間半かかりました。
もうそこから計画ガタガタ。3、4時頃には盛岡で観光をぶっかましている
俺達な筈なのに、その頃にはこの山眺めてました。



しかも、秋田の高速入り口（というか厳密には百石道路という有料道路から
高速への連携）にはETCがありません。
百石道路から八戸道に入る時にETCに切り替えるには、一度高速を降りてから
再度入りなおさなければならない、という面倒臭さ。まぁ、入りなおした訳ですが
ドライブの途中にて、膝がETCの機械に接触したのかどうか分かりませんが、
カードが正しく認識されない状態になっていたらしく、盛岡インター出口にて
居並ぶ通常出口を尻目に、スイスイっとETCレーンに進み、出ようとすると…
バーが上がらない！出れない！！なんか認証出来ませんとか言ってる！！
そんなこんなで軽ぅ～くETCレーンで渋滞作っちゃいました。後続の皆さん、ゴメ。

さて、夕暮れ時に盛岡に入り、石割り桜を見学。
おお、本当に割った岩の間に見事な桜が。
下の写真はちと加工してますが、その石割り桜。



桜も見たし、次には晩飯。盛岡食い倒れ作戦として今夜のお食事は…
『ステーキハウス 和かな』で、日本三大和牛として有名な前沢牛を。
ていうか、本当は前沢まで行こうと思っていたんですが、どうにも距離稼げず
盛岡市内の前沢牛を扱う店に決定となってしまいました。



ここでは舌平目と前沢牛のステーキのコース（6,825円也）で。
前沢牛旨い。これでこの値段は安いわ、マジで。
去年だかに、似たようなコースをすすきののステーキ屋で食べた時は
明らかに前沢牛に劣る黒毛和牛で19,800\/1名だった訳で。
うーん、この辺りに住む人は幸せです。前沢牛マジで旨い。
あ、ステーキ食べるので一生懸命で舌平目の写真しか撮ってません。



さて、そんな訳で盛岡市内を色々見て回って終了。
市内の桜も結構咲いてますなぁ。トコロにより葉桜だけど。

本日の走行距離：230km

さて、一夜明けて函館の朝。実に爽快。というか快晴。
体調的には幾分不安が残るも、早速食い倒れの旅の開始です。

まず函館の朝市から攻める俺達。
函館朝市の『きくよ食堂』で朝御飯。
巴丼（ウニ・イクラ・ホタテの三色丼）1,280円ナリ。
その他、シャケの親子丼とイカソーメンを食い倒れてみました。



さて、朝飯終了後、早速フェリーターミナルに移動。
このフェリー「ばあゆ」は、函館と本州は下北半島の突端大間を結ぶ航路です。
函館－青森間のフェリーに比べると結構小さい船です。



フェリーに積み込んだ図。
なかなかにギッチリ積み込まれています。壮観。



しかし、この船揺れる。すげー揺れる。むやみやたらに揺れる。
船内は屍累々。明らかに具合の悪い顔の人続出です。
俺達は２等指定席で行った訳ですが、その指定席に座っている人達も、
出発前は賑やかだったのにも関わらず、３０分程度で皆無口。
酔い止め飲んどいて良かった…

さて。デッキの外に出ると、ウォータースライダーも真っ青の飛沫が。
写真下の方で波の飛沫が白く泡立ってますが、この後その飛沫はほとんど上に
巻き上げられて俺をしとどに濡らしやがりました。



そんな訳で、怒涛の津軽海峡横断だった訳ですが、無事大間に到着。
さて、本日の食い倒れ作戦第二段の大間のまぐろ。
大間は『マリンハウスくどう』に向かいます。てか下北風つえー。



で、定番のマグロ丼を頂きました。
嫁は、マグロとホタテ丼。双方1,500円ナリ。
大変美味しゅう御座いました。満足。



お昼も食べたし、早速下北半島を縦断して盛岡に出発です。

てな訳で仕事終了、早速函館に向けて出発です。
まぁ体調的には微熱だったり鼻水が止まらなかったり身体ダルかったりで
相当最悪なコンディションですが、滅多にない機会なので気合で出発。

まず荷物を全て積み込み、ガソリン満タン、晩飯買いこんで、トリップメータを
０に合わせて、本日の目的地函館に出発です。


しかし、本日の天候雨。
うっすら雨程度なら良かった訳ですが…とてつもなく激しい雨。
ワイパーを最速にしても追いつかないわ、辺りは雷で昼よる明るいわ、で
恐ろしくドラマチックな夜のドライブに変身。
ついでに風邪から来る腹痛でＰＡ毎に停車してトイレに駆け込む俺。



ちょうどこの辺りは車内外を問わず地獄の様相でした。
なんとも前途多難な気配を感じさせつつ函館到着。
チェックインと共に倒れるように爆睡でした。

本日の走行距離：312km