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2016年10月12日 イイね!

やっと実現した現車合わせ (リニューアル第二弾)




先の連休も結局のところちゃんと天気が良かった日は無かったような。

午前中は雨が本降りとなったり、蒸し暑かったり、かと思えば肌寒かったりと・・・・・・





前回はエボのリニューアル第1弾としてインタークーラーパイプの交換について書きましたが、

これは今回のリニューアル第2弾 ( 本命 ) を実施する前に事前に、その是非は別として

個人的にどうしてもやっておきたかった作業だったのですね。



さて、第2弾はこれまでずっと保留にしていた

ECUの現車あわせです !


今まで入れていたモンスターフルレンジECUも安定していてよく出来ていたと思いますが、

流石に色々と給排気を交換してくると辛いものがあり、特にメタルキャタライザーを入れて

からはそれがずっと気になっていました。


もともと高回転でのブーストの垂れが大きい一方、オーバーシュートのブーストが高く

メタルキャタライザーを入れてからはそ傾向が顕著となり、慌ててEVC6 IR2.4 を導入して

ブーストを抑え込んでいたぐらいですので・・・・・



どうせ現車合わせするなら事前に給排気系は納得できる状態にしておこうと言うことで、

上記のパイプも交換しておいたのです。






現車合わせは10月8日 (土) にお願いしました。



ショップさんは、横浜にあるエボチューナーではあまりにも有名な


 「 G/FORCEさん 」 









ダイナパック上で、田澤代表がスタッフの方と一緒にセッティング



何度も何度も、それは夜まで繰り返しセッティングをしてくれました。

開店と同時に車を持ち込み、終わったのは午後8時過ぎ

スタッフの方も本当にありがとうございました。










タービンの特性かどうかは分からずじまいでしたが、やはりオーバーシュートが凄くてなかなか

ブーストが安定せず、セッテイングに相当苦労したようです。


パイピングの再チェックやらアクチュエーターを別のものに交換してみたりと色々試行錯誤

されたようですが、過剰なオーバーシュート制御とその後のブースト安定化がなかなか定まらず

結局、下からの立ち上がりを少し緩めにしてタービンとエンジンを保護しつつブーストも一番安定

する落としどころを探すのに苦労されたようです。



セッティングが終わった後のガソリンの消費量をみると、その苦戦振りが伺えます。




そしてメタルキャタライザー装着によるエンジンチェックランプの点灯防止のために一年前より

触媒O2センサーに噛ませてあった通称「ゲタ」なるもの 



https://minkara.carview.co.jp/userid/1197976/car/909983/7238227/parts.aspx

はこのセッティングによりやっと取り外すことができました。


これでよければお譲りしますよ。





最終的には守りのセッティングで立ち上がりのカーブも緩やかにしたとは言え、



ダイナパック結果は以下の通りで

 馬 力  377.2 PS

 トルク   50.0 kgm


そもそも測定方法が違うので係数を掛けてローラー換算ですること自体がナンセンスとは思いますが、
敢えて係数1.1とするとローラー式なら
 
 馬 力  410~420 PS

 トルク   55~56 kgm


という事になりますかな。






何度何度もセッティングしている時に初期データーも誤って削除してしまったため、最終的な

結果のみのグラフとなっていますとの事でした。



参考までに、4年前の3月に新潟のギャラリーさんでローラー式にて測定した時のデーターが

手元に残っていたので、それを見ると


 馬 力  352  PS

 トルク  48.1 kgm


この時から比較すると、

馬 力で 60〜70 PS

トルクで 7〜 8 kgm

程のアップになりましょうか?


立ち上がりを抑え気味にしたと言われた割にはトルクカーブはあまり変わっておらず、

4000回転付近の厚みが更に増していたため、乗り味に影響はなさそうでした。



G/FORCEさん曰く、

「 GSRのタービンはよくブローするので負荷は禁物、純正で交換するならRS用のほうがイイ、

本当は立ち上がりもMAX数値ももう少し上げられるでしょうが、マージンをとってこれ位にしておいた

方が良いでしょう。ブーストが上がり過ぎ防止のためにも、極端にアクセルをガバッとベタ踏みする

ようなラフなアクセルワークはできるだけ避けてください。

EVCのブースト設定は  A=1.4 B=1.5 C=1.6 にしてありますが、通常はAで、サーキットなどで

垂れ気味になってきたら B やC という切り替えが良いかも。暫くはこれで色々と試してみてまたご

相談ください。 」


との事でした。


イヤイヤ、十分だと思いますよ !




そこでセッティング後の帰路で実際に乗ってみると、立ち上がりの緩さなんて微塵も感じないどころ

か、今までより街乗りでもグイグイ引っ張っていきます。


まだハーフスロットルでしたが、それでも物凄くすごくレスポナンスが良く、これが吊るしデーターと

現車合わせとの違いか !   と痛感。



モンスターのハイカムの仕様も相まって、中間のトルクが特に太いので筑波サーキットにおいて

3速でコーナーから脱出する時に、グイグイと加速してくれることを期待したいです。







そして二日後の10月10日は、現車合わせの検証のために久々に箱根のお山まで日帰り温泉入浴

がてら走りに行ってきました。



道中の高速道路では、5速100km/hからの追い越しも、アクセルレスポンスとブーストの立ち上がり

が今までとは格段に違い一瞬で追い越しが完了します。

しかも、トルクもあるので無駄にアクセルを踏むこともなく、燃費も少しだけ向上。





こうして高速道路で色々ためしながら走り、箱根に到着してまずは、朝一で春にも一度訪れた事の

ある箱根湯本の天山温泉郷


「 かよいの湯 一休 」 です







ここでまったりと100% 源泉かけ流しの朝温泉に浸かった後、

箱根ターンパイクに入り長い上りのワインディングをブーストを掛けながら頂上まで一気に走ってみます。


物凄い加速とパワー感、数値以上の体感です。


とくに中間からのアクセルの踏み込みによるブーストの掛かり具合とレスポンスは特筆もので、

A設定の1.4のブーストの設定でも十分です。



街乗りでは飛ばさないので、サーキットでどうなるかが期待でもあり不安でもあります。



いずれにしてもECU弄りの代償としてリスクも高まったわけですので、とにかく過剰な負荷

を避け、壊さない範囲でこのポテンシャルを活用して行きたいですね。




なんて事を考えていると、程なくして頂上のレストハウスへ到着






芦ノ湖を展望、久々に見る景色です。




その駐車場では モーターショー ? と思われるぐらい 鳥肌モノノの旧車~新型までが勢ぞろい

でテンション ↑↑↑↑



















新型車 (シビックタイプR )  と 旧車に囲まれて・・・・ニンマリ ? のマイエボ



レストハウスで

富士山マグマカレー なる へんてこなカレーを食し



またまた、別の山道を走って帰路に着きました。



なんだか凄いクルマになりましたが、吊るしECUのまま給排気を色々弄った状態で乗り続ける

事にも不安があったので、別の意味での注意も必要とはなりましたが現時点では現車合わせ

をした満足感は十分に得られています。



さて、エボのリニューアルは今後も少しずつ続きますよ。


パワーが上がった分、止まらないクルマでは困ります。

目指すはエンドレス、APレーシング


そして、これを支える強靭な足も必要となります。

目指すはオーリンズDFV とリジカラ



予算の許す限りで少しずつやって行きますかな。




来月からまた、ツクバサーキットに通い始めます。




ではまた。



Posted at 2016/10/12 07:10:39 | コメント(10) | トラックバック(0) | 日記

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「エボ10とGT-Rで春ツーリング http://cvw.jp/b/1197976/47671464/
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