植物検疫所

ＡＫＡＩさんにわらびもち粉を送ることになった。
先日のブログでみたらし団子もどきを買って食べたそうですが、やはり別物だったようです。
スーパーに団子の粉も売ってるし、わらびもちも簡単に作れるからどうかなって思い連絡してみました。
こういうのって親子でわいわい言いながら作るのが楽しいんですよね。
ＡＫＡＩさんも「ぜひ！」と仰るのでさっそく調べた。

まずは郵便局に連絡。あ、、、今はＪＰっていうのか？
海外に送るのにどうすりゃいいのか聞きました。
甥っ子が留学してた時にＥＭＳでお菓子やら目薬なんかを送りましたが
国内のゆうぱっくとあまり変わらなかった。
でも中国はまたちがうかもしれないしねぇ。
送ってから「これはだめ」と没収されても困る。
なにしろ送るものが「白い粉」なのだ。うたがわれても嫌だもん(｀･ω･´)

大阪のＪＰの職員さんが調べてくれました。
大概の食品は生ものじゃなければ大丈夫だそうです。
でも「穀類」に限っては植物検疫所に申請しなければならないという話。

植物検疫所ぉ？(´･ω･`)なにそれ？
私が送るのは団子の粉とかだよ？

「中国の税関の判断になるのでこちらではなんとも言えず。。。
でも申請書を添付すれば問題はなく送れます」

ふぅーん。そですか(´･ω･`)
ま、でも付き返されたりするのも悲しいので
書類あればＯＫっていうなら　やりましょ(｀･ω･´)

ＡＫＡＩさんの知り合いが実家からお米を送ってきたら
それはやっぱり付き返されちゃったらしい。
（最新情報ではつい先日、8月28日から「個人使用のお米ならＯＫ」になったようです。）

植物検疫所に電話して確認。
申請は至って簡単。
そちらのＨＰから書類をダウンロードしてプリントアウト。
私が送りたい品物を書類に記入。
送り主・送り先・輸出手段など書き込んで
品名・個数・総重量(ｇ)・産地を明記。

ＳＯＹ ＢＥＡＮ ＦＬＯＵＲ(きな粉)
ＲＩＣＥ ＦＬＯＵＲ(米粉)
ＳＵＧＡＲＣＡＮＥ ＳＴＡＲＣＨ(甘藷澱粉)←わらびもち粉ね
ＹＡＭ ＦＬＯＵＲ(ヤマイモパウダー)
ＦＬＯＵＲ(小麦粉)

山芋パウダーと小麦粉は「オタフクのお好み焼きキット」に入ってる穀類を申請してみた。
これ便利なんですよー。
キャベツ・卵・ねぎ・豚肉以外のものが揃ってます。

わらびもちの粉ってわらびじゃないのね。
甘藷澱粉(かんしょでんぷん)ってわかりにくいけど
シュガーケーンスターチと言われると「あぁ」って納得。

なんかこういう手続きってしたことなかったので
初めての経験でしたがおもろかった(＾ｍ＾)
で、申請書と控えを2枚、合計3枚の書類が出来るまで10分くらいでした。

「料金はかかりません。無料です」

えぇ(｀･ω･´)印鑑証明だって250円とか支払うのにいいんだろうか？
お世話になって無料というのが申し訳なく、行政サービス？みたいなものを
初めて実感した時かもしれません。

で、ちょっと気になることがあったので聴いて見ました。
「あのー、このわらびもち粉なんですが、産地表記がなかったのでメーカーに問い合わせたら『九州』と大雑把に。鹿児島や宮崎やそのあたりですといった感じの回答だったのですが」
「あぁー、いいですよ。日本産だとわかっていれば」

穀類の輸出に関して申請が必要な理由のひとつに
「疫病や伝染病の流行っている地域からの輸出を禁止する」
宮崎・・・できれば鹿児島と言い切って欲しかった。

まぁ牛の病気なのでさとうきびには問題ないってことでＯＫですよね？
うんうん。そうだ。そういうことにしてください。
検疫所のおぢさんは「大丈夫ですよ」ってすんなり書類作ってくれました。

なんだかんだで書類の下準備から申請まで
するするするっと流れて行ってくれて
今日すんなり出荷することが出来ました。
数日後には届くと思いますー(｀･ω･´)ゞ

今日はすーさんが会社帰りに寄り道して
お土産にデメルのケーキを買ってきてくれました。
画像はそれ(∩∩*)
ＤＥＭＥＬのケーキなんてすごくひさしぶりーっ♪
うまかったですーっ(涎)