2016年11月24日
はっしーです。
停車中の救急車の中で見た、たっくん。
酸素マスクを付けられ、体を押さえつけられていた。
意識が無くとも、暴れてじっとしていられない状況でいた。
はっしーは事態がつかめず、とりあえず、救急隊員に言われるがままに、暴れるたっくんの手を握りしめて体が動かないようにした。
ヨメは肩を抑え、救急隊員の一人は酸素マスクを、もう一人の救急隊員は足を抑えてくれていた。
救急車が走る時は、押さえつけていないと、危ないので、たっくんが押さえつけられるのを嫌がろうが、押さえつける必要があった。
そして、走りだした救急車。
なりひびくサイレン。
早く、早く、一刻も早く病院へ向かってくれ。
救急車は走りだすと早いが、それでも、病院への道のりは長い。
一分一秒でも早く病院へ着いて欲しいと思うも、なかなか病院へ着いてくれないもどかしさ。
たっくんの手を握りしめ、たのむから無事で生きてくれと思いながら、救急車の中で時間だけが過ぎていった。
病院へ向かう途中、意識が無くなった時のたっくんの状況をヨメから聞いた。
たっくんに疲れがあったのか、いつの間にか寝ていた。
しかしよくたっくんを見ると、意識がないように見える。
その後、突然の痙攣。
痙攣後、救急車を呼び、待っていると、2回目の痙攣。
2回目の痙攣は、少し長かったらしいとの事だった。
自分の子供が、「歌舞伎症候群」この病気が原因で何かの病気を発症したのか。
嫌な事ばかりが頭をよぎっていた。
まずは、意識を取り戻して欲しい。
頼むから起きてくれと。
そう願っていた。
そして、救急車は病院へ到着した。
つづく
Posted at 2016/11/24 20:25:17 | |
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歌舞伎症候群 | 日記
2016年11月21日
はっしーです。
車を運転していて、一向に場所を移動しない。
すでに、自分の車は自宅に到着しそうだった。
そして、自宅前に止まっている救急車を見つけた。
「この救急車か!?」
車を停めて、かばんを持ちだして、慌てながら救急車へ向かった。
救急車の扉が開いているわけではないので、まずは、運転席に座っている人に
「はっしーですけど、身内です!!」
と伝えると。
「たっくんの、お父さんですか?」
「はい」
と答えると、こちらですと救急車の後ろの扉まで案内された。
そして、後ろの扉が開かれた。
すると自分の目に、
意識無く、
動きもがき、
暴れているたっくんの姿が飛び込んできた。
そして、救急車は、まさに、受け入れ先の病院へ出発をする直前だった。
ここまで、受け入れ先の病院に時間がかかったのは、
まず、いつもお世話になっている病院に連絡するも、少し遠い為、近いところを探して欲しいと言われていた。
そして、近くの病院を探すも、どこもかしこも、断られてしまう。。。
親からしてみれば、たまったものではない。
そして、結局、自宅から場所の離れた、かかりつけの病院へ向かう事となった。
つづく
Posted at 2016/11/22 00:02:57 | |
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歌舞伎症候群 | 日記
2016年11月20日
はっしーです。
先日人生で一番焦った日の事を記載します。
それは突然かかってきた1本の電話。
「もしもし」
ヨメ「たっくんが起きないだけど」
「ん?!」
ヨメ「昼寝をしていて、意識がないようにみえて、起こそうとしたけど、起きてくれない」
「えっ!」
ヨメ「たっくん、痙攣してる!!、救急車呼んだほうが良いかな!」
は「呼んでくれ!、すぐに、家に戻るから!!」
車で外出していた、はっしー。
急いで、家に戻る事にした。
しかし、どれだけ早く帰らなくていけない事が分かっていても、交通違反はよろしくない。
これほど、車を運転していて、信号につかまる事がもどかしいことは無かった。
車を運転中では、たっくんの状況はつかめない、
この時、たのむから死なないでほしい。
いいから、死ぬんじゃない。
色んな、たっくんへの思いが自分の中にこみ上げている。
まだまだ、一緒に遊びたい、一緒に生きていきたいと。
そう、心の中で、叫びながら、車を運転していた。
救急車で運ばれるはずなので、どこの病院か分からないと困るので、ヨメの携帯のGPSを頼りに、そこに向かった。
しかし。。。
そのGPSが自宅から一向に動かない。
もどかしかった。
どうして、病院に向かわない。
どうして、自宅から動かない。
心のなかでは、何かあったのか?
受け入れ先の病院が決まらないのか?
いろんな思いが、こみ上げてきていた。
つづく
Posted at 2016/11/20 20:19:20 | |
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