[サイドミラーカバー / ワイパーカウル] 補修塗装

経年で白化してくる無塗装の外装樹脂パーツ類。

過去にガラス系（http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/blog/11397341/）やワックス系（http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/blog/16919006/）のコーティング剤などを試してきましたが，ガラス系であっても半年から2年も経つとコーティングが劣化してしまいます。コーティング層が白化したり崩れてくるとかなりしっかり磨きを入れないと再施工しても再劣化→さらに見窄らしい様相にというコースを辿ってしまいます。

今回はフロントグリル（http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/2606488/note.aspx）やウォッシャーノズル/リアワイパー（http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/2529614/note.aspx）などと同様にコーティングではなくつや消しブラックで塗装してしまうことにしました。

ちなみに上記のグリルやノズルの塗装は今のところ劣化は認められません。

塗装前の状態。

劣化したコーティングや残留したワックスなどで白化気味＆ムラムラです。

樹脂皮膜塗料を筆塗り。下地処理は脱脂のみ＆マスキング無しの簡易作業です。

多少のムラやぎらつきは気にせずすこし厚めに塗って将来の時期や状態に応じて磨きを入れることにしました。コーティングしてもどうせ磨くことになるなら，この方が合理的と考えてみた次第です。


作業性を確保するために塗料は別容器でうすめ液を用いてかなり希釈してから使いました。強度的には不安が残りますが剥がしやすい素材でもあります。マスキングを省いているので細かい作業がしやすい筆を用いて作業しましたが，ムラを抑えるなら刷毛の方が良いです（もちろん，部品を単離してスプレーする方が綺麗に仕上がると思います）。

勢いに乗って，ワイパーカウルも同様に処理しました。

お約束（？）でワイパーアームも簡易上塗り（カウルから筆がはみ出したわけではなく，そちらの色褪せとの違いがあまりにも目立つようになってしまったため）。


2015年6月　27.8万km