[オイルセパレーター] リフレッシュ用部品類

フィエスタmk6のオイルセパレーターはエンジンのシリンダーブロック前面にあります。

そこからのオイル滲み（http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/3486911/note.aspx），ホースの破れ（http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/4511313/note.aspx）が見られるため，リフレッシュの準備をしました。

オイルセパレーター周りの部品の構成図（https://ford.7zap.com/en/car/54/code.4d,6.34926,7.23186/20/1556/15489/67489/）。図中のブローバイホース6C342Aはフィエスタmk6には採用されていません。それと再利用可能そうなセパレーター本体（1702154），ボルト（4000660; M6×22.5）以外の部品を揃えました（ホース以外はFordPartsUKから他の部品とともに購入。12/12見積。12/13支払。12/19到着）。

図中の6C342B＝ブローバイホース（クランクケースベンチレーションチューブ）には，欧州フォード純正ではなくSAMCOのクーラントホースキット（http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/5547064/parts.aspx）に付属していたTB1946を使用します（画像１の青いホース）。仮組みしてみた感じではホースバンドは省略しても問題なさそうです（固定具なしでもかなりしっかり嵌まる）。補強するとしてもスペース的に金属製（耐熱性）のタイラップなどの方が装着しやすそうです。

PCV（ポジティブクランクケースベンチレーション）バルブは，現物を単離清掃後に新品と動作比較をしてみないと再利用可能かどうか判断できないので，新品を準備しておきます。

内部はワンウェイバルブとしてのバネと弁体のみのシンプルな構造。

ウェブ上の写真では樹脂製だったりいろいろですが，実物は金属製でクリアランスも大きく，よほどのことがないと詰まることはなさそうです。バネが多少弱っても，洗浄しての再利用で目立った実害は生じなさそうでもあります。

品番： 96MF-6A66-EB（1702150）
英国製

クランクケースエミッションコントロールシール。ゴム系のグロメットです。

これにバルブを通してセパレーター固定します。微妙に専用形状ですがサイズが合えば耐熱・耐油の汎用品でもどうにかなりそうな感じです。

品番： 96MF-6K777-AA（1008086）
英国製

オイルセパレーター本体とブロックの間に収めるガスケット。

フィエスタmk6用としては数種類あるようで，DIY事前調査していたものとはカラーリングや品番が異なっています。同行号の車台番号（VINコード）に基づいてこれになったものの，写真で見る限りは形状は事前調査していたものと同じ（オイルセパレータ周縁に沿った形）で，材質や機能がどう違うのかはよく分かりません。

品番： 6M5G-6B752-AB（1858115）
英国製

こちらはセパレータ周りではなく，インテークマニホールド（インマニ）のガスケットです。オイルセパレーターの単離清掃および上記の部品類の脱着には，セパレーターの前方にあるインマニ（とファンベルト類）を取り外す必要があるので，再利用できない状況を考慮して入手しておきました（ファンベルトも別途入手済み）。

4気筒ぶんの4つが必要です。アフターメーカーのエンジンオーバーホールキットには4つセットで含まれていたりする（https://www.ebay.co.uk/itm/332481942800）ので，エンジンオーバーホール等を同時に実施するなら不要になるかもしれません。

品番： 2S6G-9441-CA（1142502）
仏国製

Duratec 1.6L（Sigma）エンジンでも形式・年代や車種によって形状が異なるので注意です（こちらはFYJ系用）。


追記： 後日入手した ajusa の FYJA エンジン用エンジンオーバーホールキット（50233900; http://www.ajusa.es/ficha_multimedia.aspx?referencia=50233900）にもオイルセパレーターとインマニのガスケットが付属していました。純正品とは質感とカラーリングが異なっていました（いずれも黄緑色）。

海外でのリフレッシュの事例はこちら

https://www.fusionguru.ru/forum/viewtopic.php?f=107&t=10023&start=20