ノーブランド サイドウインカークリアーレンズ  

90年代以降のVW/Audi車やEUフォード車に共通のサイドマーカー（サイドリピーター，サイドウインカー）レンズ/ハウジングです。

クリアクロームタイプで，VW車ではレンズが同型であればほぼポン付けできます（一部の車種のみバルブソケットの接続部の構造が異なるようです）。VWのup!も同型ですが，up!純正品は光透過部がノーマルバルブでの装着を想定したアンバーで着色されたものになっています（それ以外のレンズではアンバー発色のバルブを装着する必要があります）。

EUフォード車（フィエスタmk6，フォーカスmk2，C-MAXmk1など）にはEUフォード純正レンズ/ハウジングにつながるバルブソケットをVW用レンズ/ハウジングに対応したものに交換しないと装着できません。ただし，コードのピンを挿し換えるだけでソケットも交換できます（ふかメェ～ンさんの整備手帳参照 http://minkara.carview.co.jp/userid/345573/car/890855/1561647/note.aspx。私はそのことに気づかずコードをギボシで接続しました http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/1310774/note.aspx）。


今回は7年前に装着した中古のVW純正レンズが経年で水漏れ（http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/3389245/note.aspx）を経てレンズにクラックが入り黄化が生じつつあるため，その補修交換用にあらためて新品を入手しておきました。とはいっても今回は中国製のノーブランド・1ペア185円（レンズ/ハウジングのみ。送料無料）の廉価品です。

過去に同等なデザインながら耐候性の低いアフターパーツ（http://minkara.carview.co.jp/userid/121170/car/195494/1372209/parts.aspx）の水漏れ・黄化の早さに悩まされたことがありましたので，今回はそれなりに信頼性のありそうな S-KOITO（上海小糸。小糸製作所の合弁会社）製を選択･･･ と思っていたら到着した現物は S-KOITO の刻印をわざわざ読めなくしてある仕様でした（笑） 刻印の上に乱暴に樹脂が塗られていますが，いちおう S-KOITO のロゴと品番（5XD949117）を読み取ることが可能です。この品番はVWの1J0949117との互換性を表すようです。


写真を見る限りでは本品と同じ商品の流通が国内外の各所で見られ，一部では強気な値付けがなされています。VW純正品に比べると仕上げは粗雑（とくにクロムメッキ部のムラ。クリップがアルミではなく鉄）なのでご注意ください。クリップにサビが出ていたのでDIY補修しました。このクリップは硬めでVW純正比で車両側への脱着もしにくいです。コーキングも追加しておく方が良いと思います。

それでもかつて試したアフターパーツ（欧州で広く出回っており，今回の商品の数倍の値付けがなされていることが多い。おそらく出所は台湾のJUNYAN　http://www.junyan.com.tw/products_AD.asp?id=307）よりは，まともそうなレンズ素材となっています。


※ 結局はすぐダメになったのでVW純正品に交換しました･･･（整備手帳参照）