クラッチのメンテナンスにはエンジンを降ろさなければならないセリカGT-FOUR。
今回の
全く予想外のクラッチディスク破損というトラブルで、セリカの
エンジンは降ろされました。
せっかくここまでバラされたんだからと、他にもイロイロやっておきたいところですが、だいたいのところは前回の
エンジン交換の時に手を打っていたので、やれるメニューも限られます。
と言うか、そのパターンでクラッチも交換したはずでした。
今回は、せっかくここまで来たのだから、オイル漏れなどの異常は出ていませんがクランクのオイルシールの交換もしておくことにします。
せいぜい千数百円のオイルシール1つのために、エンジンを降ろしてはいられませんからね。
前回は何か1つでもオモシロ要素を盛り込みたくて、超軽量フライホイールを組み込みましたが、今回のトラブルでは幸いフライホイールにはダメージがなく済みました。
トルク伝達のためにクラッチディスクと接触していた摩擦面は、キレイに磨かれて光っていました。
そのフライホイールの光沢感を撮ろうとカメラを構えると、うっかりそこに映り込んだ光りにピントが抜け、ピキッとシャープに映り込んだ天井の採光窓が撮れてしまいました。
さて、あらためて破損箇所を観察してみましたが、裏側は破断したのは片側だけで、脱落までは至っておらず。
また、このスプリングとは別の箇所でもクラックが進行していて、ダメージはドンドン拡大しつつある最中だったようです。
今回はここから落ちた小さな金属片がクラッチ切れ不良という実害のあるトラブルを見せてくれたことで異常に気が付くことが出来ました。
これがもしも最後の最後まで異常を発現できずにクラックがどこまでも進行していたら、完全なクラッチバーストに至っていた可能性も否定できません。
これが良いことだとは到底思えませんが、結果として事故も起こさず、出かけた先での走行不能にもならず、比較的トラブルの早期で気が付くことが出来たんだからと、前向きに考えたいと思います。
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Posted at
2011/07/30 22:04:38