昨日の夜中に夜空を見ると、やや霞んではいるもののいくつか星が見えました。
もうアルコールが入っていたので自宅の庭で三脚を立てて
ポラリエとカメラをセッティング。
撮影中いくつかの流星が飛びましたが、撮影している方向とは全く逆の方角でした。
次第に空は雲がかかり撮影タイム終了。
結果は全滅でした。
さて、気を取り直して今夜です。
ピークは過ぎたとはいえ、まだまだ観測できるチャンスは残っています。
幸い昨日よりは星空もクリアに見通せます。
まだアルコールは飲んでいなかったので、クルマに機材を載せて田んぼのあぜ道へ。
標高の高い山に行くのには敵いませんが、田舎なので田んぼに出れば光害は少なくなります。
昨日試した中で出てきた反省点から、ポラリエにいきなり自由雲台をセットせず、ブラケットを一つ挟んでセットしてみました。
こうしないと撮影できるアングルがかなり制限されてしまうのです。
以前使っていた三脚にはEOSKissFをセット。
こちらは追尾無しの固定撮影です。
固定撮影なので、星の移動が少なく見える超広角EF-S10-22mm専門にしていたのですが、途中レンズ前面が結露で曇ってしまい降板。
今度はEF50mmF1.2Lを装備。
このカメラは高感度があまり強くないのですが、このレンズならF2.8・ISO1600相当の感度をISO400くらいで得られます。
その分画角が制限され、流星がフレームに入るチャンスが減ってしまいます。
シャッタースピードを長くせず、10秒に設定。
シャッターのモードは連写に合わせ、レリーズリモコンを押し込んでスライドロック。
これで自動的に10秒ごとに撮影してくれます。
一方のポラリエをセットした重量級三脚とEOS7Dの方は、広角域から標準域までF2.8通しのEF-S17-55mmF2.8の組み合わせ。
ISO1600に合わせ、F2.8 10秒のシャッター。
こちらもレリーズロックで連続撮影です。
ことごとく撮影していない方向に流星が飛び、こちらは壊滅状態。
唯一写っていたのがこれです。
10秒のシャッタースピードでは写しきれず、3~4枚にまたがって撮れていました。
※なんとこれ人工衛星だったようです
5コマを比較明合成し、繋ぎ目はレタッチで補完しましたが、ポラリエに載せて撮っただけに、その他の星は点像のまま。
これは確かに使えます。
重い機材が乗らないのが残念ですが、天の川などを低感度でシッカリと撮りたいときなどはかなり使えそうな印象でした。
写真はいずれも程よくトリミングありです。
Posted at 2013/08/14 00:14:34 | |
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