わたしはジムカーナ専門の走り好きです!
でも、たま~~にサーキットも走ります!
ダートもやってみたい希望はありますが、車が用意できませんww
良く驚かれるのがジムカーナ特化ドライバーなのにサーキットでもそこそこ走れる事。
タイム差はエンジン出力の差とか、走り込んだ量の差なので、掛けたお金次第なので仕方がありませんw
ただ、車の動かし方は普通にやってのけるのでいっぱしに走っている風なのが驚かれます。
ジムカーナって基本的には2本走ってそのコースは終わりです。
その2本の内でタイム出して勝負します。
同じクラスのエントラントより速いタイムを出すのがジムカーナという競技内容。
なのでコースに対する対応力は割と敏感なセンサーを持っていないといけません。
そのためコースの路面とか、うねり、勾配などをある程度見ながら歩きます。
サーキット走行ではほとんど無い「慣熟歩行」って言います。
この歩行があると路面状況とかダストの具合とか、コースを憶えるよりもコース上の走れる場所を見ておく感じ。
サーキットだと使える縁石と使っちゃダメな縁石を見分ける感じかな・・・・
慣熟歩行はそういう所を現場で直接確認できます。
逆にそれがサーキット走行だと出来ないので、その部分が辛いと感じるときはあります。
その代わりサーキット周回走行だと時間なり周回数で同じ場所を走行できるので、多少のリスクを負いますが色々試せます。
10周くらい走るとジムカーナドライバーでも全く初めてのサーキットのラインをそれなりに走れるようになってます。
ラインも色々ありますが、特殊な地元スペシャルではない、ちゃんとコースになった部分を走行する事を前提ですけどね。
ラインの地元スペシャルは走り込んだ人が使って良いと思うので・・・どこまで使えるかとか、紳士協定とかあると思います。
そのような事も含んで自分の運転で走るのですが、ジムカーナで慣れたひとは適応力とかで5周も走ると大体は把握していると思います。
注意は補修した舗装がそれ以外の部分と摩擦係数が低かったりすると、それを知らないで行くとスピンしたりします。
雨とかも仕方がない部類ですね・・・でもスピンするって事は、その時使えるグリップ全量を使い切った事を指してます。
それ以外での違いは、ジムカーナって駐車場のような広い舗装の場所に工事用コーン(以下パイロン)を立ててコースにして走ります。
仮に同じ旋回半径のコースがサーキットにあったとしても、そこを曲がるための操作と速度が違います。
問題はカント(路面勾配)
ジムカーナのコースは平たい場所なのでカントの無い所で曲がります。
もっと言うと曲げる操作をしております。
逆にカントのある分踏めるのに、計算外で考えていないため余らせてしまいがち。(<私は良くやらかします)
いつも走っているのはカントが無いから充分に車速落として旋回できる速度を自分の車と操作から体感で染みついている分、サーキットでは遅くなります。
踏めていないのはこの部分で、どこまで路面勾配を信じて良いのか不明なため。
是正するのに5~10周くらいかな・・・路面が荒れていたりうねりが多いともっと掛かる場合もありますが、他にも探る部分が多ければ幾らでも遅くなります。
そのうちタイヤが終わったりとかする時もww
全く初めてでマシンの減衰調整や空気圧も項目に入ると走行枠で2セット目とか3セット目とか。
いずれ馴染みますがそれをどこまで短くして、フルアタックに持って行けるかが、初めてコースの醍醐味かな~と思います。
サイドターンはサーキット走行では基本的にありません。
よっぽど緊急事態にならなければサイドレバーに手を掛けるのは、レースのスタートかパドックくらい。
スタート無ければ基本サーキット走行中は不要です。
サイドブレーキレバーのサーキット利用はドリフトとか、コース幅が車幅1台半くらいしかないカート用サーキットで無理矢理走らせる場合に必要かもしれませんが例外の部類かと。
けど、ジムカーナやドリフトでの後輪駆動リアタイヤ空転コントロール技術は、「意図せずリアを空転させてしまったとき」に色々役に立ちます。
その技術と色んな状況を知っていれば、後輪滑っても慌てず騒がず減速すらしないで立て直して終わり。
技術が身につくってのは「特殊が当たり前になる」事と思います。
FFだと曲がりにくいのをリア少しだけロックさせて向きを変えたりするのに使えるのかな?
サイドブレーキの活用は知っておくと、何か起こったときに役立ちます。
ジムカーナが車遊びの基礎講座として推奨される意味はこの辺りにあると思ってます。
サイドターンは曲芸操作ですが、意図的にリア空転状況を作れることと、その時の状態を把握しつつ、リアタイヤが機能しない状況でも操作する感触は知っていて損はないと思います。
同時にサイドターンって前荷重が必要で、そのための減速は同時に小さく回るためにも必要で、そこからサイドレバー引いてリヤタイヤの機能殺してロックさせても、すでに速度落ちているし大惨事にはなりにくいと思います。(背高車の横転など、ないわけではありません)
割と簡単に自分でリヤタイヤが機能しない状況が作れて、体験できる。
別に一度やったからジムカーナをやり続ける必要はありません。
あくまでサーキット走行の礎(いしずえ)だって良いんです。
しかも走行中は基本的にコース上に一人だけ、壁や背の高い車は横転もあるけど、他車との接触で即廃車はスタート地点に突っ込まない限り無いので比較的安全。
コース上に人が飛び出すのは状況に慣れたスタッフがパイロン修正だけ。
コースから外れて予想外の走りをしなければ人身事故はまずありません。(タイヤ外れたとかは想定外)
クローズ空間でのジムカーナは、コースを自車だけで全力をもって走る事だけに集中できます。
自分の車を手に入れてサーキットで全開!
その手前ではジムカーナで「カント無い所での車を曲げる技術、タイヤが滑っている体感と対応」という基礎訓練は結構良いと思いますよ!
そんな練習にはうってつけの平塚RTレジスタンス・ジムカーナ練習会!
今回はハードな連続サイドターンが無いコース設定で、サイドを引くのに丁度良い加速が得られるNO1
サイド無しだと最小小回り半径を知るために、速度コントロールとその体感速度がポイントになるNO2
いずれもヘアピンの処理や車両の旋回Gと最小限の走行を体験できる2本立てなので走り始めたばかりの人に超おすすめです!
申し込み・問い合わせは
レーシングチームレジスタンス・ホームページ(リンク)
詳細な申し込み可能台数の把握は
ホームページ内・BBS(リンク)
にて
更に平塚は路面が悪く、うっかり突っ込みすぎは壁に刺さります。
ただ、排気量ある車は1速ホールドで良いのでギヤチェンジ無しでハンドルとアクセルに集中できますから良い練習になると思います。
最後になりますが、これらの事を当たり前にやってのけるので、ジムカーナ屋さんはコースの速度に慣れる、カントに慣れるまでは遅いだけで、それ以外はサーキットとか関係なく走れます。
ジムカーナもサーキット走る上では必要な要素がつまってますし、逆バンクやフラットカーブでも必要な速度の作り方を体感で持っているので、そう言うコースでもすぐ適合できます。
そう言った意味で、ジムカーナを本気でやっていた期間はサーキット走行の遠回りには決してなりません。
むしろ車両全損のリスクを下げるだけの技術要素が学べますので是非挑戦してみて下さい!
もちろん、峠とかでも危機回避には必要な話ですが、一般公道で車を曲げる技術が必要になる速度での走行は、私は反対です。
車に曲がって貰うのではなく、自分で曲げる技術、この上に電子デバイスがあるとオンレールな旋回が出来ると思いますよ!
「カーブは自力で何とかする」
そのための切っ掛けとして如何でしょうか?
ジムカーナの場合、スタートからゴールまでの一周単位を本数でしか走れませんが、その一周は必ずクリアラップです!w(ライン取りも大きい逸脱がなければ旋回Gと速度での旋回距離とか車単位の良いデーターが体感出来ます!)
申し込みは絶賛受付中との事です!
私も参加しますし、サイドターンの助手席体験をしてみたい方は桶川より
こちらへの参加をお願いします。
(桶川はシリーズを追う本気走行なので本番の同乗はルール的に可能ですがお断りさせて頂いてます)
今回の写真は余り脈絡ありません、あしからず。