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2012年12月02日

インサイトの印象(インプレッション)

インサイトの印象(インプレッション)  今日から本格的に雪になった。朝の気温も氷点下でいよいよ冬に突入である。
 代車生活も一月を超えたので、ここらでインサイトの印象(インプレッション)を述べておこうと思う。
 まず、注目の燃費である。省エネを意識することなく普通に運転していてもリッター20キロを超えてくるので、まずまず良好だといってよい。従来の1500ccクラスのAT車ならリッター15キロくらいだろうから、大幅に向上している。ただし、直噴、小排気量ターボ、DCT等の最近のガソリン車なら普通に19~20キロくらい出してくるので、特に優れているわけではない。
 ハイブリッド車であることの使い勝手への影響は少なからずある。例えば、モーター出力の制御の段が粗く、発進するときに電車の「ノッチ」のようにガクンガクンと段がついてトルクがかかる感触に違和感がある。しかし、プリウスに比べると回生ブレーキをあまり熱心に使っていないらしく、停止する際はかなり自然に止まる。それでも、回生ブレーキの動作によりエンジンブレーキ(?)の効きが唐突に変化するのは困りものだ。アクセルを離すと予想よりもはるか手前で失速してしまい、アクセルを再度踏み込むのは下手糞な運転みたいで気持ちよくない。
 ハイブリッド車であることを抜きにして自動車自体の印象については、まず、直進安定性にかなり難があることが気になる。路面の傾斜や凹凸に進路を乱されやすく、常に修正舵を当てなければならない。そのステアリングの操作力が軽すぎて切りすぎになることもある。いつもチョロチョロして落ち着きがなさすぎる。
 また、乗り心地が良くないこともインサイトの性格に相応しくない。サスペンションがストロークを拒むような感触があり、ロールやノーズダイブは少ないのだが路面の凹凸に応じて小さく鋭い段差も大きなうねりも正直にボディが揺さぶられる。その際、後述するボディ剛性感の低さと相まって、ブルブルワサワサと旧態依然な揺れ方をする。
 そして、直進安定性と乗り心地が良くないことの「原因」と想像されるのがボディ剛性(感)の低さである。ボディ自体テールゲート部分の開口部が大きくピラーが長いデザインなので捻り方向の入力に弱いらしく、段差に斜めに乗り上げると「ミシシッ」と鳴る。また、ドアヒンジやドアも貧弱でドアを開閉する際にブヨブヨと揺れている。そのため、道路の凹凸を越えるとドアシールが擦れてワサワサと騒々しい。
 最後に、シートは決定的にダメである。1時間乗っただけで尻と腰が痛くてたまらない。スプラッシュのシートのデキのよさが改めて実感できる。

 ときどき「自動車は国産ハイブリッド車で十分なのかも」と考えることがある。でも、実際長期的に乗って見ると「やっぱりちょっと・・・」となってしまうのが実感である。

運転日報(代車インサイト)

天候:雪
走行条件:市街地・郊外一般道
乗員1名


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Posted at 2012/12/02 00:20:32

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この記事へのコメント

2012年12月2日 5:53
仕事で初代プリウスに乗る機会が増えましたが、今の低燃費ガソリン車と比べて燃費は、特筆すべきものではありませんよね。

回生ブレーキも、やはりなかなか馴染めません(^_^;)

座席は、まだ遠くへ出たことが無いのでコメントできませんが、今のところ大丈夫です。
コメントへの返答
2012年12月2日 11:12
 最近はハイブリッド以外のエコカーが増えて燃費もなかなか良いですから、重たい電池を積んで価格も高いハイブリッドを選ぶ理由は無くなっています。次期プリウスは4WDの追加や価格引下げなどの手を打ってくるはずです。
 プリウスやインサイトはハイブリッド化のコスト増加のしわ寄せがボディやシートに来ているところが「お買い得感」を損なっていると思います。
2012年12月2日 8:34
職場に現行カムリがあり、郡山~仙台を
往復しましたが、割と自然なフィールで
感心しました。

良くも悪くもハイブリッドと感じさせない
ですが、停止時の回生ブレーキは
やはりイメージより手前で止まり、
違和感がありました。
コメントへの返答
2012年12月2日 11:19
 ハイブリッド車は使用環境を選ぶエコカーだと感じます。東北のように発進・停止が少ない条件では回生ブレーキが役に立ちませんし、冬場は暖機や暖房のためにアイドリングストップしなくなるので普通のガソリン車と大差ありません。
 それならハイブリッド以外でいい車を選ぶほうが正解なのではと思います。カムリの価格でVWが買えますから・・・。
2012年12月2日 16:37
インサイト、今年の変更で1.3Lにかなり手を入れて、発売当初の廉価仕様から比べればかなり良くなったみたいですよ。

フィットシャトルも、電動パワステのセンター付近での据わりが悪くて、 高速でフラフラとなり疲れます。
コメントへの返答
2012年12月2日 17:05
 発売当初の仕様(代車の仕様)ではハイブリッドのメリットはあまり感じられませんからね。モーター(兼発電機)とバッテリー容量を拡大するか、もしくはワゴンRみたいに回生機能中心にするか、割り切りが必要だと思います。

 直進安定性の悪さはボディ剛性不足が原因と思われます。ボディ剛性の設計目標を大幅に引き上げる必要があると思います。
2012年12月2日 17:26
ご無沙汰しております。

私もPOLOに乗換えてから15000Km以上走りましたが、素浪人さんのおっしゃる様に国産車とのボディの造りの違いは明確に感じております。
これを一度知ってしまうと、ますますコストダウンが進んでチャチになっていくであろう国産車には、もう戻れないかもしれませんね・・・f(^_^;)
コメントへの返答
2012年12月2日 18:49
 ボディ剛性の違いははっきりと体感できるもので、乗り心地や操縦安定性にモロに影響します。ですが、ボディ剛性の低い車ばかり乗っている人は「こんなもん」と思っているのでしょうね。だから、メーカーも「こんなもんでいいでしょ」的なボディを設計してきます。過剰品質に思えてもボディ剛性はもっと高めるようにしてほしいと思います。国産メーカーのボディ造りの技術はどんどん先進国の水準から取り残されているように思います(一部メーカー除く)。
2012年12月2日 17:35
インサイトは乗ったことないですが、プリウスは一週間くらい借りていたことがあります。まあ、燃費良かったですが・・・、それ以上は・・・
コメントへの返答
2012年12月2日 19:14
 燃費も大事ですが、それは自動車の評価項目のひとつにすぎないわけで、燃費がよければその他の項目は「どうでもいい」ということにはならないはずです。
 特にレベルが低いボディ剛性、乗り心地、操縦安定性、シートについてはやはり我慢できないと感じます。
2012年12月3日 1:13
こんばんは

CR-Zも 昔のホンダみたいに 走る楽しさってのを感じられなかったです。
やはり ハイブリッドは重量増になるのがネガの原因なんですかね
(IMAシステム&バッテリ外して軽量化した安価モデル なんてどうですかね?)
コメントへの返答
2012年12月3日 7:38
おはようございます。

ハイブリッドは重量増になるのと、リアのオーバーハングにバッテリーを積むことが車両の運動性を大きく損なうことが問題です。プリウスやインサイトの操縦性はプロボックスのようなFWDのライトバンの最後部に重量物を積んでいる状態に似ています。トラクションがかからず、回頭性が悪い。リアのサスペンションを固めてあるのでボディ剛性が負けてブヨブヨしますし。
 ハイブリッドには価格以外にもいろいろデメリットがあります。同程度の燃費を出せるなら非ハイブリッドのほうがよいと思います。でも、CR-Zでそれをやるとホンダハイブリッドのイメージ戦略が崩れますので・・・。

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