新しく入れたショックももう馴染んだものと思われる。山道も走ったので、ショックを換えて変わったこと、変わらなかったことを報告したいと思う。
まず、変わったこととして、大きな段差を乗り越えたときのバウンドが減ったことがある。リヤがリーフリジットのキャブオーバー車の宿命ともいえるこのバウンド、伸び側の減衰力を強化することにより随分改善されるようだ。以前はダッシュボードのポケットの中のものが全部飛び出すほど弾んだ段差で、交換後はポケットの中でちょっと浮き上がる程度で済んでいる。
次に、カーブでのロールやブレーキ時のノーズダイブ等の姿勢変化が抑制され、加速度の割に傾かなくなった。ロールが軽いままで車内の物が飛び散って遠心力の大きさを知る、という感じだ。タイヤも容易には鳴かなくなって、ロードホールディングが向上したことが感じられる。
更に、路面が左右に大きくうねっているところで、あまり揺れなくなった。前は横波を受けた小船のようにボディが大きく振られてしまい、サスペンションがバンプラバーにごつごつと当たったりしていたのだが、交換後はどこにそのうねりがあったのか見つけるのに苦労するほどだ。
反面、変化が感じられないのは、橋の継ぎ目やマンホール等を乗り越えたときの鋭いショック、いわゆるハーシュネスの部分だ。ハーシュネスについてはタイヤの影響する部分が大きいように思われ、今履いているタイヤが磨耗したタイヤだから、ビシッと強めのショックを伝えてくる。
結論として、まだショックがへたっていなくても、段差でのバウンドや左右の揺れの大きさに閉口しているバンユーザーは、ショックの交換によってかなり満足できるのではないかと考える。
運転日報
天候:晴れ
走行距離:86キロ
走行条件:市街地・郊外一般道
積載:100㎏以上200㎏未満
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梵語 | クルマ
Posted at
2006/10/14 21:40:04