「乗ってカンガルー」のぬいぐるみが欲しかったので、日産のお店に行ってノートに試乗してきた。
ノートは全長が短く、上下に広いフロントガラスやよく切れる前輪ともあいまってとても取り回しのいい車である。ハンドルやブレーキの操作力も軽くて、女性やお年寄りでも楽に運転できる車である。ドアの開閉音や内装の質感こそ低いが、シートの寸法がたっぷりしており、後部座席の頭上や膝まわりのスペースも十分で、ファミリーカーとしての資質も備える。運転してみると、ブレーキのコントロール性がよいこと、およびハンドルの手ごたえが自然であること等、運転自体しやすい車である。私は前に現行マーチの14eに乗っていたことがあるのだが、それに比べると4ATからCVTに変わって燃費がよくなり、電動パワーステアリングのゴリゴリとした手ごたえがなくなっていることで、改善の跡が見られる。乗り心地はフラット感が高くて鋭いショックもうまくいなされていることから、全体に良好だといえる。ただ、サスペンションの部材かフロアが高い周波数で「キーン」と振動するのがやや不快ではある。室内騒音は大きめである。特にロードノイズやパターンノイズの進入が大きく、エンジン音よりもかなり耳障りだ。
ノートで特に気になった点は、後席のヘッドレストである。写真を見ればわかるように、ヘッドレストを一杯に伸ばしても、首までしか届かない。いくら私が身長の割に座高が高いとはいえ、これはひどいと思う。あと15センチほど伸びないと適切な位置にならない。同様にヘッドレストが低すぎる車として、オッティ(ekワゴン)、マーチ、サンバーを確認している。言うまでもなく、ヘッドレストは被追突時に頭部の後傾を抑制し頚椎の傷害を防止する機能部品である。それが首までしか届かないのであれば、設計不良だといわざるをえない。ヘッドレストの脚を延長するだけなのだから、早急に対策すべきだ。
本日の体重・・・67.4キログラム
素浪人☆の20.5パーセントは脂肪でできています
運転日報(サンバー)
天候:曇り 時々 晴れ
積算走行距離:9023キロ
走行条件:市街地
積載:100㎏未満
Posted at 2008/02/10 18:22:12 | |
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