先週から気温が下がってきて15度前後の日が多くなった。ベトナム人は「寒い」を連発しているが、東北の寒さに慣れた私には快適である。これでようやく外を歩いていても汗だくにならずにすむ。
スーパーカブをもう一月レンタルすることにした。50ccでもバイクがあることで行動範囲が大きく広がった。そのうち自分のバイクを購入するつもりであるが、バイク購入に必要なレジデンスカードがまだ出ないので、それまではこのスーパーカブで過ごすつもりである。レンタル契約の更新と併せてキャブレターから燃料が漏れている件の修理を頼んだ。一晩停めておくとバイクの下にガソリンのシミが広がっていて、キャブレターのフロートが故障してオーバーフローしているらしいのだ。修理から戻ってくるとエンジンの吹け上がりと始動性が大きく改善していた。「コックを閉めとけば漏れないけど、直す?」と聞かれたときに「直してくれ」と答えておいてよかった。基本的にベトナムでは故障があってもユーザーが要請しないかぎり修理しないので、ある程度メンテナンスの知識を持っておく必要がある。「ディーラーや修理業者に任せる」では何も解決しないのだ。
このスーパーカブ、日本から持ち込んだもののようで、車体の型式表示や計器の表示が日本語である。「C50」とあるのでスーパーカブ50がベースになっている。
ただし、ベトナムでの二人乗り(時には三人乗り)使用にあわせてピリオンステップと強化サスを組んである。
シフトペダルはスーパーカブ以外のものに替えられている。ロータリー式シフトに不慣れな西洋人が扱えるようにだろう。
スーパーカブでハノイの風になってみた画像はこちら。交差点でぐちゃぐちゃになる様子が映っている。
夕方からはベトナム語のレッスン。先生いわく、日本人でベトナム語を習おうという人は珍しいのだそうだ。おそらく独特の発音がハードルになっているのだろう。自分の発音のバリエーションにない音を話せるように、聞き分けられるようになるというのはけっこう大変である。レッスンは英語で行われているからベトナム語→英語→日本語の変換を繰り返す頭がめちゃくちゃ疲れる。でも、「日本人には珍しい」と言われるとどうしてもやりたくなってしまう。
Posted at 2014/12/07 22:21:19 | |
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