日本に帰ってきて、「日本でバイクに乗るならどんな車種がいいか」を考えてみた。ベトナムでバイクの楽しさ、便利さ、そしてその経済性に目覚めたからである。
50ccの原付バイクはまったく対象外である。二段階右折や30キロ制限などの制約が多く、動力性能も限られるため不便で危なっかしい。二輪免許を持っている人が敢えて原付に乗るメリットは皆無である。
今はやりの大型バイクはどうか。たしかに、リッターバイクでツーリングなんて楽しそうだし、タンデムでも余裕がある。しかし、車検がある、保険料が高い、燃費がよくないなど経済性に問題がある。同じ理由で250cc以上の小型二輪・普通二輪も対象から外れる。
そうなると、50cc~250ccまでの二種原付・軽二輪でということだが、二種原付は高速道路に乗れないという制約がある。その一方で、二種原付は自動車保険を「ミニバイク特約」ですませることができるメリットがある。この点、250ccクラスは高速に乗れるといってもパワーが無いし安定性も乏しいので長距離は無理だ(ライダーの根性の問題かもしれないが)。仙台では仙台西道路を走れるのは便利かもしれないが、並行する一般道を行けば問題ない。したがって、保険料のメリットにより二種原付(50~125cc)という結論になる。
さて、二種原付でもどのような車種がいいか。まず、Vベルトによる自動変速のモデルは御免である。せっかくの低燃費のメリットをCVTの効率の悪さで台無しにするわけにはいかない。また、小径ホイールのスクーターもダメだ。ホイール径が小さいと路面の不整に弱く乗り心地も悪化するからだ。それから、タンデムが楽にできる大きなロングシートも必要である。それらを踏まえて国内4社のラインナップを見てみると・・・
・・・そんな車種ないじゃん(汗
しいて言えばホンダCB125Rは要求に近いのかもしれないが、これを普段使いするというのもなんかイメージしづらい。ベトナムで普通に走っている110~125ccのカブがいいのに、そういうのは売っていないのだ。日本のスーパーカブ110はシートが一人用でホイールベースも小さい。あとは・・・カワサキKLX125か。これにキャリア付ければタンデム+荷物もOKだが、ハンドル幅が広いからすり抜けしにくそうだし・・・なかなか欲しいものがないということに気がついた。
ベトナムから個人輸入するか・・・。
Posted at 2015/02/21 14:50:18 | |
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