• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

素浪人☆のブログ一覧

2015年02月28日 イイね!

空冷、キャブレター仕様

 現在の足であるスーパーカブは空冷単気筒、キャブレター仕様のエンジンである。今ではベトナムで普及している100ccクラスのバイクでも電子制御燃料噴射、水冷エンジンは珍しくない。レンタルバイクのスーパーカブは20年以上前の型なので昔ながらの仕様なのである。だから、取り扱いは昔ながらの流儀で行う必要がある。

 まず、時代を感じるのはチョークレバーの存在である。朝の始動時にはチョークレバーを一杯に引いて、それから徐々に戻しながら暖機運転をする必要がある。慌てて走り出そうとしてもエンストしてしまう。「フライパンとエンジンは暖めてから使うもんだ」とかつては言われたものである。今では「ガソリンの無駄だから暖機運転はするな」と言われるのだから、ずいぶん変わったものである。

 つぎに、ときどき起こるミスファイアやアフターファイアが懐かしい気持ちにさせる。急加速しようとしたり、そこから急にアクセルを戻すとマフラー内で「パン!パン!」と爆発が起こる。ガソリンを無駄にしないように血眼になっている現在のエンジンでは考えられない現象である。

 そして、エンジンのオーバーヒートを気にしなければならない。現在の水冷エンジンには水温計さえ備わっていないことが多い。どんなに酷使してもオーバーヒートしない設計なのだろう。しかし、空冷エンジンは酷使するとオーバーヒートし、最悪焼きついてしまう。しかも、水温計でオーバーヒートを知ることができないので、焼きついてエンジンが止まってはじめて気づくことになりかねない。空冷エンジンは排気量の割に出力控えめなことが多いが、それでもアクセル全開を続けるとオーバーヒートの心配がある。

 ここ数十年のあいだにエンジンは大きく進化している。ボタンひとつで始動し、エンジンの存在すら忘れていても何の問題もない現在のほうが洗練されていることは間違いない。ただ、寒い朝は始動に難儀し、長い上り坂ではオーバーヒートを気にしなければならなかった頃のエンジンのほうに、なんとなく愛着が湧くような気がするのはなぜだろう。中年のノスタルジー?
Posted at 2015/02/28 23:15:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ
2015年02月23日 イイね!

スーパーカブでプチツーリング

スーパーカブでプチツーリング 雨具とパンク修理剤を入手して装備が万全になったのでハノイから60キロ離れた国立公園までスーパーカブで出かけてきた。往復120キロ、3時間の行程はぶらっと散歩するのにちょうどいい。

 さて、ベトナムの道であるが、普段から紹介している市街地の



ごちゃごちゃした通りや

どこの国でも同じような眺めの国道



などより、

並木が整備された農村の街道





山々が美しい山岳地帯



を走ることをおススメする。そこはまさにバイク天国で、「これでバイクが250のトレイルだったら最高なのに」と思う。もっとも、スピードが全体に遅いので100cc程度の実用バイクでもけっこう楽しめる。登り坂ではノロノロ、向かい風に押し戻され、だいたい30~60キロの範囲で走行する感じである。たとえエンジンが大きくても、ガードレールが無い、突然大穴が開いているという道路事情ゆえ、スピードは禁物である。また、路上の障害物(大穴、落石、水牛など)が見えにくく危険な夜間は運転しないほうがいいだろう。



 ほとんど休憩なしで3時間走行して帰ってきたが、だいたい4時間が運転時間の限界だと思う。それ以上乗っても辛くて痛いだけで楽しめない。また、夜間は危険なので運転しないほうがいい。そうすると、半径160キロくらいが日帰りツーリングの行動範囲ということになる。ハノイから160キロであれば、ハイフォンやラオスとの国境地帯などいろいろ行けそうである。これからどんどん出かけてみようと考えている。

 ただし、レンタルバイクの調子はいまいちで、もうちょっとまともなバイクがほしいところである。できればカブみたいなタイプじゃなくて、燃料タンクを膝で挟んで乗るようなバイクのほうがいいと思う。125ccでいいから、ちゃんとした(?)バイクを早く入手したいものだ。
 
Posted at 2015/02/23 20:18:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2015年02月23日 イイね!

いろいろ仕入れてきました

いろいろ仕入れてきました 日本に帰った機会にバイク用品をいろいろ仕入れてきた。妻用のヘルメット、プロテクター、グローブの類は先に述べたとおり、そのほかに雨具とパンク修理材を買ってきた。

 雨具はこの国の王道、ポンチョである。こっちの人はバイク全体がすっぽり覆われるような巨大ポンチョを使っている。ヘッドライトやウインカーの部分だけ透明ビニールになっているものだが、そこまで大きい必要はない。一応バックパックごと着られるように大きめになっているものを買った。これまでバイクに乗っていて本格的に雨に降られた経験はないが、雨の多い国なのでそのうち必要になるだろうとの判断である。

 パンク修理材は悩んだのだが、保険の意味で携行することにした。この国ではバイク修理屋はやたらたくさんあり、どこで故障してもすぐに直してもらえそうである。しかし、ひょっとしてもしかしたら修理屋が少ないところでパンクするかもしれない。中には通りでわざと釘を撒いておくバイク修理屋もあるらしく、そんなとき、バイク屋の前でパンク修理剤を使い、そのバイク屋はスルーするというイヤミな技を使えるようにである。

 さて、装備が整ったし・・・あとは免許とバイクだけだ(笑
Posted at 2015/02/23 03:53:12 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑感 | クルマ
2015年02月21日 イイね!

欲しい車が無いねぇ・・・。

欲しい車が無いねぇ・・・。 日本に帰ってきて、「日本でバイクに乗るならどんな車種がいいか」を考えてみた。ベトナムでバイクの楽しさ、便利さ、そしてその経済性に目覚めたからである。

 50ccの原付バイクはまったく対象外である。二段階右折や30キロ制限などの制約が多く、動力性能も限られるため不便で危なっかしい。二輪免許を持っている人が敢えて原付に乗るメリットは皆無である。

 今はやりの大型バイクはどうか。たしかに、リッターバイクでツーリングなんて楽しそうだし、タンデムでも余裕がある。しかし、車検がある、保険料が高い、燃費がよくないなど経済性に問題がある。同じ理由で250cc以上の小型二輪・普通二輪も対象から外れる。

 そうなると、50cc~250ccまでの二種原付・軽二輪でということだが、二種原付は高速道路に乗れないという制約がある。その一方で、二種原付は自動車保険を「ミニバイク特約」ですませることができるメリットがある。この点、250ccクラスは高速に乗れるといってもパワーが無いし安定性も乏しいので長距離は無理だ(ライダーの根性の問題かもしれないが)。仙台では仙台西道路を走れるのは便利かもしれないが、並行する一般道を行けば問題ない。したがって、保険料のメリットにより二種原付(50~125cc)という結論になる。

 さて、二種原付でもどのような車種がいいか。まず、Vベルトによる自動変速のモデルは御免である。せっかくの低燃費のメリットをCVTの効率の悪さで台無しにするわけにはいかない。また、小径ホイールのスクーターもダメだ。ホイール径が小さいと路面の不整に弱く乗り心地も悪化するからだ。それから、タンデムが楽にできる大きなロングシートも必要である。それらを踏まえて国内4社のラインナップを見てみると・・・

・・・そんな車種ないじゃん(汗

 しいて言えばホンダCB125Rは要求に近いのかもしれないが、これを普段使いするというのもなんかイメージしづらい。ベトナムで普通に走っている110~125ccのカブがいいのに、そういうのは売っていないのだ。日本のスーパーカブ110はシートが一人用でホイールベースも小さい。あとは・・・カワサキKLX125か。これにキャリア付ければタンデム+荷物もOKだが、ハンドル幅が広いからすり抜けしにくそうだし・・・なかなか欲しいものがないということに気がついた。

 ベトナムから個人輸入するか・・・。
Posted at 2015/02/21 14:50:18 | コメント(1) | トラックバック(0) | バイク | クルマ
2015年02月20日 イイね!

猫に宅急便

猫に宅急便 山奥の温泉宿に家族で行ってきた。オフシーズンのためか貸切状態で料理もよく満足できた。

 朝食を済ませ宿のまわりを散歩していると、一匹の猫がいた。人が通るたびに寄っていって、その人も猫に声をかけたりしている。どう見ても野良猫じゃなさそうだ。宿の人にその猫について聞いてみた。

 その猫は、宿の向かいの家の飼い猫だそうだ。その飼い猫がどうして通行人に寄っていくかというと、飼い主は去年亡くなって、向かいの家は空き家になってしまったからだ。「犬は人につき、猫は家につく」といわれるように、飼い主がいなくなっても猫は空き家の周りに住み続けているのである。

 近所の人が不憫に思って時々餌を与えたりしていたのだが、ここで宅配便運転手が支援に乗り出した。集配のために集落に上がってくるたびに猫に餌を与える「宅食サービス」を行うことになったそうである。これでひとまず猫が飢える心配はなくなった。

 ただ、高齢化と過疎化が進む山間の集落で、飼い主なき後の猫がぽつんと残されている姿はなんとも切なかった。
Posted at 2015/02/20 20:42:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 動物ネタ | クルマ

プロフィール

「強風のせいか、飛行中の鳥が操縦困難になったらしく、私の部屋の窓に激突したようだ。衝突の瞬間は見ていないが、まるで拓本のような衝突痕が残っている。」
何シテル?   03/13 16:30
日本、米国、そしてベトナムで運転してきました。国が変わっても運転好きは変わりません。大型、牽引、二輪など各種免許を持ち、バス、トラック、タクシーなどの乗務経験が...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2015/2 >>

1 23456 7
89 1011 121314
15 16171819 20 21
22 2324252627 28

リンク・クリップ

交通安全環境研究所 
カテゴリ:自動車
2008/11/12 23:05:56
 
NASVA(独立行政法人自動車事故対策機構) 
カテゴリ:自動車
2007/08/11 21:37:42
 

愛車一覧

ダイハツ ハイゼットトラック SHIN TB2号 (ダイハツ ハイゼットトラック)
SHIN TB2号機
スバル サンバートラック TB1号 (スバル サンバートラック)
新コメント:TB1号は高機動型で要請に応じて先行出場し、状況把握、適用機材の選択、開発、 ...
ソレックス マルチトレーラー TBトレーラー1号機 (ソレックス マルチトレーラー)
我が家のトレーラー導入初号機。 仙台ナンバー管轄で事業用軽貨物トレーラー初号機。 幌ウィ ...
ホンダ クロスカブ CC110 TB4号 (ホンダ クロスカブ CC110)
新コメント:TB4号は小型の機材で渋滞や狭い路地などに潜航し活動することができる。TB4 ...
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation