GWに東山動植物園に初めて行った,その後。
「あんなに写真撮って歩き回るんだったら1人で行ってΣ(`益´#)」
怒られてしまったので,今後の動物園は基本的に単独旅になります。
まぁ確かにね。5時間写真撮りながら歩きっぱなしなら,誰かと行くべきじゃないね。
単独行の1回目は,豊橋総合動植物公園,通称のんほいパークへ。
折角なのでタイトルからそれっぽくしてみた。
ついでに勢いでタイトルロゴまで入れてみた。
土曜とはいえ朝の9時。客の姿はあまりありません。
まずは入園券を購入。入園料は,東山動植物園より100円高い600円。
値段はともかく,まるで飾りっ気のないチケットでビックリである。ラーメン屋の食券かと思った。
園内地図を確認。
動物の絵が大きすぎて道が見えない……。
入り口すぐの場所にどーん。
吉崎先生ありがとう。
で。
ここから,辿った道程に従って写真を貼ってコメントしていこうと思っていましたが。
……うわぁ,なんだか凄いことになっちゃったぞ。
なんせ滞在時間が6時間,撮影枚数が約200枚。それと動画もあるよ!
極地動物館を見終えた辺りで「こんな長ったらしい記事,読む体力続かない」ことに気づく。
道半ばどころ1/3でこれである。
というわけで,とりあえず撮ってきた写真全集はフォトアルバム行き。
今回は思い入れのある動物が多かっただけに苦肉の策だが,仕方あるまい。
…………枚数制限,そういうのもあるのか。
まさかの前後編。
[前編][後編]
そしてこの記事本文は方針変更。
各エリアごとに特に語りたい動物だけ語る。
①郷土の動物園
皆さん,ニホンザルの鳴き声をご存知だろうか。
ウキーとか鳴いているイメージがあるかもしれないが,正解はこんな感じ。
……私は生理的にダメだこの声。
実は霊長類全般があまり好きではないが,これでさらに苦手になった。
あとは,キツネとかタヌキとかいたけど,特にかわいかったのがこれ。
撮ってたら振り向いた。かわいい。ハクビシンかわいい。
②極地動物館
今までペンギンにはあまり興味がなく,違いを気にしたことがありませんでした。
が,某フレンズの影響もあって,よく見てみると色々なことに気づく。
例えばこちら,
二次元に恋することもあるといわれるフンボルトペンギン。
このフンボルトペンギン,ペンギンのイメージにそぐわず,温帯地域の出身。
極地に住む他のペンギンと一緒の水槽に入れると寒くて死んでしまいます。
なので,この子たちだけ屋外展示というわけ。日本の環境がジャストフィットのようです。
続いてこちらのジェンツーペンギン。
なんかビックリするぐらいカメラに寄ってくると思ったら,そういう性格らしい。
ペンギンの写真を間近で撮りたかったら,ジェンツーがいるところに行くといいんじゃないかな。
それから,ピンぼけしてて申し訳ないが,キングペンギン。
身体やわらけ~。あとバランス感覚いいじゃないの。
ぼたぼた歩いてばたばた倒れているイメージなのに。
ペンギンって,意外と面白い。
③コツメカワウソ
かわいい。見ていて飽きない。
とはいえ,ヌメヌメした見た目とか,甲高い鳴き声とか,好き嫌いは分かれるかもしれません。
ニホンカワウソが妖怪扱いされたのも分からないではない。
なお,例の「たーのしーー!!」というセリフ。
アニメのパブリックイメージともいえるこのセリフだが,実は中の人のアドリブ。
ついでに,監督いわく「最初はそもそもカワウソがいなかった」そうな。
……これらを欠いたら,あそこまで人気が出ていただろうか。
④オランウータン舎
オランウータンと飼育員さんがコミュニケーション中。
やっぱりオランウータンって賢いんだねぇ。
⑤バードエリア
シロクジャクは初めて見た。驚きの白さ。
まるで新郎新婦のような後ろ姿。……まぁイメージとは男女逆ですけどね。
「どうも,助手のワシミミズクです」
噂には聞いていたけど,でっかいなお前。
なんか謎の動きをしていました(頭にハンガーはめるアレ)。
ご近所にオオコノハズクもいましたが,予想以上のスケール差。
オオコノハズクだけ写真がないのは,小さすぎて金網越しでは撮れなかったからです。
(なおオオコノハズクは,厳密には博士ではなくその近縁種です)
あと,この一番手前のケージにはハヤブサがいたのですが。
右の翼にボウガンの矢みたいなものが刺さって見えたけど,見間違いだよね?
スタッフの人に知らせて聞いてみたけど「羽が抜けかかってるだけだと思います」。
安心して立ち去ろうとしたら,後ろの女子組が「なんか刺さってないアレ?」って…。
……本当に大丈夫なんだろうな?
あの子,朝と夕で同じ棚の上にいたけど,飛べないわけじゃないよな?
⑥夜行性動物館
メインディッシュともいう。
また会ったね。
ご覧のように入り口からして真っ暗なせいか,この場でガチ泣きしちゃうちびっこ多数。
入るとまずフェネックがお出迎え。
結構テレビにも出てるイメージですが,未だに認知度はそんなでもない様子。
常同行動していたオスも合流して寄り添ってます。
なんだその顔,かわいすぎるし。
そしてそして,本館の人気ナンバーワンはやっぱりこの子。
黒山の人だかり……とまでは行きませんが,観客は引きも切らず。
ほねっこ食ってます。
ステルちゃんはまだ生後半年程度なので,元気いっぱいで非常に活発。
この動画の通り,暗いし,動くし,まぁきれいに映らない。
たまに疲れて休む時がチャンスですが,それでも頭が動かないことを祈ることが必要。
粘ってると時間も電池もなくなります。ISO上げると消耗がすげぇ。
たまには程々に休みましょう。
そして,暗所撮影のたびに言っている気がしますが,以下説教。
なぜフラッシュを焚いた,言え!
やっべぇ点いちゃった,みたいのならともかく,平然と悪びれもせず点けるのなんなん?
字も読めないの? ピクトグラムも理解できない?
流石に思わず「フラッシュ切れや!」って声が出ました。
ああいうのを見ると,何も考えなくてもあの歳までは生きられるんだなと思います。
あと,存在自体を知らないのか,AF補助光を切らないやつ。
見てこれ。ステルちゃんがかわいそうだわ。ふざけんなデブ。
(この後にAF補助光は切ったものの,リングライトは最後まで付けっぱ……クソが)
注意書きもあるけど,それ以前に自分で気づかないもんかね?
自分が暗所であの光向けられたらどう思う? てか他のやつが光らせてんの見て何か思わん?
本当に,想像以上にな~んにも考えてない知能縛り勢が多くて困る。
⑦植物園
動物園エリアと比較すると衝撃の過疎りっぷりですが,見ごたえは十分でした。
写真貼ってくと長くなるんで,詳しくはフォトアルバムの方を見てもらいたいと思いますが。
随所に客を楽しませるギミックが仕込まれた温室,和洋が肩を並べる屋外庭園。
植物しかないのに,歩くうちに風景がころころ変わって,見ていて飽きません。
ぜひこちらにも足を運ぶといいと思います。
以上,駆け足ですが,のんほいパークのレポートでした。
地味に珍しい動物がいたり,繁殖にも力を入れていたりと,隠れた名園じゃないでしょうか。
あと,大抵の子にちゃんと名前がついていたような……そこも珍しいかも。
今回すっ飛ばした一部エリアはまた今度。
セグウェイを使ったパークツアーもあるみたいなんで,また行ってみようと思います。
……後は,次は園内で飯食いたい。現地着いてから金がないことに気づいて何も食ってないorz