プレリュード(序章)この素敵な名前にひかれたのかもしれない。
もともと好きな漫画家がホンダ党だった、ためかホンダ車しか興味がなかった。
その中でひと際異彩を放つ、プレリュード。
ヨーロピアンスタイル、4WS、2.2ℓⅤテックエンジン、デジタルパネル。
何も知らない車好きを引き付けるには十分な魅力だった。
憑りつかれたように値引きなしに僕はその中古車を購入した。
しかし、その車のポテンシャルは僕の手におえる代物ではなかった。
片思いに似た物。
僕には、そういう感情しか思い浮かばない。
報われない恋。
10年以上経ったいまでもプレリュードを町で見かけると胸の奥がざわめく。
車庫にいつまでも置いておきたいような理不尽な感情を理性で説得しなければいけない。
なぜなら。
つづく。
Posted at 2011/08/28 17:48:10 | |
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プレリュード | 日記