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2017年11月03日 イイね!

沼だねえ(汗

沼だねえ(汗前回、PCを簡易ダブル水冷から本格水冷に移行したお話でしたが、まだ続いてましたw
メインの用途としてはゲーム用なんですが、がっつり長時間プレイしていると排熱が追い付かなくなってしまうんです。
水冷とはいえ、単に熱の移動をしているだけなので効率よく排熱できないと熱が溜まります。
この熱が溜まると水温が上昇し、50度を越えるぐらいになってくるとVGAの温度と大差なくなってくるので、ここでVGAの温度も上昇して悪循環に入ってしまいました。
簡易水冷では水温は測れないので比較はできていませんが、ラジエターを触った感じで比べるとこれでも全然冷えてはいるんですけどね。(簡易水冷は熱くて触れない)
とはいえせっかく手間暇かけてるのでここはなんとかしたい。
やはりラジエターはケースの外に出すのが一番なのですが、それはあまりスマートではない。
むむむむと悩んでいるときに以前から気になってきたPCケースが発売されました。
ThermaltakeのView71です。
特徴は見た目重視の4面強化ガラス、重量19kg(笑)、水冷向け、といったところです。
発売日にいきなり箱潰れの値引き物が出ていたのでそっこーで発注してしまいました。(汗


このケース、とことん水冷向けに作られていて、下部を水抜き用に開口できたり、いたるところにラジエターをつけられたりと凝った構造になっています。
大きさもかなりある上に、エアーの通り道も多いため放熱効果は高そうです。


まずは以前の環境をそのままさくっと移植。
これで長時間ゲームを試してみたところ水温は高いときで42度、一気に10度以上下がりました。
その後は気温そのものが下がってきておりますので、38度を越えることはあまりなくなってきています。
やっぱケースは大事ですねw


さて、ケースをこれにしてしまった以上、中の見た目にもこだわらないといけない運命に。(逃
まずはソフトチューブで組んでいた構成を、ハードチューブに変更します。
ハードチューブとはアクリルやPETGといった素材でできた硬質配管で、50cmまたは1mの長さで用意されています。
これを自分でカットしてヒートガンで炙って水路を作成するわけです。
各パーツを接続するフィッティングも、それ用が必要になるため、またまた追加出費がかかるわけですが...
これはショップで買ってきた1mのハードチューブ。ってか水冷コーナーができてこういうのを扱ってる当たり、少しは身近な存在になってきてるのかな。


ハードチューブで組み立て中の図。
先に説明した通り、このケースは水冷向けなのでほとんどフレーム状態までバラせてあちこちから手を入れられて楽です。
これが狭いケースだとそーとー苦労しますw


第2形態完成。うーん、なんか物足りないw


このケース、VGAを全面見せるようにすることができるので、VGAのレイアウトを変更することにしました。それに合わせて、水の流れが見えるタイプのフルカバーVGA水枕を用意しました。
手持ちのVGA自体がもう古いため、著名な水冷パーツメーカーからかつて出ていたものはもう市場に出回っておりません。
今回はちうごくメーカーのを現地から取り寄せました。ってかAliExpressで取れる水冷パーツ、吟味する必要はありますが、安くて良いものがかなり揃っててこれからもお世話になりそうですw
てなわけで、VGAに水枕を合体した図がこちらです。失礼ながら思ってた以上に作りはよかったですw


そんなこんなで完成!
なお、ハードチューブにしても冷却性能は全く変わりません。完全に見た目重視ですw
VGAがフルカバーになったおかげで若干さらに冷えてるぐらいかな。メモリ回りも一緒に冷やしてくれるのは精神的にも安心です。


ついでに水の流れも解説。
前の写真でいう水の溜まった筒がリザーバーで、その下にポンプが付いてます。
ここから出た水はまずはフローメーター(水車)を通って上に行きます。
フローメーターは分岐があるので、ここにドレンバルブも付けてメンテナンス時は水抜きができるようにしてあります。
水抜き時はケース下側の扉を開きます。


次に240mmのラジエターに入ります。排熱はファンで押し出されてケース裏側に行きます。
このケースは裏側もガラス扉がありますが、扉は1cmほど隙間が空いて浮いている状態なので、熱が溜まることはありません。


続いてCPUに入ってまた出ていきます。


CPUから出た後は、天井部の360mmラジエターを通ります。
こちらは6個のファンでプッシュプルで排熱しています。とはいえ回転数はかなり抑えているので騒音はほとんどありません。


天井部のラジエターから降りてきてVGAに入ります。
本当はこの配管、裏側から入ると楽なのですがこの水枕の設計が悪いせいか裏側はフィッティングが物理的に基板と干渉するため、泣く泣く手前側に付けています。
そのためこんなエグイ配管になっています。何度曲げに失敗したことか...
前向きに考えると、手前側なら万一水漏れトラブルあっても基板側にかからないので良かったのかもしれませんが。(逃


VGAから出た後は温度計を通ってリザーバーに戻ります。
これで使うクーラントは全部で700ccぐらいです。


通電するとこんな感じ。実際はスモーク扉を閉めるのでもっと落ち着いてます。
リザーバーのてっぺんの蓋は圧力弁を付けています。これを付けておかないと、中に空気が入っていた場合熱で膨張して配管抜けやリザーバー破裂の原因になるそうです。


この状態で1週間ぐらい使ってみて今度は別の問題が発生。(笑
何かのタイミングで、いきなりマウスの動きが重くなってPCが極端に遅くなったりしていました。
OSをクリーンインストールしてみたり、ここ最近アップデートされたドライバ類を疑ったり色々やってたのですが、犯人はこのライザーケーブル。VGAをオフセットして使うときに間に挟む延長ケーブルなんですが、これの安物を使ってたせいで不具合が出ていたようです。
何かを触ったりとかの物理的な要因ではなく、ゲームでUIを移動したりと特定のソフトウェア的な条件でごく稀に発生するという発生要因のトリガーがめちゃくちゃ嫌らしい動作なので特定するまでえらい時間がかかりました。(汗
左がAmazonで購入した安物ケーブル、右がLian-Li製のいちばんいい奴です。ケーブル自体が確かに太くはなっていますが、値段が3倍以上の差があるようには思えないような...まあなんにしろ、これに変えてVGAの動作も安定したようです。(^^;


てなわけで、最後に厄介なトラブルを引きましたがこちらも解決してひとまずは完成です。しばらくはこれで落ち着きたいですね。

よく聞かれる費用ですが、回り道もした分も入れて水冷パーツと買い足した工具類だけで10諭吉超えるぐらいというところでしょうか。
回り道しなかったら3割引ぐらいですね。なお、ある程度勉強が済んだ今ならAliExpressなどで揃えれば5諭吉以下で遜色なさそうなのが組めそうです。ぶっちゃけクーラントなんて自動車用を薄めて使えますしねw

Posted at 2017/11/03 14:31:18 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記

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