散歩

昨日の散歩内容をば。

揖斐高原の遊らんど坂内スキー場は、いつからか休業になっている。
駐車場までは除雪がしてあり、工事現場のハウスがあったので何かするのかな？

スキー場からは大谷川沿いに舗装林道が1.5kmほど続くのだが、何故か散歩にどうぞ(違)と言わんがばかりに入り口で除雪終了。
ほっほっほ♪
登山か何かでしょうか。かんじきかスノーシューの薄い踏み跡がありました。

私の持ってるスノーシューは、構造部にビニールのような樹脂部品が使われているので、年数的に長持ちする物では無いようです。
適した場所なら楽しいんですが中々機会が無く、使用頻度が少なくてもったいなく思っていたので、この状況は願ったりかなったり。

雪融けで勢いのある渓流を横目で見ながら、斜度が穏やかで木陰が明るい道をぺたぺた進みます。
ぐずぐずの雪が朝の冷え込みで硬い所もありますが、スノーシューを履いていてもばふっと沈み込む所もあって面白い(？)です。
途中、路上河川になってる所では小さなスノーブリッジをこわごわ乗り越したり、小雪崩や倒木を路肩ぎりぎりで迂回したりと、ささやかな冒険も楽しめます。

谷が分かれる大きな堰堤までは順調に。
尾根の影から、蕎麦粒山が顔を出しました。
途中、沢の小滝を見たり写真を撮ったりで、１時間弱といったところです。

林道のこの先は古く、上流の整備に使ったあと20年ぐらい放置で荒れています。
いける所まで。のつもりで傾斜が少し強い道跡を進みます。
この時期なので草木や蟲は気になりませんが、路肩が崩れてる所はちょとこわく。

高度があがって爽快で、雪と樹がまだらになった春近しの雰囲気がいいのですが、ヘアピンを二つ越えた所で大きな崩れと雪面のクラックが恐いので断念。
ここさえ越えればあとは順調で、次に見える谷には遠望ながら細くて高い多段の滝が見えるそうなんですが・・・
まあこの状況で、リスクをわざわざ背負う事も無いでしょう。

流れがずっと下になり静かな山腹で景色を撮っていると、ふと獣の気配。
振り返ると三匹の足の長いきつね？いや小さい犬か。
首輪してるけど凄くやせてるし、こちらをちら見だけだし、嗅ぎに集中してまた山を登っていく統制された感じは野犬とは違うっぽい・・・

下りでは登り辛かった所の恐さを少し感じつつ、堰堤まで戻ると猟銃を持った高齢の人がいました。なるほど、鹿か猪を追い込ませているのか。
少し挨拶をし、あとは平坦な林道を下ります。
林道入り口には、やはり銃猟禁止区域の看板がありましたｗ。