古いGoogleマップを使ってみる

パソコンもスマホもOSがアップグレードするたびに動作が遅くなり、やがて壊れていないのに買い替えを余儀なくされるサイクルに陥っています。まあ新しい製品を手にする喜びもあるし、なんとなく受け入れてきたのですが、XDAを見ていたらやはり数年でデバイスがリソース不足に追いやられる現状に異議を唱えている人がいました。

「GooglePlay開発者サービスとGoogleマップを消すだけで君の端末はウルトラスムーズに動くようになるんだぜ！？」

と主張する発案者の指示に従ってSystem App Removerを使いGooglePlay開発者サービスを削除・・・出来まへんがな。なにか前提条件が違うのかな？仕方ないのでGoogleマップだけダウングレードしてみました。


これがバージョン6.3.0。確かにめちゃくちゃ速いです。シンプルで速いけど、履歴もマイプレイスも出ないではさすがに不便。


これが7.0.2。地図表示はほとんど最新版（9.4.～）と変わらないが、追加メニューとか経路設定の操作性が悪い。6.3.0と比べると動きはちょっともっさりするけどまだまだ速い。


これが8.0.0。地図表示はほぼ同じ（目的地のマークが大きい？）。操作性はあまり変わらない。


これが9.0。経路検索機能が装備され、操作性も洗練されている。ただ、動作は最新の9.4.～と同じくもっさり。

その後も試行錯誤を繰り返し、結局バージョン9.31.3に落ち着きました。ほとんど最新版と変わらないけど、マップ以外のアプリを使用中でも経路案内表示を割り込ませてくれるのはここからなんですね。そして周辺のレストランとかおせっかいな機能がないのも好印象なのです。

アプリのダウングレードは確かにスピードアップに効果があることを確認しました。頼みもしない余計な機能を実行するために新しい端末を買わされていると考えると、ちょっと嫌になっちゃいますね・・・。