たまたま天気も良かったので、近所の公園へと足を延ばしたら 「学校給食展」 なるモノをやっていた。規模は大きくないが、市内の学校給食の様子や、最近の給食事情が紹介されていて非常に興味深く見ることが出来た。
まぁ、いつの時代も、自分の時より・・・・というセリフが聞こえてくるのだが、それはいつの時代でも変わらず、ここは「冷静」に今の給食を眺める事にした。
やはり、最初に目が行ったのは、最近の給食の献立。
自分たちの時代もそうだっただろうが、やはり時代が進めばメニューやその造り方も変わっており、どこも給食のメニュー造りに苦労して、そして限られた予算で栄養のバランスを保とうと苦労している様子が見て取れた。
ハンバーグにスパゲッティ、揚げ餃子に鳥唐・・・子供のの好きなモノって今も昔も変わってないね
どうしても子供の好き嫌いに合わせてしまうので致し方ないのだろうが、ハンバーグにスパゲッティ、鳥唐に・・・・と大人の僕が見ても美味しそうなメニューが並んでいた。
お米の給食も当たり前になっており、実は、僕が小学校の時、初めて試験的に「米飯給食」が開始されて、当時は本当にコッペパンや食パンばかりだったので、ご飯の給食がとても珍しくて、美味しかった事を思い出してしまった。
そして、僕の年代から見て非常に変わったのが、食材を盛り付ける食器だ。
もはやアルマイトの・・・は本当に昔話で、軽量で可愛い食器が並んでいる。
耐熱樹脂や、所によっては陶器製の食器が使われており、お箸にスプーン、フォークまで用意されている。僕の時代の、何が何でも「先割れスプーン」という時代から見れば、ああぁようやく当たり前になったんだなぁと感じた次第だ。
食育という言葉が語り始められて久しいが、かつての効率第一主義的な、手入れが簡単で割れない重くないという思想から採用されていた、「先割れスプーン」や「アルマイト食器」が無くなった事はとても良い事だと思う。
やはり家庭と同じ様な環境で、多くの友達と美味しいモノを語らいながら食べる事が、もちろん栄養のバランスも大事だろうけど、成長する過程において僕は大事だと思うのだ。
贅沢になったっていう言葉も多く聞かれ様が、僕は、こうした給食の進化は正しいと思う。
未だに嫌いな牛乳を、小学生から中学生までの9年間、頑張って飲んで来たこともとても懐かしい思い出だ。
ただ、ここだけのハナシだが、当時から今に至るまで「レーズンパン」はどうしても食べることが出来なかった・・・これだけは未だにほろ苦い・・・いや、ほろ酸っぱい思い出だ(笑)
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Posted at
2012/10/27 21:25:36