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2017年08月05日

鮮烈 ヘリテージコレクション中の個人的コレクション

鮮烈 ヘリテージコレクション中の個人的コレクション  もうヘリテージコレクションに付いては多くの方が語っているし、画像も多数 UP されていて目新しさは無いかもしれないが、どうも上っ面のコメントが多くて、それもステレオタイプの思い込みも多く見られて、これはどうしたものかとも思っているのも事実。

 まぁそんな私も人にどうのこうの言うほど詳しくは無いが、リアルタイムに見聞きした車種が多いので、その経験を基にして語る事が出来ればと思う次第なのだ。

 ヘリテージコレクションで、どうしても私のカーライフの始まりとなり、礎となったクルマと言えば、もう ブルバード510 を上げざる得ないだろう。

 今でさえ、510は名車だの人気車だったという風評を多く聞くが、現実には、非常にT40系「アローライン」のコロナに販売で苦戦していた。

 それは取りも直さず、機能性重視のデザインが質素と捉えられて、見た目の豪華さで思わぬ苦戦を強いられていたのだ。

 その端的な例が、この510クウペの「サファリブラン」による販売台数の増加だ。

 1970年、イエロー系の「#817 ヒューストンイエロー」と「#906 サファリブラウン」 が510に追加された。
元々は昭和38年に、消防車、救急車と紛らわしい色は使用してはいけないという規制が緩和され、だんだんとクルマのボディカラーも豊富になって来た。

 しかし日産は、色よりメカニズムだと言わんばかりに、デザインそのものや機構の高度さをアッピールしてきたが、当時の 佐々木定道 専務から、もっといろいろな色を使えるようしろという大号令がかかり、ようやく塗装工程の改善や新鋭の塗装設備が日産に増設された。

 そうした努力によって、また販売からの強い要請によって、510にイエローとブラウンが追加されたのだが、


明確な黄色というよりレモンイエローともいえる「ヒューストン・イエロー」の510

驚くなかれ、この二色の追加で、一気に販売台数が伸び、コロナをうっちゃってしまったのだ!!特に「ヒューストン・イエロー」は510の販売台数の20%まで占めるようになった。
 当時の販売も上手いモノで、イエローもそうだが、ブラウンをサファリラリーのイメージに合わせて、「サファリブラウン」と銘打った事によって黄色と共に510の販売台数を劇的に伸ばした。

 それまで日本車ではイエローやブラウンは売れないと言われていたのが、販売数が一気に増えて日産の技術者たちを驚かした!!

 機能でコロナに勝っているのに販売で負けて、色を追加したらコロナに勝つなんて・・・って。

 クルマはある意味で嗜好品、如何にニーズを掴めるかが勝負だという事をこの「サファリブラウン」は物語っているのだ。

孤高 ブルーバード510の隠れグレード「SPORTS」を知ってるか。 
http://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/35558430/

 こうした歴史を知らないで、510は売れた、名車だというブログなどを見ると、マスコミや単純に旧車ブームにあやかって、上辺だけのレポートや文献が出回っているのを見ると本当に悲しくなるものだ。

 最近は、ウィキとか薄っぺらな雑誌の文章と写真を切り貼りして、あたかも国産車の歴史を語っているかのブログが人気だが、そうした便乗商売の誤った歴史観が、ますます増殖するのかと思うと頭が痛くなってしまうモノだ。

 さてさて、気を取り直して、ちょっと違う方向の車種を取り上げてみようと思う。

 端正なルックと縦目四灯という個性的なデザインの三代目A30グロリアだ。


この個体は「SUPER DELUXE」でA30系で一番上のグレードになる。

 プリンスから「ニッサン」に名称が変わった最初のグロリアなんだが、たしか車検証の形式欄には、まだ「プリンス」と記載されていたような記憶があるモデルだ。

 
それまでの国産車には皆無だった縦型ヘッドライトが斬新だった。
 
このグロリアも、対米輸出を目論んで、当時の亜米利加の人気デザインを盛り込んでデヴューしたものの、まったく亜米利加で人気が上向かなかった先代の反省から、亜米利加のトレンドを取り入れながら日本人好みの直線基調のデザインで登場したのが、三代目のA30だった。


二代目プリンス・グロリア。フラットデッキのアメ車スタイルだったが振るわず。

 エンヂンもデヴュー当初は六気筒モデルには、プリンス直系の「G7」が積まれていたのだが、1969年にL20に換装されてしまった。この個体は1970年式なのでL20モデルになる


フロントばかり「縦目」、「縦目」と言われるが、リヤもしっかり「縦目」しているのだ。

 まぁまぁ売れたモデルなんだが、僕にとって、このA30グロリアと言えば、あのTVの悪役が乗っていたクルマ・・・という印象が強く・・・・(笑)

 その番組とは「仮面ライダー」だ。


縦目のグロリアが画面に出てくると、思わず釘付けになったモンだ。(笑)

 ショッカーが好んで乗っていたのが、A30グロリアで、逃走や誘拐の現場には、大多数A30が出ていたものだ。

 よくよく考えてみれば、ショッカーはなかなか資金力が豊富で、高級車を使っていたんだなぁと子供心に思っていたモンだ。

 こんな視点でヘリテージ・コレクションを見て回るのは、もしかして徳小寺 無恒 くらいなモンかもしれないが、毎回、テーマを決めてみて回るので、何度見てもヘリテージコレクションは見飽きないという次第なのだ。



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Posted at 2017/08/06 22:12:37

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この記事へのコメント

2017/08/06 22:34:20
こんばんは。
 ブルーバードは、名車と呼ばれ始めたのは810の時期だったようですね。「間違いだらけのクルマ選び」に、「今でも愛用者が多い」と書かれていました。「普通のファミリーカーだった」と言う人もいますが、昭和42年当時の他車のスタイルを見ると、きっと未来的なスタイルだったのだろうな、と思います。座ったことすらないだけに、一度はどこかで乗れないものか、と思っています。私がコロナを買った時期も、今ほどではないですが旧車ブームでして、程度が良い510は50万円以下はまず無理で、100万円にも届こうとしていました。
 ドラマなどに出る高級車は、一説によると制作会社(東宝、東映など)の、社有車だったとも聞いたことがあります。
コメントへの返答
2017/08/07 02:35:05
確かに時期的に50年53年と排ガス規制が厳しくなって、日産で言う「EGI」になっても馬力が上がったにも拘らず、踏めども踏めども走らない暗黒の時代と、排ガス対策で、まともなモデルチェンジが出来なかった810の反動が、あの頃は良かったで510が神格化されたと僕も思います。
510のスタリングは、1日にしてなった訳ではなく、410のディテールのリファインと見られるデザインポイントが多々見られます。
ただ、当時は510のデザインはキリっとしているけど、温かみが無い、それに比べてT40コロナのデザインの方が柔らかく内装も外装も高級感があるって評価されていました。
ドラマに登場するクルマですが、言われるように配給会社や制作会社のクルマが多く使われるパターンがあります。
西部警察だって調べると、誰それの・・というクルマが出ていたりしています。
そう考えるとショッカーの資金源がと言うより、配給・制作会社の・・・というのもあながちなんだと思います。
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