左の画像は新型セレナのエンジンルームなのだが、これをを見て、何かお気づきになる事は無いだろうか?
相変わらずMR20DEは見てくれが良いなぁ。。いえいえ・・・
後ろ排気になっている!うむ、それも一理ある!
私が一番気になったのは、バッテリーの所在が直ぐに分らない・・っていう事なんです。
現行のエルグランドでも思いましたが、居住スペースの確保や、衝撃吸収ボディの影響もあって、だんだんとエンジンルームが狭くなってきて、補機類が所狭しと押し込まれて、結局はバッテリーさえ、それらに隠れて見えない・・とか、見え難い、交換は補機類を分解しないとできないとか、たとえ分解できても容易にはバッテリーが取り出せない状況になってるんですねぇ。。
それに、エルグランドもセレナもボンネットの開口部が高いので、バッテリーの出し入れには腰を悪くしそうだし、特にエルグランドの様に容量の大きなバッテリーだと、何がしか、出し入れの治具を使わないと腰を悪くするだけでは済みそうにありませんよねぇ。。
セレナのバッテリーは、結局、吸気の補機類の下に隠れていたのですが、やや客室側の奥まったところにあるので、いやぁ交換はキツイですなぁ。。
いくらメンテフリーになったとは言え、もう少し場所は何とかなりませんでしたかねぇ。。
まぁ、トヨタ2000GTみたく、ボディサイドにバッテリー用の空間を作りそこに収納しろ!とは言いませんが・・・
ちなみに、トヨタ2000GTのフロントフェンダーの左右には、画像の様なフタがあって、片方がバッテリー、もう片方がエアクリーナーが納められていました。
どちらがバッテリーだって?・・・う~ん。。う~ん・・
( ̄¬ ̄)ZZZzzz・・・
!(;ーー)ノ☆(ノ_ _)バシッ!!
すみません・・どちらか忘れました。。(閑話休題)
さてさて気を取り直して、室内ですが、さすがにライヴァルの多いクラスです、かなり広くしつらえていました。
特に宣伝のうたい文句の様に、サードシートもかなり広くできていたのには関心しましたが、如何せん座り心地という点では、広さの煽りを受けて今ひとつの様にも感じましたねぇ。。
さらに言及するなら、サードシートも立てた状態では、正直に言って荷室の広さはまったくミニマム。
ただ、最近の日産お得意の床をめくると、さらに荷室が・・というカラクリで、なんとか積載量は確保できそうですが、フル乗車で大きな荷物は・・となると、やはり厳しい現実が突きつけられそうですなぁ。。
後は床面がもう少し低くしつらえてあれば大合格なんですが、これは、「もう少し頑張りましょう!」のレヴェルに留まってしまっていますねぇ。
燃料タンクが、リヤ周りのレイアウトや衝突安全性の問題でセンターになっているのは「良い」傾向でしょう。
これをもう少し「扁平」にするなどすれば、もう少し床面を下げれる気がしますよ。
実は
ga-Bの某氏から、タイヤハウスのクリアランスが狭い・・という指摘があったので、その辺りも気になって、不躾にも場所をわきまえず、床に顔を押し当てて覗いて見たのですが・・・
こりゃ確かに極狭ですなぁ・・
広いサードシートの確保の為や、サス周りのレイアウトによってなんですが、確かに狭い事は事実のようです。
まぁ、これに関しては、ノーマルのタイヤでも過不足ないので、それ以上を望まなければ問題が無い・・と思うのですが、最近の、この手のユーザーの使い方や見てくれ重視の様を見るに付け、こんな事で詰まらない「ケチ」がついては・・とも思ったののも事実なんですが。。
激戦の続くミニヴァン市場・・・
今やセダンという言葉は過去のものとなり、各社、ミニヴァン造りに精を出していますが、これくらいセダンにも力を入れてくれればなぁ・・と複雑な気持ちで販売店を後にしたのでした。。
Posted at 2005/06/06 11:27:19 | |
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