ラリー・ジャパンが終わりましたね。。。
それにしても、スバルのソルベルグのリタイアは予想外で残念でした。。。
我々が小さな頃は、絶対に日本では国際規格のラリーはできない・・・と言われていたのに、多くの人々の熱意と、WRCに参戦し続けた「スバル」、「三菱」の成果によって「ラリー・ジャパン」の開催の運びとなったのですが。。。
しかし、そこに日産の姿が無いのは本当に残念だ。
日本車のラリーへの挑戦は、古くは日産と合併前のプリンスが
初代スカイライン によって 「リエージュ・ソフィア・リエージュ・ラリー」に参戦したのが最初だったが、本格的なモノはやはり日産とトヨタによる
豪州一周ラリー を上げる事が出来るだろう・・・
そんな、かつてはラリーに熱心だった日産の姿を現在では見る事が出来なくなって久しいが、こうして国際規格のラリーが日本国内で行われるようになると、より一層寂しさが増すものだ。。
日産が参戦しないのであれば、やはり日本のメーカーを応援するというのは当然で、僕は「スバル」を応援していた。
そうそう、「スバル」といえばかつて軽自動車・・・「ヴィヴィオ」でサファリに参戦したことがありましたよね。
1993年、この年から某米国のメーカーが「スバル」のスポンサーになり、「スバル・ワークス」のあの鮮やかな「ブルー」がメイン・カラーになったのですが、この年のサファリに、スバルは何と4台の「ヴィヴィオ」を持ち込みラリーに望んだのでした!
そのうちの一台をドライヴするのは、若き日の「コリン・マクレー」。。。
LEG1では、何と3台のトヨタ・ワークス・セリカに続いて4位に入る激走!
実はこれは、「壊れても良いから速さを見せ付けてやれ!」というチーム・オーダーが出ていたというのだが、途中やはり無理が祟ってマクレーはリタイヤするものの、最終的には2台のヴィヴィオは完走して、世間を大きく驚かせました。
その後も、何戦か欧州でのWRCに参戦したと言う事ですが、こういったチャレンジングな姿に共感を得て、現在のスバルを応援していただけに、今回の結果はまったく残念!
まだまだWRCは続くので頑張って欲しいと思うのですが、できうるなら、法外な役員報酬を少しでも削って「日産」にもラリーへ参加して欲しい・・・と思うファンは少なくない筈!
例の
日産スポーツコンセプト をリファインすれば、それも充分に可能なはず!
きっと「ティーダ」のファンも喜びますぞ!!
ラリーの世界を切り開いた日産のカムバックへの思いと、「スバル」の激走に色々な思いが交錯した今回の「ラリー・ジャパン」であった。。
Posted at 2005/10/02 18:31:02 | |
トラックバック(0) |
クルマ | クルマ