3月21日、日産は保有する「日産ディーゼル工業」の19%の株のうち13%を、ボルボに売却すると公表したが・・・
その記者会見の記事を読んでいて、僕は「オイオイ」と感じたカルロス氏の発言があった。
だいたい19%のうちの「13%」ちゅうのが引っかかるのだ。
じゃあ残りの「6%」の意味合いはなんだろう・・と思うのは人情で、その点に付いても記者からの突込みがあったが、この点に付いては、カルロス氏もボルボ側も、まずは「基礎固め」で、追い先提携が上手く行ったら「買い増す」かもしれない・・とコメントしていた。
しかし待てよ・・・ボルボのトラック部門って「ルノー」が株主じゃなかたっけ??
結局は「日産ディーゼル」も間接的にルノーの傘下になるって言う事で・・・そうなると、どうも日産が手放さなかった6%の株に大きな意味合いを持つモンだと思うのだ。
大雑把に言えば、日産が6%日産ディーゼルの株を持っていれば、例えば社名が「ボルボ」に変身する可能性は、見かけ上難しくなって、「日産」のブランドは残る・・・
せっかくここまで日本や亜細亜で築いた「日産ディーゼル」のブランドが無くなって苦労する・・というパターンは回避できるのでは・・とも穿った見方もできる。。
その上で、ボルボという隠れミノをまとって、ルノーにも利益が・・・まぁ、これは考えすぎかもしれないが。。
でも・・・売却価格が約230億という破格値だった事も、まぁ日産にとっては痛いけどルノーにとっては痛くない!?なんても考えて・・
あぁ、また眠れなくなってしまう。。。
小難しいハナシはここまでにして・・・
しかし、日産ディーゼルって昔はかなり技術があったんですがねぇ。。今では、他社に先んずるアドヴァンテージが少ないのも事実・・・
選抜 日本の自動車技術180選
http://carlife.carview.co.jp/User.asp?UserDiaryID=1157652
現状を見るにつけ、これからの日産共々、実は「日産ディーゼル」の未来にも興味津々なのだ。
ところで、この記者会見で僕は、もうひとつゴーン氏の発言に「よく言うよなぁ」的なコメントがあった。。
「日産ディーゼルの社名や車種ブランドはボルボブランドになるのか?」なんていう質問があったが、まぁ、これは日産が6%の株を持っている内は無い・・と僕は思っていたのだが、ゴーン氏が実に頼もしい発言をしてくれた。。
「変更はない。社名やブランドは財産でもある」
じゃあ「サニー」や「セドリック」とか「パルサー」は財産じゃなかったのね!???・・
(ノ゜ο゜)ノ オオオォォォォ-
一般人、徳小寺 無恒のささやかな「異論反論カルロスゴーン」であった。。。
お粗末でした・・・・\(_"_ ) 反省シマス
(追伸)
でもね。。。あんまりこれまでの日産ユーザーをないがしろにしたり、日本を疎かにして北米ばかり見てると「ルノー」とてユーザーの反感を買いかねませんぞ・・・
それなのに、今の日産マンには日産たる誇りと自信が見えてこないのには。。。困ったモノだ!!
無知 自分の会社の事も知らんでなにが開発だ。
http://carlife.carview.co.jp/User.asp?UserDiaryID=1279816
Posted at 2006/03/30 12:25:48 | |
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