いつもその側を通ると気になるお店・・・
それが
モデスト
http://www.modest.jp/ だ。
最初は PAO 似のモデルだけ造っているかと思ったが、最近ようやくHPを見つけて、それを眺めてみると結構色々なモデルを作っているらしい。。。
クルマの人気が無くなって久しい昨今、こうした大メーカーではできない、パイク的なクルマに人気が集まっているとも聞く。
それにようやくメーカーも気付いて、今回のモーターショゥではスポーツモデルを筆頭に、なかなか気合の入り具合が伝わってくるのだが、どうも、まだまだ認識不足のトップもいるようだ。。
ゴ~ン君・・
「GT-Rが出れば日産の人気が復活、販売台数も増える」ってインタヴューに答えていたが、そりゃ大きな間違いだろう。。。
最近、僕が肯いてしまった雑誌の一文を紹介しよう。
「海外市場での販売が好調を記録すると、それに続く次世代モデル開発の軸足がどうしてもそうしたマーケットに移される。という動きは、このところの多くの国産車に見られる”
悪い癖”だ。
無論、より多くの台数が売れるマーケットの嗜好に合せたクルマ作りを行うのは、量産効果がモノをいうマスプロダクション製品の基本であり、宿命とも言える事柄。
(中略)
日本市場が”
ないがしろ”にされてしまう懸念も十分に考えられた。」
モータファン別冊「新型エクストレイルのすべて」より
デカイ排気量、3.5や3.7、3.8、4.0もあって、全幅も1.7m超えはおろか、下手をすると2mに迫ろうかというクルマばかり充実させて、5ナンバー枠でまともなクルマが少ない。。
(ここでマーチとかキューブとかのコンパクトカーの事は別に考えて)
どうして日本市場で日産車が売れないか?という事で、社員とトコトン膝を交えて話し合ったそうだが、もしそれが事実だとしたら、日本人の社員ではなく、日本国籍以外の社員じゃあないんでしょうかねぇ。。。
まぁ、GT-Rのマスコミのインタヴューに答えた、某有名な日本人の日産社員が、開口一番
「このクルマを開発できたのは ゴーン社長 のお陰」
と開口一番言ってたの見ると、今の日産は、社長に逆らうことさえ不可、
手摺り足擦る社員のみが生き残れる会社になってしまっている事が伺える。
そんな会社に未来なんて・・・と思うのは僕だけなんだろうか?
「GT-Rを見に来て、
その勢いで日産車をたくさん買ってくれる」
なんていう妄想を抱くようじゃあ、本質的な日産車の不振の原因なんてわかっていない・・・と僕は思うのだ。。。
ハナシは少し逸れてしまったが、ミツオカもそうだが、こうしたパイクカーが現実として売れていて、市場を形成している事にもっと注目して欲しいのだ。
単純に、「夢よもう一度」で「Be-1」とか「フィガロ」を造れと言っているのではない。
そこからユーザーが望んでいる方向性を掴んで欲しい・・・と思っているのだが。。。
店先に並んだ、ポケットバンとかPICOTを見ていると、ふと僕はそんな事を感じてしまったのだった。。。
. モデスト HP ↓
Posted at 2007/10/28 15:57:43 | |
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