猛暑にゲリラ豪雨。もう日本は「亜熱帯」になってしまったと思える様な気象になってしまったが、そうした報道の画像を見るたびに思うのは、冠水した道路を勢いよく走るクルマが多い事に驚いてしまう事だ。
僕は新潟時代に 「平成10年8月新潟豪雨」 を体験したのだが、その時は不幸に、とある排水機場のポンプが故障してしまい市内の殆どが冠水してしまったのだが、たまたま高台に住んでいた為に、住居は冠水被害は免れたものの、早朝会社に行く為に道路を走行中に、突然眼前に水の壁が迫ってきて、数百メーターバックして高台に逃げ、クルマも水没の危機を回避できたのだが、その時、結構な数のクルマが逃げ遅れて、泥水に浸かる様子を見てしまった。
その時、ちょうどクルマのウインドゥしたくらいまで冠水したのだが、どのクルマもドアが開かなくて・・・
さらに水深の浅いところでは、クルマが勢いよく走ると、道路脇の家のシャッターやガラスがクルマの上げた波で壊れたり割れたりしていた。
水が張った道路を勢いよく走ると、そうした二次的な被害も大きく、さらに、エンヂンに水が入ると、ウォーターハンマーでエンヂンが破損してしまうのだ。それを知らないドライヴァーが多い事が実に悲しいモノだ。
冠水した道路で、そこにクルマで突っ込む危険は以前ブログしたが、
冠水 クルマが水に浸かると・・・・
→ https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/18816713/
今度は亜米利加から、冠水したクルマに乗っているとどうなるか!?という貴重な動画が届いた。
【字幕付きビデオ】思った以上に危険! 水没した車から脱出する方法を教えます!!
→ http://jp.autoblog.com/2013/08/16/the-list-0147-escape-a-car-underwater/#continued
有難い事に字幕付きで、内容もなかなか迫真に迫るものだ。
こうした事態に陥りたいとは思わないが、不幸にして・・・という事も有り得る。前記の JAF の実験映像と合わせて、じっくり見て欲しいと願って止まないのだ。
こうした知識は、身を守る大事なモノだ。知らないよりは知っていた方が・・・という次第なのだ。
Posted at 2013/08/18 11:34:59 | |
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