何年か前に、ブログでナヴィゲーションは、もしかしたら、小型で持ち運びもできる 小型のナヴィゲーション が主流になるとブログしたが
小型 多機能ナヴィは持ち運びの時代へ!?
https://minkara.carview.co.jp/userid/124785/blog/3055856/
まさに現代は、その傾向が強まり、価格が安く持ち運びもできるモノや、携帯やスマホのアプリケーションとして大いに活躍している姿を良く見る様になった。
対して旧来からのナヴィゲーションはどう生きてゆくかが逆に注目されているように思える。そのキーワードが 「高機能化」 、「差別化」 だと感じている。
その従来からのナヴィゲーションのパイオニアからの答えが、HUD(ヘッド・アップ・ディスプレイ) を搭載したサイヴァーナヴィなんだが、その新しい サイヴァーナヴィ を、僕の会社の現場のエース君が買ったというので、早速見せてもらう事に相成った。
色々なディスプレーが乱舞するドライヴァーズシート。その中でもHUDの存在は際立つ。
ドライヴァーシートに座って早速 HUD を覗き込んだのだが、パイオニアお得意の進行方向に矢印が浮かび出る 「ドライバーモード」 では、確かにナヴィ本体にめを落とさなくても良いので実に見易いのだが、これが通常の地図表示となる HUDマップモードになると、
視認性を上げるために、細かく道路を色分けしているのだが・・・賑やか過ぎて逆に判別しかねる。
視認性を上げるために、道路別に細かく色分けして表示しているのだが、それが逆にカラフル過ぎて、どうも視認性という点では今一歩の感じがした。
現行の横長のコンバイナーでは、上下の幅が少な過ぎて、マップモードではこれから進む道路の先読みが難しくて、これは従来のディスプレーの方が良いと感じた次第だ。
やはり HUD の効果が出るのは、前方の視界に浮かび上がる ドラヴァーモード が効果的で、これなら自分が進む方向と、表示が実にリンクして効果的だと感じた次第だ。
それから、 HUD の位置なんだが、現在の方式では、サンバイザーを外して、そこに HUD のユニットを置く方法なんだが、今回の様に屋根の高い ハイトワゴン や 屋根の低い クウペ では、映し出す部分が視線より高かったり、低すぎて常に視線に入ったりするするので、表示方法などを工夫した方が良い様に感じた。
パイアオニアのHPより。理屈では視線移動が減るのだが、車種によってはコレが当てはまらない。
自分のイメージでは、S13シルヴィアで登場した方式、ウインドゥにコンバイナーを貼って映し出す方式
S13で登場した方法、コンバイナーをウインドゥに直接貼る方が見易いのではないかと思ったのだが・・・・
が、屋根の高さなどに影響されずに良いのではないかと思ったのだが・・・・・・
それから、使い勝手で、逆光時なんだが、強烈な逆光時には間違いなく見えなくなる事も書き添えておこう。多少の逆光時には見えるのだが、それでも眩しさゆえにめを逸らしてしまう。
一応、可愛いバイザーが HUD にも付いているのだが、それを付けると HUD の表示が見えなくなるし、バイザーも小さいので逆光を避ける事の効果は小さい。
まだまだ、進化の途中だが、以前から言われていた HUD による表示のナヴィゲーション が良いよ登場した意味合いは大きいと思う。ただ、まだ進化の始まりなので、正直使い勝手などではまだまだなんだが、可能性とナヴィゲーションのこれからという点では意義深いと感じた次第だ。
さてさて、HUDを搭載した サイバーナヴィ このまま進化を続けるのか、はたまた一代限りで終わってしまうのか?大いに注目してゆきたいとも思うのだ。
Posted at 2012/08/26 07:20:25 | |
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