E46 前期Mｽﾎﾟｰﾂｽﾃｱﾘﾝｸﾞへ交換Vol.1

E46前後の、BMW各車のスポーティモデルに盛んに採用されていた、３スポーク・ステアリングがこれだ。

E46では、１９９９年12月から２００１年７月の間だけに採用された、ある意味でレアアイテム。
まぁ、一般的にはＭ３のスティアリングや、２００１年７月以降のＭスポスティアリングが人気だが、往年のスポーツ・スティアリングのデザインと機能を凝縮した、このＭスポ・スティアリングの方が、操作性、操作感共に後期のモノより上回る。

「ツウ」好みのスティアリングだ。

交換作業を開始しよう！

まずＭスポ・スティアリングのスポーク部の背面にある、Ｔ３０トルクスネジを緩める。

トルクスネジを緩めると、正面のエアバッグユニットが外れる。

車両側に移動しよう。

クルマの整備の鉄則である、バッテリーの取り外しを行う。

E46以外の、BMWの車種にも言えるのだが、通電した状態でエアバッグを外すと、エアバッグ警告灯が点灯する。
それを消すには・・・わざわざディーラーに出向き、約５０００円を払って警告灯のキャンセルをお願いしなければならない・・・

更に言うと、最低３０分は、端子を外して放置しないと、コンデンサーに蓄電されているので、やはり警告灯のお世話になるし、下手をするとエアバッグが　ドン！　という羽目もあり得るのだ。。

そうそう・・・

更にさらに言えば、パワーシートの場合には、シートを後ろに下げて、それからバッテリーの端子を外さないと、狭い空間での作業となる。

実は、これが意外に見落とされがちになる。

一杯にシートを下げて作業したのと、そうでない場合では、随分作業性が違ってくる事を覚えてほしい。

それでは室内へ移動して、ノーマルのスティアリングを交換しましょう。

これも、スポーク部の背面にある、Ｔ３０のトルクスネジを緩める作業から開始する。

ネジを緩めると、正面のエアバッグが外れる。

外す時に注意すべき点は、エアバッグには、ホーンとエアバッグの配線があるので、思い切り引っ張らない事だ。

こ無理に引っ張ると、配線を繋げているコネクターが破損する恐れがある。。壊すと・・・それはそれは大変な事になるのでご注意を。

Vol.2 へ続く。