赤&桃のブログ一覧

先週走行中に”コン”という異音が出るようになり、購入した中古車屋さんで見てもらいました。
ストラットの上部と内部のベアリングに給油をしました。

しかし、中古車屋さんを出て直ぐに”コン”音が再発。
直ぐに中古車屋さんに電話をしてストラットを交換することになりました。
中古品のストラットですが、発注して入荷されたら連絡してくれる段取りをして、今日入荷しましたと連絡が来ました。

仕事を定時で終え、中古車屋さんに行き直ぐにピットイン。
ストラット交換は40分ぐらいで終わると聞き、アイスコーヒーを飲みながら店内で待っていました。
店内を見渡すとナビの取付工賃が無料と書かれた看板が目に入りました。

ナビ本体も随分安くなり、高性能な物に変わりましたね。外に出て展示販売している車も見渡しました。
先日入荷したばかりのガンメタ色のN-BOXカスタムは予想どおり成約済みのボードが付いていました。
N-BOX特にカスタムは入荷すると直ぐに売れる人気車種と言っていました。
他社では日産のROOXが高年式なのに価格が手頃なので人気らしいです。
生憎担当営業さんは公休日で不在。
代わりに責任者である店長さんが応対してくれました。

この店長さん、とても責任感が強い人です。
店長の管理職になるまで、整備をしていたそうです。
私と同じく音がすると気になると言い、整備士さんと一緒に作業をしてくれました。
ストラットを交換後に店長さん自ら試走を兼ねて試乗をしてきました。


試乗から帰ってくると私のところに来て、『ストラットを交換して試乗をしましたが、音は変わらず出ています。別の原因で発生しているので、メカニック（整備士さん）がスタビライザーが悪さをしているかもしれないというので、そこを見て見ますのでしばらくお待ちください。』とピットに向かっていきました。
が、どうやらここも先日増し締めしたナットを緩めて締め直しをしましたが音は消えませんでした。

ここで店長さんがメカニックに口を挟みました。
この店長さんは某メーカーの新車のミニバンに乗っています。
納車されて直ぐに私と同じ現象が発生したそうで、原因はブレーキのキャリパーの遊びによるものではないかと管理職である店長さんはメカニックの考えに口を挟まないようにしています。
店長さんの新車ミニバンも同じような現象を出たので、今回の件は黙っていられず、ブレーキのキャリパーの遊びが原因かもしれないとメカニックに言ったそうです。

遊びとはブレーキを踏んで停車をしてから足をアクセルに乗せ換えて発進しようとすると、それまでパッドを抑えていたキャリパーが動き(遊び)によって音を出してしまうケースがあるというのです。
そして、店長さんが言うとおりブレーキキャリパー内に硬度のWAKO製のグリスを塗布したところ、音は見事に消えました。
ただ、あくまでグリスアップ。走行しているうちにグリスも表面が落ちてきてしまいます。
結論として車の個体差によって音が出ない車もあれば、私の車のように出てしまう車もあるということです。
店長さんが乗っているミニバンも一時期は音が消えましたが、また音が出ているそうです。
もう割り切っていると言っていました。
また、遊びを無くせば直るという手もあります。
まるっきり遊びを無くすとブレーキにダメージを与えてしまい、最悪はブレーキを損傷し兼ねません。


結局、とりあえず音は消えたのでこのまましばらく乗ってみます。
またブレーキパッドの残量があと３ｍｍまで減っていました。
これも音の悪さをしているのかといえば、それも明らかではありません。
店長さんが乗っているミニバンも新車納車後に直ぐに出ていますから。

時間にして約2時間半、試行錯誤していろいろと見て直しては試乗をしてを繰り返し要約見つけてくれた”コン”音の原因。
この音がすることによって走る・止まるに支障はないので、今後もし音がまた再現してしまったら、あまり気にしないようにします。

すべての作業が終わり、店長さんと雑談しながら「ここまで親身に見てもらったのは初めてですよ。」と私が言うと「いえいえ。中には様子を見てくださいと言うケースもありますよ。ただ、今回の件は私自身も気になっていましたし、◯◯さんには何度も足を運ばせてしまい申し訳ないです。」と言ってくれました。

これからもアフターサービスでお世話になりますが、安心できる中古車屋さんだとつくづく思いました。
グリス塗布でいつまで音が出ないでいてくれるか不安ですが、音は危ない現象ではないので私も割り切ることにします。