今日は、leafの好きな
劇団四季の俳優だった、
志村幸美さんの命日を偲んで、ミュージカルの話しなんぞを。
ミュージカルの魅力は、良い芝居、素晴らしいダンスには拍手で応え、時に手拍子で盛りあがって会場が一つになるのも楽しみなんですが、同じ演目であっても異なる俳優さんが演じると表現や「間」の取り方が違っていたり、同じキャストであっても日を重ねると演技が変わってたり(お客さんの反応を見ながら演技が変わることもあります)、また座る位置によって演技の捉え方が変わったりと「
同じ舞台は二度と見れない」ことから、前とは違った新たな発見があり感動ができるのが舞台のいいところだと思います。
leafがミュージカルに目覚めたのは、学生時代の友人から誘われて劇団四季のファミリーミュージカル「エルリックコスモスの239時間(現題名:エルコスの祈り)」を観てから。
親子で楽しめるよう主題も分かりやすく、友情、信頼、愛、勇気など人として必要なものを芝居に取り入れていて、それが耳に残るメロディーラインとあいまって、心地よい形で観劇できてからは、もうミュージカルの虜です。
あとは「キャッツ」「オペラ座の怪人」「コーラスライン」「李香蘭」「美女と野獣」「ライオンキング」などなど
また当時は関西でロングランと言っても上本町六丁目の近鉄劇場でしか公演の無かったものですから、たまのファミリーミュージカルで関西圏で公演があると聞いては、足を延ばして観に行ったものです。
ファミリーミュージカルの中にも、大人が観て楽しめるものも多く、前記の「エルコスの祈り」「桃次郎の冒険」「魔法をすてたマジョリン」など、楽しくて、時に涙する、思わず感動するものばかりです。
そんな中で、一番印象に残るものをというと「夢から醒めた夢」です。もともとファミリーミュージカルだったものから一般作品に格上げされた作品で、芝居内容は長文になるため割愛しますが、一番泣ける感動もののミュージカルなんです。
このミュージカルの一番思い出に残るのが、志村幸美さんのお母さん役でした。クライマックス前に、我が子に対して想いを歌うシーンは、涙なくては語れないほどで、特に、心に染みいるような歌声は、涙・涙の感動の嵐で、久しぶりにCDを聞いても、当時の情景が思い出され、思わず涙がでそうでした。
ここ最近、趣味と公言しながらミュージカル観れて無かったのですが、子供も大きくなってきたので、そろそろ一緒に行こうと思うこの頃です。
Posted at 2006/08/22 02:14:36 | |
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