春を告げる花桃と菜の花

2015年3月22日（日）。


暖かさに誘われて公園に出かけた。

少し前までと比べ、咲く花の種類が

格段に増えていることを実感した。





蝋梅の花が終わり、梅の季節が去ったこの時期、

花桃（関白）がキレイに咲いていた。

【１】





梅と桃、桜の花の違いは、花弁の先端の形状にある。

【２】





梅は丸く弧を描き、桃は鋭角に尖がり、桜は割れている。

【３】





花桃は花付きがよく、庭木や節句の飾りに用いられる。

【４】





原産地は中国のようだが、国内では旧清内路村付近から広まったとされる。

【５】





中央アルプス南端の花桃の里を一度訪れてみたいと思った。

【６】







巡る季節は、かくも麗らかで優しい春の日を届けてくれた。

【７】





早春の代名詞とも言える菜の花がいつの間にか満開になっていた。

【８】





明るい陽射しに一面の黄色が鮮やかで、気持ちを和らげてくれるようだった。

【９】





心地よい風に吹かれて、背の高い菜の花が揺れている。

【１０】





まさに早春の光景、季節の情景がそこにあった。

【１１】





これからもずっと、この情景が変わらず繰り返されることを願ってやまない。

【１２】





季節はいよいよ、本格的な桜の開花シーズンへと向かってゆく。



※EOS 5D MarkⅢ　EF100-400㎜ F4.5-5.6L IS Ⅱ USM


（了）