2016年9月24日(土)。
東京近郊で曼珠沙華と言えば、
日高市の巾着田が最も有名だろう。
従ってその混雑ぶりは尋常ではない。
見物客を惹きつけるだけの魅力が、
【1】
かの地にはあるということだ。
【2】
去年は舞のこともあって巾着田には行けなかった。
【3】
その代わり、近場の公園で曼珠沙華を撮ったんだっけ。
【4】
誰も見向きもしない公園の片隅に、
【5】
僅かな量の赤い花が咲いていた。
【6】
今年は迷ったけれど、
【7】
やはり人のいないあの場所で撮ると決めた。
【8】
巾着田は500万株とも言われているから、
【9】
この公園の株数はおそらく1/30,000程度ではないだろうか。
【10】
だから群生する画は物理的に撮れない。
【11】
花数に限りがあるため、状態の良い株も限定的だ。
【12】
だから、寄ってひと株を丁寧に切り取るしかない。
【13】
自ずと構図も似たようなものになってしまうが、
【14】
それが自分なりの普段着の曼珠沙華になる。
【15】
気取らず自然に普段同様に写していった。
【16】
圧倒のボリュームとも、
【17】
林床を彩る妖しさとも無縁だが、
【18】
今の自分にはむしろこれが心地良い。
【19】
短い花期に一斉に花を広げ、
【20】
僕らを魅力し続ける曼珠沙華。
【21】
この花が終わると、いよいよ本格的な秋の到来となる。
【22】
※EOS 5D MarkⅣ Tamron SP 90㎜ F2.8 Di MACRO VC USD(Model F017)
(了)
Posted at 2016/10/03 19:59:32 |
トラックバック(0) |
花・樹・草・葉・実 etc. | 日記