2017年1月7日(土)。
久しぶりにLEICAを持ち出した。
この時期は花の彩りも少なく、
どちらかと言えばモノクロの世界…。
木のシルエットを背にただの松笠がシネマの主役のようだった。
【1】
光を受けて輝く針葉樹の葉。モノクロでも奥行きって出るんだね。
【2】
岩の上で越冬する繊細な植物。茎が触手のよう。
【3】
寒々しい木立と緑の残る松。植物の生き方は多様だ。
【4】
苔の生えた岩だけに朝日が当たっていた。
【5】
萎れてきてしまったクリーム色のセンダンの実。
【6】
ヤツデは緑の葉の間から白い線香花火をたくさん上げている。
【7】
部分的に光を浴びる竹林。葉の密生は鼓動そのもの。
【8】
なんと表現すれば良いか、妙なリアリティを感じる。
【9】
裸になった樹木が複雑な造形を披露してくれるの図。
【10】
小径脇のガイドロープに枯葉がかかり落ち、からからに乾いていた。
【11】
ガラス張りの建物をバックにロサカニナの赤い実が鮮やかだった。
【12】
これはオリーブの葉。白みがかった葉が冬の陽光を跳ね返す。
【13】
頭上の高枝から落ちてきた何かの白い実。
【14】
林の中の枯葉の絨毯に光が射し込む。ステージめいた自然の演出。
【15】
杭の影に腰掛けるように落ちていた松笠。無声映画を想起させる。
【16】
そうだった、そろそろ水仙の季節になる。舞と撮った最後の花…。
【17】
立ち枯れるヤマアジサイ。萼片の組織までも顕わに写しとる。
【18】
まるでブラシのような葉がキラキラと輝く。
【19】
最後は林にあった切り株。つい年輪を数えたくなる。
【20】
今回は色のない世界にお付き合いいただきありがとうございました。
モノクロームは案外雄弁なのかも知れないね。。。
※Leica M Monochrome(Typ246) Leica Summilux 50㎜/f1.4 ASPH.
(了)
Posted at 2017/01/16 20:49:42 |
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