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NEOCAのブログ一覧

2017年08月02日 イイね!

寝台車にお泊まりした話?

ベルギー王国ブリュッセル市内某所



何か違和感のある建物が…


この「Train Hostel」こそがこの日の宿


その名の通り、鉄道をイメージした宿で、内部もなかなかの雰囲気




しかしホテルでは無く、あくまでも“ホステル”

バリアフリーなどとはほど遠く、最上階にあるスイートルームまでの階段はスーツケースを担ぎ上げるのも一苦労



そしてスイートルームに入ると、先ずは通路が延びており、窓の外には…



そう、先ほどの違和感のある外観で目立っていた寝台車こそが、このスイートルームのベッドルーム





但し鉄道車両を利用したベッドルームと、通常の建物側にあるバスルームや通路の間に壁やドアは無いので、反対側(鉄道車両)から見るとこんな感じでやや風情に欠くかも…



しかしながら、バスルームが建物側にある(つまり鉄道仕様の狭いバスルームでは無い)というのはメリットでもあって…


鉄道車両を利用したベッドルームと、広々としたバスルームの、いいとこ取り

ちなみに今回はこの宿では最高級かつ限定1室のスイートルーム、お値段は一泊朝食付きで140ユーロ程。
まあ日本的な感覚では決して安くは無いのだが、ここはブリュッセル。まあ部屋だけで考えるとむしろ割安かと。(但しサービス面等は完全にホステル基準なので、一概には評価しにくいところ)


ちなみに車窓はこんな感じ

高架鉄橋通過中の風情?


車端の連結器側は完全に違和感ありあり


なお向かいの建物は警察署、また少し離れた緑のロータリーは駅前広場と、立地条件は悪くない。
またこの宿はブリュッセルの中ではやや・・・なエリアに立地しているのだが、駅近で警察署の向かいならまあ問題なさそう。

まあブリュッセルそのものが、良くも悪くも・・・なのだが。


そして反対側のドアは


オープン可能



専用バルコニーへと出ることが出来る




なお夜はこんな感じ



そして館内を探検開始

先ず中庭がまたかなりクレイジー




この中庭側の車両は、寝台車の設備をそのまま利用したドミドリーとなっている




ちなみにこのドミトリーのお値段は1泊1ベッドで45ユーロ程(朝食別)なのだが、寝袋が持参or数量限定での貸し出しとなるなど、面倒な点も多い。
但しドミトリー用の共用バスルームが建物側に設置されており、広く清潔で使いやすいという点は評価に値するだろう。


なお他にも中間グレードの客室として、建物側に“寝台車をイメージした”個室型客室もあるのだが、あくまで“イメージ”であり、実際の鉄道車両ではない。
そんな訳で、鉄道車両に泊まりたければドミトリーかスイートの両極端な選択肢しかなく、今回は思い切ってスイート利用とした次第。

とは言え、冬のブリュッセル(話が古すぎるという突っ込みはご容赦を…)は観光客も少なく、この日は1グループで寝台車を1両占拠出来る程の利用状況だったのだが。


そして個人的にお気に入りだったのが、このリーディングルーム(と、思っていただけで、実は普通の談話室なのかも知れない)



折角スイートに宿泊したにも関わらず、専らこのリーディングルームに入り浸っていた私…


なお館内には簡単なバーがあり、ベルギービールなどがオーダー可能(リーディングルームへの持ち込みもOK)


なおアルコール類は有料なのだが、紅茶やコーラなどのソフトドリンクは無料


但し食べ物は基本的に朝食のみの提供で、自販機に簡単なスナック程度のものがある程度。

しかしキッチンで自炊は可能



宿では、Uber EATS(Uberが運営するフードのデリバリーオーダーサイト)の利用も推奨しており、何名かの宿泊客がそれを利用していた様子。


なおダイニングはこんな感じ



そしてここで提供される朝食は簡単なコンチネンタルのバイキング


今回はスイート利用だったので朝食込みだったのだが、他の客室の場合8ユーロと、日本的な感覚ではコンチネンタルにしては高い印象。

但しそこは美食の国ベルギー。美味しいクロワッサンにチョコレートスプレッドを塗って口に入れれば、8ユーロなんて安いとすら思えるクオリティの高さ。カロリーの事などすっかり忘れて、パクパク食べてしまった私…


しかし食後に自分で食器を洗わなくてはいけないあたりがやはりホステルで…スイートの宿泊料金とサービスのクオリティが全く釣り合っていないのはご愛敬。

但しブリュッセル市内という立地条件に加え、非常に感じの良い親切なスタッフ、面白さと居心地の良さが絶妙に同居する館内…諸々を考えると、満足度は高く、お値段はまあ“ご愛敬”と笑って済ませてしまえる程度かと。


ちなみにこの宿…隣にある「Train World」という鉄道博物館のオフィシャルアコモデーションという位置づけ。
当然、その博物館も訪問したのだが、その話題はまた機会があればという事で、今回はココまででご容赦を…


「おいNEOCA!随分とご無沙汰なのに、新年の挨拶や近況報告も無しかよ!コラ!」という突っ込みもご容赦願えれば幸いですm<_o_>m
Posted at 2017/08/02 23:32:25 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旅のまとめ(2017年) | 日記
2016年11月20日 イイね!

エミレーツのファーストクラスに乗った話(特典航空券で…)

JALマイルを使って某国へエミレーツ航空利用の特典航空券を申し込もうとコールセンターへ電話してみたのだが…(エミレーツ利用の特典はコールセンターでしか発券できないのが面倒)

ビジネスクラスの空席は殆どなく希望の日程幅では難しかったのだが、しかしファーストクラスなら空席が多く自由度が高い日程が組めるとのこと。
幸い、手持ちのマイルに余裕があったので、昨年利用したビジネスクラス(これまた特典航空券だったのだが…)との乗り比べという意味も含め、思い切ってファーストクラスを利用してみることにした次第。

まあエミレーツのファーストクラスなど、普通にお金を出して買えるようなチケットでは無いので、特典航空券で利用出来る機会があるのなら、これも貴重な体験だろう。
(ちなみに今回のチケットを普通に買うと約120万円ほどの値段なのだが、特典航空券なら15万5千マイルでOK。)





関西空港の搭乗口


搭乗待合にある椅子のうちソファー的なものを集めて、ファースト&ビジネスクラス専用の待合ゾーン(警備員より前方の仕切られたスペース)を設けるなど、既存の設備の範囲内でエミレーツ基準のサービスに近づけようとしている様子。


今回搭乗するB777-300ER



ファーストクラスは4席(窓1席-中央×2席-窓1席)×2列の8席


今回の乗客は5人と、ファーストクラスとしては意外に混雑している。
CAさんによると、カタール航空が関空便を廃止した後、その乗客がエミレーツに流れてきていて、最近の関空便は全クラス混雑気味なのだとか。


今回は窓側席を利用



着席状態からの視界



アメニティ(アロマシリカやクリーム類など)入れ(左)と、スナックバスケット(右)



引き出しの中にはレターセット+ボールペン


ちなみにこのボールペン…外見はゴージャス、造りはチープ、しかし書き味は中々


そして窓側にはミニバーがあるのだが…


冷蔵機能はなく常温…しかし常温の炭酸飲料を置かれても…
しかもLCCでは無いので、リクエストすれば冷えた飲み物もいくらでも出してくれるのだが…

しかもよく見てみると、封が切れたものをそのまま入れてあったり、更に帰路便ではミニバー内のグラスが割れているという有様…
(まあ特典航空券なので笑って済ませているのだが、正規料金を払ってこのクオリティだと…)


なお座席を横から見るとこんな感じ



ドア付きの半個室で、前方のドアは専用クローゼットへのアクセスなのだが…


クローゼット空間は独立しておらず、各座席の前方足元と直接繋がっている。
更に上の棚も無いので、荷物は全て足元(クローゼットの下側空間)に置く事になる。





離陸前にアラビックコーヒーとデーツのサービス


まあ味の方は麦茶っぽいコーヒーなので、好みは分かれるかも。


なおアラビックコーヒーは金ぴかのポットから注がれ、デーツも立派な木箱から摘まんで貰う形となるのだが…

ドバイ国際空港のファーストクラスラウンジに置かれていた、同じポットと木箱

※後刻、ラウンジ内で撮影


離陸後にドリンクのオーダーを聞かれたのだが…

CAさんから、路線・数量限定でサービスされているドンペリのビンテージ(1998年もの)を勧められたのでそちらをチョイス



ちなみにナッツは袋のままでは無く、皿に盛って提供される


なので責任者を呼びつけて、火病を起こして大声で喚き散らす副社長は居ない…って、それは別の航空会社か…


そしてファーストクラスの機内食は、好きな時に好きなものをオーダー可能。

関空からは夜発なので、離陸後はお酒をメインにおつまみになりそうなメニューをオーダー

アラビア風メッゼ(タパス的なお総菜)



そしてキャビア


まあ日本発の便なので、突拍子もないような味ではなく、日本人にも親しみやすい感じ。というか、本場のアラブ料理とは明らかに違っていて、日本人が作ったアラブ風料理と言った感じ。


最後にモロッコ風ミントティを味わい



脇に置かれていた寝具セットを使って



ベッドメーキングをしてもらい



ドアを閉めて、配給されたパジャマに着替えて就寝


ちなみにこのパジャマ…欧米人サイズなので、日本のそれと比べると3サイズ程大きく、大柄な人には嬉しい反面、小柄な人はサイズが無くて困るかも…


翌朝はパキスタン沖を飛行中に目覚め



暫くお別れとなるであろう和朝食を賞味


肉厚の鱒や風味豊かな餡が美味しい。

そして関空からの所要時間10時間10分を経て、未明のドバイ国際空港へと到着。
乗り継ぎ便までちょうど4時間の小休止となる。





駐機場からターミナルまではファーストクラス専用バスで移動

※後刻、ドバイ出発時に撮影した画像


飛行機から遠ざかるファーストクラス専用バス



そして空港ターミナルへと運ばれ



ファーストクラスラウンジへと移動…とは言え、ここドバイ国際空港の場合、“ラウンジ”という部屋があるわけではなく、セキュリティチェック通過後のエアサイドコンコース兼ゲート待合室が三層構造になっており、下の階からエコノミークラス用コンコース→ファーストクラス用コンコース(“ラウンジ”と呼んでいる)→ビジネスクラス用コンコース(こちらも“ラウンジ”と呼んでいる)と階層分けされているのである。

それ故、ラウンジマップはこんな感じ



で、ラウンジと言っても、こんな通路みたいな雰囲気



しかし設備は充実しているので…

先ずはシャワー(無料)を浴びてサッパリ



洗面所やお手洗いまで同じ室内にあり、簡単な椅子もあるので、一通りの朝の支度をここで済ませることに。


そしてレストランコーナー(全て無料)へ行くと、そこそこ本格的なレストランで、ウエイトレスに席まで案内され「アラカルトにする?ブッフェにする?」と尋ねられる。

とは言え、朝食時間帯なので、どちらもパッとしない感じで…「ランチやディナーのメニューってオーダーできるの?」と聞いてみると、「構わないけど、ちょっと時間が掛かるわよ。出発時間は何時?」と確認をされてからOKが出た。


オーダーしたのは、「スープ」(具材は失念)と「サーモンのタルタル」


どちらも丁寧に作られており、美味しく賞味。


そしてゲート近くへ移動して、ソファーで待機






そして搭乗開始時刻となりバスゲートから、再びファーストクラス専用バスで移動

車窓からはA380がゾロゾロと…ここまで沢山あると有り難みは全くなし



しかし乗り継ぎのフライトは…残念ながら先ほどと同じB777-300ER



但し先ほどの機材と比べると、随分と豪華。

何が違うかと言うと先ず機材が新しい。そして先ほどは先頭の1列目だったのだが、今回は2列目。
飛行機の構造上、真ん中へ行くほど幅が広いので…窓側の席の場合、1列目よりも2列目の方が横方向のスペースが広いのである。

しかも液晶画面も大きく綺麗



また手元の液晶コントローラーも、先ほどは如何にも飛行機用と言ったTFTな小振りなものだったのに対し、今時のタブレット端末と言った感じ


ちなみにこの端末…日本製


そして恒例のアラビア風珈琲とデーツのサービス


で、薦められるままにシャンパンも一緒にオーダーしたのだが…こちらは同じドンペリでも2006年もの…1998年ものを飲んだ後では深みも円やかさも足りない感じでややもの足りず。(我ながら何とも贅沢な…汗)

そこでCAさんに他にオススメのお酒を聞いてみると…ヘネシーのブランデーを勧められたので、この便では専らブランデーばかりを飲んでいたのだが…(続きはまた後で)


そしてラウンジで軽く朝食を済ませていたので、離陸後の機内食は少し時間を空けて軽めにオーダー




そうこうしている内に、飛行機は昨年訪れたケニア上空を通過中



夜行便明けの日中フライトなので、多少眠気も感じるのだが…あまり本格的に寝てしまうと、後々時差ぼけに苦しみそうなので、特にベッドメーキングはせず、着席姿勢のままうたた寝を挟みつつ、映画やブランデーを楽しみながらリラックスモードで過ごすことに。


そして到着前に少し早いディナーをオーダー




そして飛行機は高度を下げ



ドバイから9時間40分のフライトを経て、夕方前のケープタウン国際空港へと着陸








今回は飛行機の話題中心なので、現地での話は簡単に…

イギリス時代の面影を残すケープタウン市街地を歩き




喜望峰にも到達


但し、実を言うと喜望峰はアフリカ大陸“最南端”では無く、“最南西端”という微妙な位置づけ…本当の最南端はケープタウンから二百数十キロ離れた所





さらにこんな飛行機で隣国へも足を伸ばし



飛行機からこんな赤茶けた砂漠を見下ろし



この赤茶けた砂漠を歩き




ケープオットセイのコロニーも訪問



そしてもちろん食べ物もシーフードを中心に満喫


シーフードは素材の良さもあって絶品。


もちろんローカルなグルメも多少は…


…まあ、味見だけ


と、こんな感じで南部アフリカの旅を満喫。
数年前にみん友のぎんがめさんのブログで拝見して以来、いつか自分も行きたいと思い続けていた場所だけに、ようやく足を運べて感無量。

まあ今回はフライトの話題がメインなので、現地での詳しい話はまた機会があれば…
(とは言え、海外旅行記の需要は全く無さそうな感じなので、基本的にはオミットの方向で。)





そして帰路編


空港内の面白いお土産物屋を覗いてから



ラウンジへと入室。

ケープタウン国際空港には、何とエミレーツの自社ラウンジ完備(但しビジネス&ファースト兼用)



なおドバイ-ケープタウンはB777-300ERで1日3往復の運行。それで自社ラウンジとは…(ちなみに他に自社ラウンジがあるのは英国航空くらい)


フードメニューも充実(他にサラダコーナーもあり)



実はホテルの朝食をケチっていたので…


「所詮ラウンジミールだし…」と思っていたのだが、そんな予想を見事に裏切る美味しさ…

但しちょっと残念なのは、アルコール類はビールを除き輸入品ばかり(ご当地ものでは無い)だったのが残念。
なおヘネシーのブランデーも置いてあったので、試してみたのだが…アルコールっぽさばかりが目立って、香りも全然悪く、同じヘネシーでも機内で出されるものとは雲泥の差。


卑しさ爆発で更に…


そしてファーストクラスの乗客(2名)はラウンジ係員の先導で搭乗口まで移動し、機内へ最優先で案内される。





今回もまたB777-300ER


…というか、今回の行程では全てこの機種ばかり。
(正直言うと、A380の機内シャワールームにもちょっと興味あったのだが、乗る機会は無し。)

更に言うと、今回は和紙シェードすら付いていない(スイッチはダミー)ようなオンボロ機体


南アフリカに別れを告げて



ラウンジで遅い朝食をガッツリ食べてしまったので、離陸後の機内食はお酒中心に…

再びキャビア



そしてチーズ盛り合わせとブランデー


で、ここでブランデーの詳細な銘柄を確認したところ、ヘネシー「パラディ」との事。
やはりファーストクラスのお酒なので、ラウンジに置かれているものより、高いグレードのものを揃えているのかな、などと軽く考えていたのだが…


帰国後にふと思い立って、ファーストクラスで出されていたお酒の国内市販価格を調べてみたところ…

・ヘネシー「パラディ」…8万円~10数万円/一本
・ドンペリP2ビンテージ(1998)…4~5万円/一本

…と、驚きを通り越して青ざめそうな価格のお酒であることが判明。
まあ並のブランデーやシャンパンとは全く格が違うお酒。

グラス1杯あたり1万円弱と言ったところだろうか(汗)
…こんなお酒を機内でがぶ飲みしていた訳で…(完全にお酒だけで元が取れているかも)

こんなお酒と比べて、普通のドンペリや普通のヘネシーに対し、「深みや円やかさが足りない」だの「アルコール臭い」だのと言った感想を持ってしまっていた私って…
(当分この味を完全に忘れるまでは、他のシャンパンやブランデーは飲めそうにない予感。)


そしてエミレーツ向けオリジナルブレンドティ(ローズやジンジャーをブレンドしたもの)を飲んでから


深夜のドバイ乗り継ぎに備えて就寝。


そして到着前に3コースでディナーをオーダー




南アフリカ的な、柔らかな赤身で、臭みもごく僅かなので、日本人にも食べやすいかと。しかしデザートはちょっと甘すぎかも…


そして9時間45分のフライトを経て、深夜のドバイ国際空港へと着陸


帰路の乗り継ぎ時間は2時間10分とタイトだったため、ラウンジでシャワー&洗顔だけパッパとすませるだけで終わってしまう。





そして関空便に乗り継ぎ、夜食をオーダー

久しぶりの寿司や焼売、緑茶にちょっと感動



味の方は…海外積み込みの日本食にしては頑張っているのでは無いだろうか。

しかし日本語メニューだけ見てオーダーすると、書いてあるものとちょっと違うものが出てくる。
CAさん曰く「日本語訳がおかしいんですよ…」との事で、確かに英語メニューを見るとメニューに書かれている通りの正しい献立で提供されている。

そしてブランデーを一杯ひっかけてから就寝(この段階ではその価値を知らず…)


個人的に「朝は和食派」なのだが、どうもドバイ積み込みの日本食というものに食指が動かず、翌朝の朝食には敢えて洋食をチョイス。

「ヨーロッパ風冷製朝食」


しかし味の方は酸っぱすぎて…前回ケニアへ行った時もドバイ積み込みの機内食で「酸っぱすぎ」に当たっていることを考えると、ドバイ積み込みの機内食には酸っぱい傾向があるのだろうか。あるいは腐敗防止とか…


フルーツで口直し



そしてドバイから8時間50分のフライトを経て、関西空港へと帰還し、エミレーツのファーストクラス体験は終了。

まあ1度はファーストクラスというものにも乗ってみたかったので、偶々マイルを使って乗ってみることの出来る良い機会で、貴重な経験ではあったのだが…
正直な感想を言うと「一回乗れたので満足。次からはビジネスクラスで充分かな。」というのが本音。流石に長距離フライトの場合、エコノミークラスではしんどい事は否定出来ないものの、ビジネスクラスなら隣との距離感を保ちつつ、フルフラットで休める事が多いので、それで充分かな、と。

とは言え、今回のようにマイルで乗れるならアッパークラスという選択も悪くは無いと思う反面、お金を出して乗るなら、「価格差を考えたらエコノミーで充分」というのが最終的な結論かも知れない。
そして実際にファーストクラスに乗ってみても、某元都知事の感性は全く理解することが出来ず…
Posted at 2016/11/20 18:54:44 | コメント(7) | トラックバック(0) | 旅のまとめ(2016年) | 日記
2016年10月03日 イイね!

但馬空港へ飛んでカツ丼と蟹を食べた話

但馬・因幡方面へ1泊2日の旅に出ることに


ようやくこの色の電車に乗り


更にバスに乗り継いで伊丹空港へ。


そして飛行機まではバス搭乗



搭乗する飛行機はサーブ



機内はこんな感じ


前方座席に乗客が全く居ないのは、この機種がフロントヘビーなため、極力後ろに詰めているとの事。ちなみに後方は1席(幸運なことに私の隣席)を除き、全てすし詰め状態。

乗客の立場としては、只でさえ狭い機内なので、一部分にすし詰めにするより、全体的にゆとりを持った座席割り当ての方が嬉しいのだが…まあ運行上の事情とあれば素直に従うだけ。


離陸



兵庫県上空を航行


なお伊丹空港からの所要時間は40分で、飛行時間は25分程。ほぼ兵庫県内で完結しているフライト。


その中で地元のおかきのサービス


しかし超短時間フライトという事もあって、飲み物は無し。でも、おかきを配るなら、パックで良いから飲み物のサービスが欲しいかも。


そして但馬空港に着陸



エアニッポン機が駐機中…



な筈はなく、これはYS-11の保存機


そもそも但馬空港にYSって飛んでいたのか…そもそもエアニッポンなんて就航していたのか…


改めて但馬空港ターミナル



ちょっと早着したので、タクシーで山を下りたところのバス停まで行けば予定より早く動けそうではあったのだが…しかし「空港にタクシーが全く居ない」という全く想定外のオチ。


諦めて豊岡経由城崎行きの連絡バスを待つことに


ちなみに伊丹から到着した十数名の乗客のうち数名は出迎えの車や予約していたレンタカーで空港を後にし、バスに乗り込んだのは私を含め3人だけ。

他の乗客は何故かそのまま伊丹へとんぼ返り。よほど飛行機好きなのか、遊覧飛行のつもりなのか、まあ流石にJALだけにサクラ…な訳は無いか。
(昔のように搭乗回数で上級会員になれた時代なら違う意図もあり得たのかも知れないが。)


そして連絡バスで豊岡駅へと運ばれる


それにしても何とも不思議なデザインの駅舎。
ちなみに駅そのものは橋上駅で、左手の建物は階段兼コンビニ。


そして右手の通路はそのまま道の反対側にあるショッピングセンターへ直結


橋上の改札から、そのまま外に出ることなく連絡橋で店内へと繋がるという、なかなか便利そうな仕様。


しかし電車への乗り継ぎが悪く、一時間弱の待ち時間が生じたため、豊岡駅近辺を少し歩いてみることに


そういえば豊岡駅は乗り継ぎで使うことはあっても、駅近辺を歩いたことは無かったかも…


10分ほど歩くと、味のある建物が現れて…



この建物は豊岡1925というレストランで、元を辿れば市役所南庁舎別館



これがカフェなら、ふらっと入って内部の雰囲気を楽しみながら一休みと言いたい所なのだが…


ランチでこの価格設定。しかもまだ営業時間前…


そして向かいにある豊岡市役所そのものも味のある建物で


まるでアイスランドへでもやって来たような錯覚を受けてしまう。

とは言え、流石にこの建物だけでは市役所としては手狭なようで、現在は市議会の議場など一部の機能を残し、裏側に新しいビルを建てて市役所機能を移している。


それ故、ちょっと角度を変えると…


まあもう少し何とか…とも思ってしまうのだが、市内中心部に歴史ある建物と緑豊かな前庭を残してこれだけの雰囲気を残しているだけでも素晴らしい事では無いだろうか。
豊岡駅改札からショッピングセンターへの直結する通路と言い、この市役所と言い、豊岡市の担当部局は相当頑張っているのでは無いだろうか。


ちなみに内部はこんな感じ



そして時間を見計らって豊岡駅へと戻り、こんな電車に乗車


大変申し訳ないのだが、この地域でこんな新しい車両に乗ることになるとは…何せJR西日本と言えば、古い車両を酷使するイメージが強いもので…

それにしても、折角飛行機で飛んできたのに、小一時間の待ち時間の後で福知山方面の列車で逆行…我ながら凄まじい非効率的な行程(大汗


そして2駅目の江原駅で下車



ホームは味があるのだが、駅舎そのものはスキーブームの頃にでも建てられたのであろう橋上駅舎



と言うか、ガランとしたコンコースがちょっと悲しい


なお今回は伊丹空港9:05発のフライトで出発し、諸々の待ち時間も含めて、ここ江原駅には11:11着。
ちなみに大阪駅を9:10発のJR特急「こうのとり3号」に乗車すれば、ここ江原駅に20分程遅れて11:33に到着出来るのだが…

とは言え、伊丹空港は鉄道アクセスが脆弱で、なおかつリムジンバスが難儀(渋滞に巻き込まれたり、満席で次便まで待たされる等)な陸の孤島状態であり、余裕を見た行動を求められることを考えれば、正直但馬までならあまり飛行機で来るメリットなど無いのである。
(じゃあ何故、飛行機で来たのかというと…実は台東でちょっとした体験から「一度、但馬便にも乗ってみようかな」と思わせられる事があったのだが、この件についてはまた別の機会に、という事にしておきたい。)

とは言え、但馬空港側の地上交通機関の連絡の悪さで、ここまで合計1時間ほど待ち時間が生じていることを考えると、但馬空港到着後に多方面へスムーズに乗り継げるように地上交通のダイヤを調整するだけで一気に使い勝手が良くなりそうなのも事実。
とは言え、連絡バスの乗客が2人で、空港にタクシーすら待機していないような規模の空港にそこまで期待してはいけないのだろう。(何せ36席の小型機で、伊丹と1日2往復するだけの空港なので…)


そして江原駅から徒歩で移動



沿道に「祢布ヶ森遺跡公園」と書かれているのだが…



ただのお役所


とは言え、この祢布ヶ森遺跡というのは古代の但馬国府(つまり県庁的施設)跡なので、時代を超えて今でもこの場所がお役所として使われているというのは何気に凄いことかも知れない。


そしてその隣接地にあるのが今回お目当ての施設


「豊岡市立歴史博物館-但馬国府・国分寺館-」という施設で、その名の通りこの場所にあった但馬の国府や近隣にあった国分寺を軸とした歴史系の博物館。

見ての通り、4連の建物からなるユニークな建物。
そして内部もなかなか凝っており、建物内に中庭を設け外光を取り入れたり、ラウンジ的スペースを設けたりと、なかなか面白い構造。
更に言うと、実はこの博物館の裏手は墓地なのだが、裏側の回廊は窓を低い位置に設け外が目に入りにくく工夫し、外光を取り込みつつも、巧みに目隠ししているなど、なかなか抜け目のないデザイン。

博物館としては奇抜すぎる構造にも思えるのだが、中庭に面した日が差し込む部分はデリケートな資料展示を避け、読書コーナーとして使用し、その裏側には比較的紫外線にシビアでない土器などを配置し、デリケートな木質の出土品等は中庭のない建物に配置するなど、奇抜さの中に几帳面な真面目を持って展示構成が考えられており、なかなか興味深い施設。

そんな奇抜さと真面目さと居心地の良さが同居した空間の中で、資料だけでなくパネルや模型など効果的に活用して、古代の但馬の姿に迫るプレゼンテーションが構成されており、かなり好印象な施設。

まあ強いて難を言えば、特別展の為のスペースが限られており、常設展と少々無理のある同居状態になっている事と、過去の特別展の目玉出品物(模型や複製)をそのまま継続展示しているため、展示構成の流れが一瞬途切れてしまう箇所が有ること程度だろうか。

とは言え、その特別展もここ但馬の出石城と豊岡陣屋(江戸初期までは豊岡城)という二つの城にフォーカスし、現代に残る城下町デザインの名残や遺構を紹介するという趣向で、非常に丁寧に造られている印象。

思っていたよりも遙かにクオリティの高い博物館だったこともあり、約2時間かけてじっくりと満喫。

本当は内部を写真などで紹介できれば良いのだが…撮影禁止ゆえ、今回それは不可能。


そしてこの博物館のすぐ横にある「コンビニレストラン」なる飲食店もかなり気になったので、ここで少し遅めのランチタイムとする事に


ファミレスのような外観なのだが、内部はセルフサービスで社食・学食のようなシステム。幹線道路に面しており、ドライブインあるいはSA的な役割も果たしている様子。

食券を買ってカウンターに渡すと、呼び出しベルを渡されるので座席で待機。

しかしその座席がまたバラエティ豊かで

フードコート的な席から


ボックス席


更には個室的空間まで用意されている徹底ぶり


なおどの席も完全に自由席で先着順。


で、メニューはこんな感じ


あまりローカル色はなく、まさにSA的なメニューではあるのだが…三百円台のうどん・そばからはじまり、定食、千円程のステーキ、ウナギ、更には二千円台しゃぶしゃぶ・すき焼き食べ放題に至るまで、品揃えはかなり豊富。そしてこの手の店にしては珍しく手作り感のある献立が多いのが特徴だろうか。


そして今回オーダーしたのはコレ


カツ丼…なのだが、今回はグレードアップ版をチョイス。(¥820/ちなみに普通のカツ丼は¥590)
しかし思っていた以上にかなり巨大で…左下のカードサイズのチケットからそのサイズ感が判るだろうか。
強いて喩えるなら「ラッキーピエロ的ボリューム」とでも言うのだろうか…まあそんな函館ローカルな喩えを出しても判りにくいだけか…(苦笑

しかしその場で手作りしているだけあって、カツが揚げたてで軽く、また卵の味付けも親しみやすい味だったこともあり、思いがけず難なくペロリと完食してしまう。


そして列車の時間を見計らって駅へ戻る途中、ちょっと住宅街方面を覗き込んでみる


実は上の写真の真っ正面が但馬国分寺の跡地なのだが、今ではこんな感じ。


そして江原駅へ戻ると、特急が立て続けに出発する時間帯という事もあり、一人勤務の委託駅員さんが天手古舞いで窓口を捌き切れておらず、軽くパニック状態。
まあこの区間は大阪・京都方面の電車特急に加え、播但線経由の「はまかぜ」(神戸へ直結しているので、何気に利用者は多い様子)までほぼ続行運転状態で走っているで、時間帯によっては大混乱となってしまう様子。そんな訳で切符は事前に買っておくのが吉かと…


そして今度乗車する特急「はまかぜ」が入線


但し窓口の大混乱の原因となっていた神戸方面の「はまかぜ」は既に出た後。
今回乗車するのは下りの香住行き。駅窓口はあれだけ大混乱していたのに、この下り列車に乗り込んだのは私一人。


姫路で方向転換した時の名残なのか、座席の向きはバラバラ


しかし既に多数の乗客は降車してしまっており、実際に乗っているのは1両あたり数人程度。


そして終点の香住まで乗車



香住と言えば「香住カニ」(紅ズワイガニ)。駅のホームや駅前に何とも微妙なカニのオブジェが建っている。
まあ「松葉ガニと比べると…」と言ってしまえばそこまでなのだが、紅ズワイガニにも漁期の長さや豊富な漁獲量、そして価格面など、お手軽さというアドバンテージがあることは間違いないだろう。


そして今回はここ香住で一泊することにしており、駅から徒歩数分、海沿いにあるカフェ併設の旅館にチェックイン



一人では勿体ないような恐ろしく広い部屋へと通される



上の写真ではそこまで広く無さそうなのだが、パノラマにしてみると…


家族経営の小さな宿ながら、建物は新しく、また清掃も行き届いており、なかなか快適。


一息ついてから、近隣の海岸を散歩することに。

もう海水浴場で泳ぐ人はおらず、砂浜は専ら下校高校生の憩いの場




香住漁港まで歩いて折り返し



宿の隣にお洒落なレストラン…なのに夕方で既に閉店という謎なお店


…かと思いきや、実は乾物屋が店舗を新築してランチ等も出すカフェも併設したという形との事で、まああくまで販売部門が主と言うことなのだろうか。


そして宿に戻って天然温泉で汗を流し



お楽しみの夕食タイム。食事は別の個室に用意されているとの事。

予約の時に「懐石」か「香住カニ(紅ズワイ)」かを選べた(松葉ガニはまだ解禁前)ので、多少の追加料金で後者を選んだのだが…


予想を遙かに超える豪華さで度肝を抜かれてしまう。


左から…先ずは焼き蟹(こちらは係員さんが焼いてくれる)





そして蟹すき(もちろん後で雑炊も)



茹で蟹



トロットロの蟹刺し(ノドグロの炙り付き)



そして蟹以外の献立は、ノドグロの塩焼きだけ



もちろん地酒も一緒に


まあ、「松葉ガニと比べて」云々と言われる紅ズワイも、他と比べさえしなければそれはそれで立派な蟹。
それに程良い甘みで飽きが来ないので、今回のように延々と食べ続けるには紅ズワイの方が良いのかも知れない。
そしてお会計もこのボリュームからは考えられないくらいリーズナブルなお値段…高価な蟹も良いのだが、「リーズナブルな紅ズワイを山のように」という贅沢もまた一興だと認識させられる事に。(但し紅ズワイの当たり外れは相当なので、「どこで食べるか」は重要かも知れないが)

そして大量の蟹殻の山が出来、お腹も膨れて、気持ちよく就寝。


翌朝の朝食はこんな感じ



2日目は鳥取発の最終「スーパーはくと」で帰路につくことだけは決めていたのだが、それ以外はフリータイム。


<つづく>
Posted at 2016/10/03 19:09:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旅のまとめ(2016年) | 日記
2016年08月30日 イイね!

温泉津温泉とアクアス

ちょっと私的な用事で島根県西部へ行く事になったのだが…

東京からなら石見空港まで直行便もあるのだが、大阪からだと意外に不便。(実はUAのマイルで羽田経由という案もちょっと考えたのだが…)

そんな訳で、用事の前日に丸一日移動日を確保し、ちょっとした旅を楽しみつつ現地入りすることに。





先ずは朝一で伊丹空港から出雲空港までひとっ飛び

※出雲空港到着時に撮影

そういえばJACって何年ぶりだろ…考えてみると、十数年前まだJAS系列だった時代(流石にTDAの時代では無い)に徳島→伊丹でYS-11に乗って以来のような気も(大汗


で、プロペラ機のお楽しみは“遊覧飛行気分”

大山や


弓ヶ浜半島と半島を塞ぐような形で設けられている米子空港


汽水湖中海に浮かぶ江島と大根島


そして松江の市街地(プロペラが映り込んでいる)


上の写真を拡大すると…


国宝に指定され、話題の松江城…とは言え、スマホカメラだと等倍まで拡大してもコレ…

実は最前列の座席だったことも有り、CAさんがアレコレと景色を解説してくれてなかなか楽しい“遊覧飛行”に。





そして出雲空港で到着便に接続して3方面(松江・出雲市駅・出雲大社)へ同時出発するバスの中から出雲市駅行きに乗り込んで、出雲市駅へ


で、ここから鉄道旅行モードに切り替え。

少し時間の余裕があったので、出雲市駅構内の駅蕎麦屋で“出雲蕎麦の朝食”と洒落込んでみるつもりが…関西圏の駅蕎麦屋とは事なり、営業はランチタイムから…というオチで終わり。

駅前のホテルのロビーがバス待合所として開放されており、居心地も良かったのでそちらで待機。(序でに言うと化粧室もホテル仕様で綺麗)
まあバスを待っている訳ではないのだが、バスに乗ってきたので、まあ良いと言うことにしておきたい。


そして少々味気ない高架駅の出雲市駅から快速「アクアライナー」で出発


昔は確か「しまねライナー」とか言うネーミングで、車両は急行色のキハ58だったかと。
当時は18キッパーをやっていたので、この区間は乗車時間も長く、ちょっとした急行気分の味わえる美味しい列車だったと記憶しているのだが…


とは言え、山陰地方の都市間連絡列車という色合いは今でも健在で、車内はボックスシートが並び、混んでさえ居なければ長時間の乗車も快適



で、出雲市駅では駅蕎麦を食べ損ね、更に駅弁もその駅蕎麦屋で売られていることから入手不可…

しかし駅内のコンビニを覗いてみると、地元の業者が調整したカニ寿司が売られており、車内でそれを朝食とすることに


まあコンビニで売られているお寿司なので、そこまで期待値は高くなかったのだが…しかしその予想は良い意味で裏切られ、カニの身がたっぷり乗った豪華でお値打ちな内容。
ちなみに味の方は…少し酸っぱすぎる気もするのだが、好みの問題でもあり、また時期が時期なのでまあ気にしないことに。





そして温泉津駅で途中下車


ここ温泉津温泉は個人的にお気に入りの温泉の一つ。
で、駅近くにも公衆浴場があるのだが、今回は時間もあるので駅から少し離れた(とは言え1km程だが)温泉街まで散歩がてら歩いて行くことに。
そう言えば、温泉街まで行く時はいつも車で、電車+徒歩での訪問は初めてだったかも知れない。


駅近くの集落を抜けていくのだが…



集落の中に温泉街への誘導看板があったので、それに従っていくと…



ちょっとした坂を上り、更に決して気味が良いとは言えないトンネルまで抜ける羽目に


更にこの道路はバイパス道路らしく、温泉街のメインストリート(とは言え車が一台やっと通れる細い道)へ入るのに、まるでICの様にくるりと回って遠回りする羽目に



そしてようやく温泉街へ入り



ひときわ目を惹くモダンな大正の洋館(写真手前)が見えてくる


実はこの洋館、かつての公衆浴場で今はカフェとして利用されている。
更に奥にある、円形のサンルーム的空間のある昭和な感じの建物が現役の公衆浴場である「薬師湯」である。

経営者の方針なのだろう、レトロな味わいをお洒落に楽しめる施設として良い意味で観光客向けの施設になっている。


ここの薬師湯は何度か訪れていて…

※2007年撮影

カフェの内部(かつての更衣室)も…

※2007年撮影


何故昔の写真での紹介になったかというと…今回はここで入浴しなかったため。

で、今回は以前から気になっていたこちらの公衆浴場に入ってみることに


まあ外観はパッとせず、悪い意味で地味な雰囲気を醸している。


但し直ぐ脇の道を入ると

※実は右手に男性浴場の窓があり、しかも開けっ放しなので、それを避けるためにかなり手前から撮影)

奥にお寺が有り、その一角に「霊泉」と書かれた源泉も


そんな訳で、施設こそ地味なれど、きっと由緒ある公衆浴場なのだろうと気にはなっていたのだが、ついつい良い意味で観光客にも入りやすい薬師湯に引き込まれてしまい、今日まで利用する機会が無かったという次第。


愛想の良い番台のおばさんに入浴料を支払い、更衣室へと進むと…



少々ゴチャゴチャした昭和の風情がなかなか。


そして浴室なのだが…

他のお客さんが居たので、この先の写真は無し。
しかし湯治場の風情を残す浴室は、温泉成分がこびり付き、赤茶色の鍾乳洞状態。
近代的な設備とは無縁で、桶で湯船のお湯を使って掛け湯し、ただひたすら湯に浸かる…そんな古典的な湯治場スタイル。

しかし掛け湯をしようとすると…熱くて到底肌に掛けられないほど。
ちなみに湯温は44℃…しかも横に「高温浴槽」まであり、そちらは指先で触れるだけで限界。

居合わせたお爺さんが「先ず先に水を被ってから入ると良いよ。まあ長時間は入れないからゆっくり休みながらだね」とアドバイスをくれたので、それに従って何とか肩まで浸かったものの、1分と持たず。
まあ3人ほどの先客も皆湯船には浸かって居らず、専ら湯船の脇に座り込んでいて、偶に思い立ったように湯船に入りはするものの、長時間は持たず…そんな感じなのである。
但し最初のうちは水を被って湯船に突入も出来るのだが、段々肌がヒリヒリしてきてしまい、後になれば成る程湯船に入るのが辛くなってしまうので、入れるうちに入っておくというのが正解なのかも知れない。

そんな訳で、専らお爺さんたちと雑談をしながら、湯船の脇に座っていた時間の方が長かったのだが…
このお爺さん達、顔見知りのようで親しげに会話していたのでてっきり地元の人かと思っていたら、何と遠方から通い詰めている常連さんなのだとか。
しかも遠い人は広島からバスと電車を乗り継いでこの湯に浸かりに来ているのだとかで、「この湯のお陰で健康…」「病後の回復の成果が見られていて…」と言った具合にすっかりここの温泉の信者となっている様子。
(但しかなりオカルト的というか明らかに非科学的な話もあって…まあ「病は気から」という側面もあるので、本人が効果があると思っているなら、それに対してとやかく言うのは野暮というものだろう。)


正直、最初は駅からの往復の時間を考えると「そんなにゆっくりは出来ないかも」と思っていたのだが、まあこの通り長風呂できるような温泉では無く、まあ時間的には少々余裕が出来ることに。

そこで多少(と言っても数百mだが)遠回りとなる温泉津湾沿いの道を歩いて駅へ戻ることに。


先ずは温泉街を通り抜けてゆく

味のある建物


何でも体験宿泊施設としても利用可能なのだとか。


レトロな看板



かつては栄えたであろう通り




で、ここで何故往路に山間を突っ切るバイパス道へ誘導されていたかが判明。
なんとこの細いメインストリートが道路工事のため一部通行止めになっており、温泉津湾側からの通り抜けが出来なくなっていたのである。

しかし歩行者なら迂回路もあるとのことで、警備員さんの指示に従って通行…但し完全な路地なのだが




まあ温泉街まで歩いてくる人もほとんど居ないので、特に歩行者向けの誘導標識などなく、ただ車向けの迂回指示の案内が出ているだけだったのである。


そして温泉津湾沿いの道を歩き



蔵元を横目に温泉津駅までの散歩を楽しむ(流石に暑い日中に日本酒を飲んでしまうと後が怖い…)






そして今度は普通列車で移動


快速とは違い、味気ないワンマンカー


ボックスシートも少なく、今度はロングシートに陣取る


まあ次の途中下車地までそんなに距離も無く、今回はまあこれでOK。


そしてこんな駅で途中下車


次の目的地の看板が右下にちょっと見えている。


改めて波子駅


見た目はレトロだが、建物そのものは新築で綺麗。更に隣に立派なお手洗いもあり、観光施設の玄関口としての施設は整っている。
とは言え、鉄道利用でこの施設を訪れる人が何人居るのかは疑問だが。


そして駅からお目当ての施設まで、よく整備された遊歩道が続いている



石州瓦の家が並ぶ光景を眺めながら、歩いて行く






十数分でお目当ての「島根県立しまね海洋館アクアス」へと到着



早速入館…と言う前に、昼食がまだだったので、敷地内の蕎麦・饂飩の店へ


朝の出雲蕎麦のリベンジ…と言いたいところなのだが、まあ蕎麦そのものはSA的というか観光地的というか、まあそんな感じ。
但しトッピングに島根県西部名物の赤天とチョイスし、ちょっとだけローカル感を醸してみた…つもり(汗


そして改めて入館。
「しまねの海から日本海、そして世界の海へ…」というキャッチフレーズではあるのだが、“世界の海”に関してはそんなに欲張らず、良い意味でコンパクト。

そんな訳で水槽展示は“しまねの海”がメイン




正直な感想を言うと…「美味そう」な水族館、といったところだろうか。(我ながら、魚を見ても食べ物としか思えない浅ましさに辟易…)


そしてサメ類も居るのだが…


これも食べ物といえば食べ物…



クラゲも…食べられるな…






そして“しまねの海”のゾーンを抜け、コンパクトにまとめた“世界の海”ゾーンを抜け、後半は家族連れをターゲットにしたであろう、海生動物ショーを中心としたゾーン。

先ずはここの名物の一つである“空飛ぶペンギン”


要はペンギン(飛べない鳥)が泳ぐ水槽を下から見上げて、“空飛ぶペンギン”を楽しめるという趣向。


アシカショーは時間が合わず…



そしてここの水族館の目玉であるシロイルカのショーを見学



そのショーの目玉は…

こんな体勢から


バブルリングを吐き出すという趣向



元々はダイバーの吐き出した空気を吸い込んでリング上に吐き出すというシンプルなものだったのだが、年々レベルアップし、新たな趣向を生み出しているとの事で…

マジックリングを作って


更にその輪を通り抜けるという大技まで



そしてショーが終わってからも、そのまま練習に移り、その様子を見学することも出来る



むしろ型にはまったショーの時間とは事なり、シロイルカにとってもギャラリーにとっても自由な雰囲気の時間。
水槽近くへの近寄りもOKで、そんなギャラリーにシロイルカの方もまるでじゃれるように急接近して見せたり、あるいは記念写真を撮っているグループの後ろにやって来てサービスしてみたりと、何ともほのぼのとした時間が流れている。


で、疲れたら一休み(笑



更に別の水槽(こちらはショー用では無く、飼育観賞用)へ移動すると、ショーを産休中(?)のシロイルカが生まれた子どもと一緒にグルグルと泳ぎ回っている


正直、ちょっと手狭な感じは否めないのだが…


そして上層階へ上がると、ガラス越しながらバックヤードの見学も可能


個人的には飼育員や案内員、更には清掃員まで至るまで、あらゆるスタッフがプロフェッショナルを感じさせ、連携して仕事をしているのが印象的。
そしてそうしたスタッフが醸す雰囲気は、リスペクタブルな雰囲気を訪問者に与えるとともに、安心感というか安らぎをも感じさせている。


最後に館内の展望台から、波子の集落や日本海を見渡して



結局、閉館時間ギリギリまでアクアスを満喫。

更に閉店時間が少し遅い売店で時間調整をしつつ、列車の時間を見計らって駅へと戻る。
館内にはそれなりの数の訪問者が居り、駐車場にもそれなりの台数の車が居たのだが…結局、この列車に乗ったのは私一人。やはりココは車でのアクセスがメインなのだろう。





そして再び快速「アクアライナー」に乗り、益田駅へと移動

※翌日撮影。石見神楽ラッピングのアクアライナーが停車中

それにしても、本数が限られる駅の駅前で高層マンションが建設中というのが何となく違和感を感じてしまう。


ホーム上の売店は閉店しこんな感じなのだが…


しかし駅舎側の売店はセブンイレブンに改装され、賑わっているというギャップ


駅前は再開発でもあったのだろうか、結構栄えている



そして駅から2~30m先に今宵の宿が見えている


そのままなネーミングにクスッと笑ってしまいそうなのだが…この立地でこのお値段というのが有り難いところ。

まるで民宿のような気さくなフロントで手続きをし、フロントの真横にある部屋にチェックイン


まあ安普請と要ってしまえば安普請で、ユニットバスが高床式でちょっと使いにくいという難点はあるものの、決して狭くは無いのでまあ快適。
むしろ客室はデスクや荷物置きなど、機能的に作られている部分も多く、豪華さは無いもののお値段やフロント対応の安心感、さらに清掃が行き届いた清潔感まで含めて考えると、かなり良心的な宿と言えるだろう。

またパブリックスペースとしては、ちょっとした談話室にレンジなど備えられており、長期滞在の人が多い様子。

強いて難点を探せば…多少声が響く事と、決済が現金のみという点くらいだろうか。(あまり多額の現金を持ち歩きたく無いので)
とは言え、前者に関しては長期滞在の人が多く心得ている感じで節度が保たれており、また後者も事前に明示されている事なので問題は無い。
最近、特に個人経営の宿で…「クレジットカードOK」と明記しておきながら、手数料が高いなどとブチブチ文句を言う宿が多いので、最初から現金オンリーという清々しさが素敵に思える今日この頃。


ホテルの部屋でローカルなコーヒー牛乳で一服してから


夕食を求めて町へ出ることに。

先ずホテルの目の前にラーメンの屋台が出ていてちょっと気になるところから始まり、バス案内所やチェーン系ホテルなども入っている駅前ビル(再開発ビル?)には大手居酒屋チェーンや「大阪」を冠する方の餃子チェーンが入っているなど、それなりに選択肢は多い。


で、そのビルの向かいに気になる店を発見。

何ともカオスな外観


色々な幟が立っては居るのだが、どうやら地魚を中心とした定食屋の様子。


意外に狭い店内


私が座っている6人掛け程度のテーブルと、2人掛けのテーブル、更にカウンターのうち使用可能なのが2席、合計10席と言ったところだろうか。
写真はお客さんが切れたタイミングで撮影しているので空いているように見えるが、実際は出入りが激しく、何だかんだで常時2~3人は入っている感じだろうか。但し見ての通り家族連れやカップルで来るような店では無いので、テーブル割りが問題になるケースはほぼ無い様子。


で、見ての通り、其処いら中に舌代が張られており、カオスさを増しているのだが…

整理すると、メインの「定食」は、メインとなる魚(鯵や鯖から鯛やフグ、更にはカサゴやクエまで)と調理法(塩焼き、バター焼き、煮付けに唐揚げなど)を選んで魚種により¥680~¥880程度。更に¥200~¥220の追加で刺身付きの「特定食」に変更可能。
他にも多少の肉類の定食(鶏唐揚げや豚生姜焼きなど)があるほか、蕎麦・うどん・ラーメンといった麺類や、カツ丼や鰻丼も用意されている。

とは言え、よくよく見てみると同じメニューに違う値段が書かれていたり、「特定食」へのアップグレード料金が¥200だったり¥220だったりと、微妙に統一されていないのだが…まあコレに関してはご愛敬と言ったところだろうか。
あと食材の追加や大盛りに関しては明文化されていないものの“応相談”の様子で、厨房から接客まで全て一人で切り盛りしている大将が要望を受けてから考えて、半ば思いつきで値段を設定している様子。

あとこの狭い店舗にこれだけの食材(カサゴやクエまで…)のストックがあるのかという疑問も湧いてきたのだが、他のお客さんのオーダーを見ていた範囲では品切れは無かった様子。
まあ店舗スペースは見ての通りなのだが、おそらくこの店…明らかに厨房の方が大きい店なので、巨大生け簀や冷蔵庫があるのだろう。


で、今回は「天然鯛の煮付け定食」(¥780)をチョイス。更に追加料金で刺身付きの「特定食」(合計¥1000)をオーダー。
ちなみに「天然鯛(大)の煮付け定食」(¥880)というメニューもあったので、¥780の方は小振りな鯛なのだろう…そんな想像をしていたのだが…


運ばれてきたのがコレ


コレで合計¥1000とは…予想を遙かに超える内容で度肝を抜かれてしまう。


と言うか、こんな立派な真鯛…何年ぶりだろうか…


で、食材も凄いのだが、味付けも絶妙。臭みはしっかりと消しつつ、必要以上に濃さを感じさせない角の取れたまろやかで甘みのある煮汁。そして鷹の爪も浮いているのだが、辛みは全く無く、おそらく臭み消しと隠し味として機能しているのだろう。
と言うか、こんなに美味しい煮付けを食べたのは生まれて初めてかも知れない。


そして¥220で追加した刺身


やたらと烏賊が多いような感じなのだが…どうやら普通は鯛も入っているみたいなのだが、メインの煮付けと重なることから烏賊に変更されている様子。

思いがけず豪華な晩餐となり、巨大な真鯛とのんびり格闘し、その味覚を満喫した次第。

何ともカオスで良心的すぎる店ではあるのだが、味の方に妥協は無く大満足。
ちなみに接客の方は、一人で切り盛りしている事もあってか、良い意味で放置してくれるので気楽。というか大将はかなりシャイな方の様子で、店を出る時に感想と謝意を述べたところ、ただただ恥ずかしそうにはにかんで見送ってくれた。


そしてホテルへ戻り、アクアスの売店で買ってきた地元蔵元のワインブルーベリーリキュールを開けてから就寝(飲み過ぎかな…)



と、妙に濃い1日は終了。


<完>私的な事柄とは言え、この後は“所用”のため、この話はこれにて完結とさせていただきます。
Posted at 2016/08/30 05:48:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅のまとめ(2016年) | 日記
2016年08月13日 イイね!

延伸初日の新幹線に乗った話

2016年7月1日(金曜日)…続く土日と併せた週末旅を構想していたところ、ちょうど新幹線の延伸開業日ではないか。
そして現地へ行く航空券が投げ売り価格、更に新幹線駅直結のホテルがプロモーションを行っていて…その他諸々の条件が見事に重なっていたので、延伸区間の初乗車も兼ねて週末旅人モードにチェンジすることに決定。


まずは新幹線では無く、飛行機で現地へひとっ飛び


ナローボディのA321なので、地味なノーマル仕様かと思いきや…


機内はキティ仕様


外観はノーマルだが、中身だけキティ仕様という謎仕様。
とは言え、A321にもキティ仕様があると言うは初耳。


観光客主体で機内のテンションは高め


ちなみに某大手旅行会社が投げ売りしていた昔ながらの格安航空券(PEXではない、団体旅行用の切り売り)が破格だった事も今回の週末旅の同機の一つ。

ちなみにお値段はLCC並…と言うか新幹線に例えると「新大阪-静岡」程度のお値段。
しかもeチケットに掛かれていた金額より購入金額の方が安いという謎の航空券で…ツアー客のキャンセル分の投げ売りか何かだろうか。

まあ安いチケットなので、マイルも溜まらなければ、事前座席指定も出来ないのだが…
それでも歴としたレガシーキャリアなので、預入手荷物無料(但し今回は機内持込で済んだが)、機内食+アルコールの提供、そしてラウンジの利用に、微妙に恣意的な座席割り当て…と、フルサービス(+スタアラ特典も適用)。しかも今ではファイブスターなのね、エバー航空。


微妙にキティ仕様の機内食(キティのリボンがさり気なく)



ちなみに比較用に復路のノーマル仕様の機内食はこんな感じ



機内食を食べているうちにあっと言う間に降下体制に

淡水河河口を眺め



着陸



日に日にキティちゃん度合いが濃くなる桃園空港に到着(写真は復路のもの)



いつもの様に桃園空港から連絡バスに乗り、新幹線桃園駅へと移動。
※台湾新幹線の正式名称は「臺灣高速鐵路」なのだが、このブログでは現地でも通じる呼称であり、解りやすい「台湾新幹線」の愛称を用います。





そしてここからが本題。

先ず今回延伸した新幹線区間なのだが…

※Wikipediaのパブリックドメイン画像を引用

地図の北東側…「2012~2015年開業予定」となっている「台北-南港」の区間。まあ台北市内だけの延伸で、わずか9.2km、所要8~9分、運賃40元(≒¥130)の区間である。
しかも台北市の中心にある台北駅から、郊外の展示場などがある南港駅までの延伸で…日本で例えると東京駅から有明駅まで延伸したような感じだろうか。

まあ台北駅が地下で拡張が難しい状況で、元々在来線が使っていたホームを一部新幹線に割譲したような格好になっており、折り返しの準備などに難儀があったのは確かで…そこで車両基地に駅を設けて…そんな博多南駅的な発想の駅なのである。

但し博多南線と違う点は、深夜早朝に1往復の例外を除き全列車が南港駅発着となった事だろうか。


しかし違和感を否めないのが…


台湾の場合、列車の方向を「上り」「下り」ではなく、直感的に解りやすい「北上」「南下」と呼んでいるのだが…
台湾新幹線が南港駅まで延伸したことで「“北上”列車の行き先が“南港”」という一瞬考えてしまいそうな状況が発生してしまった事だろうか。


そしてチケットを購入し、ホームへ


ちょっと解りにくいが、チケットには南港駅開業記念のロゴが入っており、またピンぼけだが行先表示器に「南港 Nangang」と表示されている。


20分程の乗車で台北駅に到着すると…



殆どの乗客は下車してしまい、私の号車では、私を含めて2組の乗客だけを残して出発


そして列車は延伸区間を走って行くのだが…台北・南港の両駅を含め、完全に地下区間なので、車窓の面白みは無く、淡々と闇の中を走って行くだけ。


そして南港駅に到着


しかし開業初日と言った雰囲気は皆無で、むしろ人が少なく殺風景なほど。
ただ乗務してきた乗務員が開業初日乗務の記念なのか自撮りで盛り上がっているばかり。


地下駅なのに、ホーム→改札の移動が下りというこれまた違和感のある移動をしていると、ようやく開業をPRする広告を発見



そして改札階へと降りてきたのだが、まだ昼過ぎ関わらず駅弁屋は既に閉まっており、セブンイレブンがあるだけという、これまたシンプルすぎて殺風景な光景



で、このセブンイレブンを覗くと、南港駅柄のマグカップが販売されていたので記念に買い求める(但しコレが開業記念グッズなのか、レギュラーグッズなのかは不明)



すると、記念品入りの袋を渡される


ようやく“開業初日らしい”雰囲気を味わったかと思ったのだが…しかしこれは「新幹線延伸開業」の記念品ではなく、あくまで「セブンイレブン店舗オープン」の記念品


開業記念の箸(どこのセブンイレブンでも開業時に配っているのだろう)や、何故か黒川温泉くまモングッズ、更にセブンイレブン制服フチ子さんのマグネットまで、多数の小物の詰め合わせでこれはこれで面白い




そして駅員が妙に多くまだまだ訓練中な雰囲気の漂う改札を抜けて



改札外の切符売り場には花など飾られ、また南港駅の旗など申し訳程度に置かれていたりと、それなりに開業初日の雰囲気が漂っている



但しまあ…「それなり」な感じで、今ひとつ盛り上がりに欠けるような気もしなくはないのだが。





で、これが後刻撮影した南港駅ビル


新幹線、在来線、そしてメトロまで乗り入れるターミナル駅で、立派なツインタワーが建っているなのだが…やはり郊外の展示場などが並ぶエリアという事もあり、ローカル感に欠けるというか、悪い意味で都会的な味気なさを否めないところ。
そしてこのタワーの上階にマリオット系列のホテルが入居しており、ここが今回のお宿。但しこの「都会的な味気のなさ」というのが、このホテルの唯一の難点にも繋がってくるのだが、この話はまた後ほど。


しかし駅直結の筈ではあるのだが、駅そのものがまだまだ工事中で…

閉鎖されている通路も多く


こんな場所をすり抜ける事になったり


駅の出口そのものも閉鎖されていたりで


しかもホテルのフロントは8階、まずは1階から直通エレベーターに乗れば良いのだが…その1階までたどり着くのに難儀してしまう羽目に。

でもまあコレは1回道筋を覚えてしまえば、次からはまあスムーズに動けるのだが。


そしてようやく1階(地上階)へ到達すると、新幹線の延伸開業に併せて「鉄道王国」なるイベントが催されており、こちらは地下の新幹線ホームとは打って変わった大賑わい



イベントに合わせて床や柱にも鉄道風の装飾が施されている



で、この「鉄道王国」というイベントが何なのかというと…


要は機関車トーマスのイベント。それゆえ客層はやはり子連れが多い。
台湾の鉄道に関するイベントであれば覗いて見ても良かったのだが、まあトーマス展ならわざわざ台湾まで来て見ることも無いだろうと思い、今回はオミット。


…と、鉄道ネタはここまで





お次はホテル編。

そして直通エレベーターで8階フロントへ。更にチェックインを済ませて部屋へと進む

ゆったりとした客室



窓の外は台北市内とは思えないほど緑豊か(遠くに台北101が見えている)



冷蔵庫はフリードリンク(ビールも有り。また連泊時も補充あり)



更に館内のベーカリーのパイナップルケーキや柚餅子的なお菓子などもフリー



その他、写真の掲載は控えておくものの、バスタブとシャワールームの独立した広々としたバスルームも素晴らしい(但しウォシュレットは無い)。
まあ全体的に狭っ苦しい台北市内中心部のホテルとは別世界。(まあお金さえ出せば市内中心部でも広い部屋はあるのだろうが…)

ちなみにお値段は日本円で言うと1泊あたり1万飛んで数百円と言ったところ。但し予約サイトでポイント10倍などのプロモーションを行っており、実質的には丁度1万円と言ったところだろうか。
まあ不動産事情の良くない台北のホテル料金は…そう考えると、新幹線でも1駅・130円程、他にも在来線やメトロが直結している駅ナカで、しかもマリオット系列でこの価格ならかなりお値打ちの部類かと思うところで、次回以降も台北での有力な宿泊先候補となるだろう。


但しここ南港地区は近年開発されたエリアなので…先述したように悪い意味で殺風景な都会。駅ナカに飲食店は多数あるものの、大戸屋、モスバーガー、牛角、ミスド、他にはトンカツに回転寿司…そんなラインナップで、ローカル感ゼロ。(しかも微妙に閉店時間が早い)

しかも駅近辺にもローカルな店は少なく、正直「台湾まで来て…」といった感じの食べ物しか無いのが正直な感想。
但しまあ3路線利用可能で台北市内へのアクセスの便が良いので、致命的な問題とはならないだろう。また駅ビル内のセブンイレブンや、徒歩数分のカルフールなどもあって、まあ便利さでカバー出来ているとも言えるだろう。


しかし…この日はちょっと出遅れてレストラン街が閉まってしまい、夕食はこんなこんなテイクアウトで済ませる羽目に(大汗



※余談…カルフールにて。中央の「日式馬鈴薯マッシュルームポタージュ」はともかく、両側の「日式納豆マッシュルームポタージュ」に「日式納豆カボチャポタージュ」って…


味の想像もつかないが、買う勇気も無く…そもそもコレのどこが日式なのやら…



また、そんな立地条件から「朝食はその辺を歩いて適当に…」と思っていた思惑は崩れ、ホテルのレストランで600元(≒¥1940)だったかの朝食バイキングを食べることに



青菜やハッシュドポテト、ねっとりしたサウザンドレッシングなど、台湾のホテルでよくある定番品に加え、魯肉飯やフレンチトースト、ジョアなど目を惹くメニューも豊富


ちなみに巻き寿司や饂飩などの和食もあるものの…正直これらの和食メニューは…


面白いのがデザートコーナーで、フルーツやマフィンなどの定番品に加え、こんなコーナーも



折角なので、童心に返ってみることに(笑


まあ台湾の朝食として考えるとビックリするようなお値段ではあるのだが、しかし高級ホテルの朝食だと思えば全くもって許容範囲かと。





そして台北滞在編(以下は順不同)

ホテルの地下から在来線に乗って出発



ディーゼルカーに乗り換えて、最近開業(厳密には復活)した路線に乗車



そして日本統治時代の発電所を改装したミュージアムを訪れたのだが…



かなり派手に改装されており、正直「かつての発電所である」と言われなければ気付かないレベル。

ちなみに往復に乗車した“復活した鉄道路線”こと深澳線は、かつてここの発電所への石炭輸送のために運営されていた路線が、発電所とともに運命を共にし、さらに発電所を改装したミュージアムのオープンに併せて一部区間を旅客線として復活されたという、運命共同体的な鉄道路線である。


そしてこの日はミュージアム近くの漁港でお祭り的なイベントが行われており、ちょっと覗いてみることに。

ゆるキャラ登場



そして漁船やヨットのショー(?)



ステージショー



みんカラ的に興味深い出店




そして地ビール(原材料に海藻も使用)とトビッコソーセージを摘まんで



そして香りに誘われて、焼き烏賊も




台湾の人は磯遊びが大好き


こうして心地よい海風に吹かれながら海辺のお祭りを満喫した次第。






今度はホテルの地下からメトロに乗って(やはり3路線利用可能なのは便利)



更にバスに乗り継いで、やって来たのはこんな所


何度も台湾へ来ていて、今更「白菜」でも「角煮」でもない訳で…


メインの博物館へは脇目も振らず、今回は左手にある別館の特別展会場のみを見学

見学したのはこんな特別展


「台湾で兵馬俑が見られる時代になったのか…」と関心すべきなのか、「台湾で兵馬俑が見られるのも今のうちだけかも」と思うべきなのか、なかなか難しいところではあるのだが…

ちなみに今日本で話題の「兵馬俑展」は、兵馬俑そのものに主眼を置き、ほぼ後半すべてが兵馬俑で占められ、パネルや模造品も含めて雰囲気重視の展示となっているのだが…

こちらの展覧会は「秦文化と兵馬俑」と謳っているだけ有って、諸侯に過ぎなかった秦が中国初の統一王朝に至る歴史的な流れに触れながら、それに沿って「秦の文化」を取り上げるという切り口。
更に秦の滅亡後にも触れ、秦の文化や政治・社会システムがどのような形で後の王朝に影響を与えたかという観点で考察しており、日本の兵馬俑展とは切り口が全く違っていて面白いところ。

但し兵馬俑そのものは、最後にちょこっと数体が展示されているものの、雰囲気は重視されず、俑そのものを淡々と展示しているような感じなので…兵馬俑そのものに期待しているとやや肩すかしになるかも知れない。
なお館内は撮影禁止のため、画像は無し。


そして館内のフードコートを初訪問

まあ場所柄か到底フードコートとは呼べないお値段ではあるのだが、台南系のメニューが豊富で、台北に居ながらにして台南料理を楽しめるという点は評価に値するだろう。


で、台南名物の棺桶トースト


揚げた食パンをくり抜いてクリームシチューを注いたメニューで、相性は良く最初は美味しいのだが…とは言え、事実上「クルトンの容器に入ったシチュー」なので、かなりヘビーである事は確か。で、他のものは入らず(大汗


そして帰りに台北駅に立ち寄って…

TRA(台湾鉄路管理局…在来線の運営を担う国鉄みたいな組織)の経営する鉄道グッズショップを覗いてみると


ここまでもすっかりキティ勢力圏…何せTRAまでもサンリオとコラボして、キティ特急など走らせているので…

まあ予想はしていたものの、やはり経営が違う高鐵関係のグッズの取り扱いは無く…まあ折角なので、TRAとキティのコラボグッズなど買い求めてお土産にすることに。

そこで限定ながら「1000元お買い上げで、2000元相当の悠遊カード(台湾版SUICA)をプレゼント」という不思議なプロモーションをやっていて…
しかもその悠遊カードが500元×4種類なのだが、その4種類というのが、日本の西武・東武・京急・山陽の各私鉄とのコラボカードという、とてつもなくカオスな状態。


そして台北駅前の四川風麻辣的な牛肉麺店でかなり早すぎる夕食を取ることに


いつも麻辣系のメニューばかりで、最初は程良く辛くて美味しくても、後がしんどくなってしまうという教訓から、麻辣味で無い牛肉麺にしたところ…よく言えばすっきり、悪く言えば味が薄すぎで、ちょっと物足りない味。やはり麻辣味を売りにしている店では素直に麻辣系のメニューを頼むべきなのだろうか…


と言う訳で、週末旅人モードになっていた時の話はこれで終わり。
というか、新幹線の話が少しだけで、“タイトルに偽りあり”だったかも(大汗


<おわり>
Posted at 2016/08/15 13:50:17 | コメント(3) | トラックバック(0) | 旅のまとめ(2016年) | 日記

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「今日の早い夕食@いきなりステーキ 実は初体験です。母体に良い印象がなく、かつ米国牛ばかりだと思い込んでいて…実は国産牛もあったのね」
何シテル?   08/04 18:47
タイトルの通り、旅と温泉と酒などを愛するNEOCAといいます。みんカラも11年目に入りました。 今では車ネタは皆無です。細々と旅ブログを中心にアップしています...
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