オクトパス８のブログ一覧

世の中お盆休み、もしくは３連休のようですが、私は不眠不休のお仕事です（＞＜）

あちこちでプレスリリースｓれてますんで、新しいニュースではありませんが、ＭＡＺＤＡのＳＫＹＡＣＴＩＶ－Ｘってちょっと驚きです。



「圧縮点火」とは元々ディーゼルエンジンの方式なのはご存知の通り、ただしディーゼルの燃料は「軽油」なのも一般常識ですが・・・。

これを「ガソリン」でやってしまうとのことのようですね？？？

機械系の方は普通に知ってると思いますが、空気を圧縮することで生じる「熱」により、シリンダー内で混合気を爆発燃焼させるのがディーゼルの構造です。

しかしながら、ガソリンは爆発する力が大きいので、異常爆発で制御することが難しいとされてきたと思います。
点火時期の制御が難しいのですね・・・多分（＾＾；

ただ、燃費が良いのもディーゼルエンジンの特徴で、プラグでの着火ではなく「自然着火」ですので、燃焼効率がガソリンエンジンより良いみたいです。

ただ、昔は、圧縮比を上げるために「ロングストローク」となるため、高回転には不向きとされてきましたが、ダイハツシャレードを皮切りに小型ディーゼルは普通車にも採用され、今は普通にラインナップされてますね。
多分、燃料噴射技術が良くなったからなのでしょう・・・多分（＾＾；

自然吸気だと、爆発するタイミングは自然任せですが、空気を圧縮し熱を帯びたところえタイミングよく燃料を噴射すれば制御が容易ですから。。。

それでも燃費のよさと安い軽油を使うことで、燃料費節約の意味もありディーゼルって「軽油」だったのかなって思います。

まぁ、それを「ガソリン」でやるということは、両者のメリットを組み合わせ、低燃費・高トルクなガソリンエンジンを目指すということでしょうか。。。

実際、ディーゼルは、排気ガス規制でのデメリット（今はクリーンディーゼルでかなり進歩していますが）がありますから、その変もあるのでしょうか？

他にもメリット色々あるようですが・・・







昔、日本の自動車業界は、お国の主導でメーカー削減（合併吸収等）の時期があり、弱小マツダは存続の危機でした。

そこを世界初のロータリーエンジンの量産化で乗り切り、特異な個性で存続してきた経緯もあります。

ＥＶへ舵取りされていく自動車産業の中で、新しい個性を生み出すことでの生き残りを図るつもりかもですね。

多分、実験室レベルでは様々な高レベルの技術が開発されているのでしょうけれど、それを「量産化」すという技術は中々大変なようです。

今回、トヨタとの資本提携の裏には、マツダの量産化技術の高さを評価したとの話も聞かれます。

まぁ、面白い、格好良い車を作ってくれることを期待します（＾▽＾）



（各画像は拝借です。。。）