2014年02月23日
オペアンプの世界では有名な新日本無線のMUSES。
これをあえて選ぶというのはありきたりなので食わず嫌いしてたのですが、
先日機会があったので音を聴いてみました。
「ものすごくいい音がする…」
スペックシートだけみると特に際立つ部分もなく、普通なのですが
さすが試聴を繰り返して開発しただけのことはあります。
まさにオーディオを聴くために作られたオペアンプという印象。
ということで、ナビ出力の最終段はOPA1612→MUSES8820となりました!
変更後の感想は、音はLEM49990に似ているのですが、高域が「おいしく」歪んでいるというか
耳に心地よい高調波が出ているようで、ボーカルのサ行や破裂音が聴いていて気持ちよいです。
ただ音は派手ではないので、ドンシャリ系の音楽には向かないかな。
→その後、聞き続けているとMUSES8820では低音が出てないことに気づきました。
ミッドバスの音量を相当上げないとバランスが取れないほど。
またその音質がひどく、全く締まりがありません。
ということでOPA1612に後戻りです。
中高域の音は結構気に入っていたのに…。
と、ここでMUSESに味をしめてしまい、「MUSES8920」も気になってきました。
こちらはJ-FET入力のもので、自分には合わない可能性が高いのですが、
あまりにも8820が良かったので試す価値はあるかなと。
早速、実装場所はFET入力なので、FOCALアンプの入力部に使ってみました。
結果は…
全っっっっっ然、駄目!!!!
音が猛烈にキンキンします。
EQで落としまくっても収まらないくらいキンキンです!
低域の音は出なくなって、MIDとMIDBASSが繋がらなくなる始末。
エイジングすれば変わるとか情報はありますが、良くなるかもわからないのに
これを何時間もこれを聞き続けるのは無理、ということで速攻で元に戻しました。
ネットにあるMUSES8920の評価はほとんどヘッドフォンアンプなので、
そういう用途であれば高域の解像度が高く「キラキラ」で良いのかもしれませんが
ツイーターの着いた車内では印象が違うようです…。
■結論
やはり自分にはFET系入力のオペアンプは合わない!!
あーあ。1000円近く損してしまった。
→後日、パッシブクロスオーバーのツイーターレベルが下がっていることが発覚。
これでスーパーツイーターが強調されてキンキンになっていただけでした。
MUSES8920さん、ごめんなさい・・・。
かといって再度載せて評価するつもりはありません。
どうもMUSESは車内環境で使うには特性がマイルド過ぎるようなので。
Posted at 2014/02/23 20:57:52 | |
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アテンザ | 日記
2014年02月18日
オーディオのハード面は一通り手をいれてまぁまぁ満足、というところでしたが
どうしてもオペアンプが決まりませんでした。
先日、アンプ前段のオペアンプをLME49720にしていたのですがどうも音がつまらない。
実際綺麗に出ているのですが平べったい印象でした。
そこで気になっていたLME49880が入手できたのでわくわくしながら交換しました。
が、音を出した瞬間「えええ…。何これ。」
期待を込めて自分で交換したオペアンプ、いい音が鳴るだろうという先入観を
もってしても全然受け入れられない音でした。
これならLME49720の方が全然よかったわ。
ここでふと気づいたのですが、今まで最終段で使うオペアンプでFETやJFET入力のもので「良い」と
思ったものが一つもない、といのです。
実際、OPA2134あたりは最初こそよかったですが、すぐに外してしまいました。
FET、確かに音は綺麗なのですが「音楽」になってないというか、薄いというか味がないというか。
ということで、やぱり自分の中で今一番好きな音を出すLME49990を装着してみました。
(最初から付けなかったのは、1ch入りなので取り付けが面倒だから)
LME49990、やっぱり最高です!!
アコギの音の高域の歪み感、枯れた音、運指のニュアンスが
しっかり出るのはこのオペアンプだけです!
声のリアリティも格段にアップ!
妻も絶賛!
全段のBIT TENの最終段のLME49990と併せてほぼ「満足の音」になりました!
これでハード弄りはおしまい!!
…といいたいところですが、BIT TENを介さずにデッキ→アンプとやりたいところです。
BIT TENは改造で改善されたとはいえ、やっぱり音が少し曇る。
Posted at 2014/02/18 22:07:34 | |
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アテンザ | 日記
2014年02月04日
以前、DACの聞き比べをしてからPCM5102の音が忘れられず。
SRC ICを追加して無理矢理鳴るようにナビを改造してしまいました!
やっぱりそこらのDACとはワンランク上の音がしますね。
かかった費用は数千円。
私としては、これで十分。高いデッキなんていりません。
これ以上を望むなら、マルチビットのPCM1704でしょうか。
まず載せられないですけど。。。
Posted at 2014/02/04 23:06:24 | |
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アテンザ | 日記
2014年02月02日
覚え書き程度に簡潔に書いていきます。
①RCA入力直後のカップリングコンデンサ
パラで0.1uF程度のフィルムコンを付けると劇的に改善します。
おそらく、今回の改造での改善効果はこれだけで6割くらいはあると思っています。
効果が分かるよう、片chだけ変更してスイッチでchを切り替えながら確認していたのですが、
遠くで聴いてた何も知らない人が「音が変わるけど、何してるの?」と気づくレベル。
変化としては中高域が全然変わって、くもりが取れた綺麗な音になります。
②電源のパスコンにPOS CAP追加
オシロで見るとノイズが下がっていたのでノイズ除去の効果はあります。
音にどう影響しているかはよく分かりません。
③オペアンプ変更
・1段目のバッファ → OPA1612
入力での使用でお気に入りのアンプで、高域がさらにくっきりします。
※駄目だろうと思いつつも、一度後段にもOPA1612を試しましたが
案の定、高域がキンキンして駄目でした(スルーレートが高めなので)。
・2段目のプリアンプ → LME49720
本当はLME49880かLME49990にしたかったですが、手持ちがなく。。
これはちょっとおとなしすぎます。OPA1612の特性が丸められてマイルドになりすぎる印象。
そのうち変更します。
ということで、①は作業も簡単ですし、超お奨めです。
Posted at 2014/02/02 09:46:10 | |
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2014年01月31日
アンプはFocal 4.75
基板には2005年の日付が入っているので、結構古い。
音声系のオペアンプはTL072C
■信号の流れは
入力 → 4.7u電界 → バッファ → ゲイン調整(可変抵抗での抵抗分割!!)
→ プリアンプ → 最終段へ
といった感じです。
・ゲイン調整はアクティブでやってると思ってたのでびっくり。
・各オペアンプの電源のパスコンは、根元で1カ所ずつ100uFの電解のみ
・入力のコンデンサ容量が小さい
などなど、お粗末な印象。
これはやりがいありますわ!
Posted at 2014/01/31 08:43:36 | |
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