こんにちは
おかげさまで特に不具合もなく納車から2か月が経過し、走行距離は6000キロを超えました。
ここまで大きな不満もなく、むしろ良いところを再確認しながら順調に走行距離を伸ばしてきましたが、少しだけ気になっている点があります。
欧州車では当たり前ですが、ブレーキダストが盛大なことです。そのため、比較的最近所有した車両(いずれもフランス車)はすべてパッドを交換していました。またレビューでノーズダイブが大きいと書いていて、サスペンション設定のせいだと思っていたものが、どうやら所謂カックンブレーキというやつで、ブレーキパッドで改善できるかもしれないということも皆さんのレポートでわかりました。
以前の所有車で、純正を使い切った後に交換したのは3台ともDIXCEL MTypeで、なんと言ってもダストの少なさで大変満足のいく製品です。現在もルーテシア3RSで使っていますが、感覚的には純正の1週間分の汚れになるまで、MTypeだと1年かかるという感じです。ちょっと大げさかも知れませんが、あくまでも私個人の感想なのでお許しください。
加えてパッドとローターの寿命も大幅に伸びます。ルーテシアの場合、純正は走行41000キロでパッドとローターが使用限界をむかえ、両方ともDIXCELでローターは純正と同等品、パッドは今回と同じMTypeに変えました。その後55000キロ走行していますが、双方ともまだまだ十分な厚みを残しています。パッド自体の減りはもとよりローターの攻撃性も大きく低下しているようです。
本当は現在のパッドを使い切ってからと思ったのですが、ダストが大幅に減ってカックンブレーキを改善できて、さらにローターの寿命まで延びるのなら、早めに換装しても十分コストに見合うのではと思い、思い切って交換することにしました。
結果は大変満足のいくものとなりました。正直ここまで変わるとは思いませんでした。というのも、ルーテシアでは未だにカックン気味になることがあるのであまり期待していなかったのですが、やはり多くの方のご報告通りカングーでは大幅な改善が見られました。もう、故意にカックンを再現しようとしてもできないくらいです。
ただし、一つだけ重要な注意があります。M Typeは「サーキット走行には使用しないでください」と注意書きが同封されているように、本来のブレーキ性能としては純正を下回る可能性があります。まあ、カングー純正がサーキット走行を想定しているかどうかはわかりませんが、少なくともルーテシアでは法定速度を大幅に上回る速度に限っては純正より制動距離が延びることを体験しています。
カングーも特にEDCの場合、下り坂でエンジンブレーキの利きが弱いのでブレーキの負担が大きくなると思います。そのあたりの使用感も近いうちにご報告したいと思いますのでよろしくお願いします。
あ、それともう一つ気になることが!
同じDIXCELでプレミアムっていうグレードがあうりますよね、M Typeと似たような製品コンセプトだと思うのですが、こちらの使用感はどうなんでしょか。こちらのレビューをされている方もいらっしゃいますが、価格がかなり違うため満足度のハードルの高さが違うのではという気もします。これらを実際に比較されたことのある方っていらっしゃいませんか?
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カングー | 日記
Posted at
2016/10/23 22:58:57