美瑛番外地のブログ一覧

※今回、千歳救難隊の写真を貼りましたけど、
　現在のUH-60Jは、海洋迷彩に塗り直されて
　いますから、こんな派手じゃないと思ってください。

もうン十年前から話が始まりますけど、子供の頃は
よくハセガワのプラモデルを作っていました。
7割がWW2の軍用機で、残り3割が旧日本海軍艦艇
という（今でも嗜好があまり変わってないような?）、
俗に言うミリタリーファンだった訳です。

必然的に軍事関連の本を読むことが多くなり、
自衛隊については、ずっと擁護派（今や死語）でした。

不思議だったのは、
・TVや新聞は、自衛隊については基本否定的。
・軍事や戦争についての議論もタブー（国際政治を語れなくなる・・・。）
・自称リベラルな人ほど、上記の傾向が強い。
・日米安保反対、自衛隊解散・・・と言っている人でも、「ソ連が進行してきたら
　国連軍に助けてもらう。危なくなったら海外に逃げる。」とか言い出す（えー。）

本来「左寄り」というのは「今までの慣習や体制に捉われないで、自国の為に
新たな方法を模索し、採りいれていく」ハズだったんだけど、いつの間にか、
　右寄りの人　＝　ちょっとでも愛国心を言う人、軍事について話せる人
　左寄りの人　＝　無政府主義的で、軍隊全否定、でも平和主義者にも見えない人
みたいな事になっていて、目が点状態に。

自分としては、何でも民営化・公共事業否定だと、社会的弱者にはより厳しくなって
結局は社会的不安が大きくなるので（今の北海道が近いかも？）、政府の市場介入や、
社会主義的な施策（公共事業や技能取得も含めた保護制度）は、絶対に無くしては
いけないと考えています（だから左寄りなんです。）が、同時にその対象は
「日本の国籍を有する者」に限定すべき、経済難民なんて論外と思っています。

こう書くと「外国人差別だ！」と言われそうですけど、その代わり外国人には
「日本国民が果たすべき義務」を負わせない訳ですから何がおかしい！って話です。
（そういや、ヨーロッパの各地で移民絡みの暴動が起こっていますが、
何故かTVニュースでは殆ど放送されていないようですね。気のせいかな？）

話はまた軍事ネタになりますが、ソ連が崩壊した直後のこと。
独立した小国に核兵器が残されましたが、どの国もそれを廃棄する事も、
ロシアに引き渡す事も拒否しました。CBSテレビのインタビューに対して、
政府関係者がその理由を話したんですが、「この武器を使ってロシアを攻撃する
意志は無い。しかし核を保有している限りは、ロシアをはじめ大国が交渉の
テーブルに着いてくれる」という理由でした。ソ連が崩壊するまではワルシャワ条約
機構軍で首根っこを握られていた国々なので、至極真っ当な話に聞こえます。

一方、日本の自称リベラルな人等は「軍事力に一切頼らない平和を！」と言いますが、
ならばこそ鳩山某氏みたいな、外交にもろ悪影響を及ぼしそうな失言野郎には
断固抗議すべき！・・・だと思う訳ですが、今のところ大半はスルーみたいです。
（軍事力に頼り切って、外交を疎かにする政府があったら、確かに無能と思いますけどね。）

何か書いてて腹立ってきたので、リンク先は（口直しとして）千歳救難隊にしますｗ